2008-08-27

ひきこもりの季節

ドイツはすっかり秋の気配。って、もう冬の足音すら…!?
太陽がすっかりお目見えしなくなった今日この頃。そろそろ、「ひきこもり週間」が始まります。

外は寒いし、暗いし…でも、ちょっとキャンドルの灯がロマンチックに見える頃、kojisatoの仲良いドイツ人は大抵「ゲーム大会」に盛り上がります。

"Spielabend"(ゲームの夕べ)…コンピューターゲームが主流な昨今、アナログな盤ゲームに盛り上がるドイツ人、kojisatoは結構好きです。

「類は友を呼ぶ」とでもいうのか、kojisatoの回りには「パーティーしようぜ!いぇ~い!」とか「ディスコで盛り上がろうぜ!いぇ~い!」というタイプがいなくて、マッタリタイプがほとんど。

ニコルとモニク(kojisatoの部屋に以前住んでいた!)と一緒にキッチンのテーブル囲んでゲーム大会。って、この時にちょっと手を伸ばせるスナックとかは必須で、またそれがクリスマス前に一段と体を大きくする原因なのですが…(汗)
上の写真は"Siedler(開拓民)”というゲーム。ちょっとした戦略力が問われる、運と頭脳ゲーム。最初に陣取った場所から道と開拓地を広げ、町を作ります。町を作るのに必要な材料を集めるため、他の人に交渉を持ちかけてみたり…と。これまた、意外と時間のかかるゲームで、最長3時間以上熱中していたことも。なんだか、ゲーム大賞のようなものを1995年くらいに受賞したらしく、往年のヒット商品。

お次は"Hexentanz(魔女の踊り)"
ダイヤモンドゲームのコマが全て黒くなって、その底に自分の持ちコマの色(魔女)が隠れている。スパークリングワインを飲みながらほろ酔いにゲームを進めると、段々自分のコマの行方が分からなくなる…。途中からニコルがkojisatoのコマを動かしはじめて「これ絶対kojisatoの!」って言い合いながら単純だけど、結構盛り上がったゲーム。最後はどのコマが誰のコマだか…。もっと酔ったら、もっと楽しくなったかもね。

そして最後は"cluedo(クルード)"
ある日、伯爵が殺害された。何処で、が、で…この3つを推理するゲーム。手持ちにはそれぞれ、シロな物証。相手のカードは明かされず、推理の考察を述べて、その中で一つでも自分の持ち手のカードが間違っていると証するものがあれば、こっそり教える。kojisatoが早々にバラしたので、2回戦。

と、そんなこんなで時刻は深夜。盤ゲームって日本だともう時代遅れなのかな?たわいのないことで真剣になれる「大人」がkojisatoは大好きです。テーブル囲んで、ちょっとムキになったりとかして。でも、後腐れがないから良いね。これからますます暗く、寒くなるほど”Spielabend”の集合頻度が上がりそうです。