2008-09-29

Mission in "PANDible"7 クルミを求めて…

Pa-pandaが道端で拾ったクルミが美味しかったことから、近くの公園で「くるみ狩り」をしようという案が!

その前に大学の雑事でロストックに来ているA姉さんとお茶したり、町をブラブラしていたら…すっかり夕暮れ時に(汗)
クルミを集めることを諦めて、スーパーで購入。kojisatoの本棚に眠っていたPASTAの本から発見したレシピを試してみることに。

それが、クルミ・トマトソースパスタ(レシピは写真をクリック)。

見た目、ボロネーゼみたいだけどコレ全部クルミ!
クルミって、OMEGA3というドイツの健康ブームで囁かれる“健康にいい油”が摂取出来るらしい。このOMEGA3、成人病の予防に効果的で、血行を良くして動脈硬化などを防ぎ、脳細胞の膜を柔らかくして記憶力を高めるらしい!さらには、中性脂肪を減らすとあってメタボなkojisato&Pa-pandaにピッタリ。

先週のスーパーの広告の品で買った“Lemoncino“というイタリアのレモンのクリームリキュール。コレ、kojisatoがイタリア旅行をしたときに惚れた逸品。

そして、ErdbeerさんのBlogでも紹介されていた“Wall-E“を鑑賞。ドイツでは公開2週目。Pa-pandaの裏技でHome Cinema:-p

ディズニーの映画は、最後のテロップまで見るべし!
最初から最後まで、細かいところまでストーリー性が隠れていて、展開は見えているけど思わずホロリ。

子どもだけじゃなくて大人もたのしめるファンタジー。そのメッセージはナカナカですよ。

言葉が少ない分、想像力を掻きたてて、「アレはこんな意味を含んでいるよねぇ」と、翌日まで話題になった名作でした。

2008-09-28

Mission in "PANDible"6 Relaxウィークエンド

夢の一夜が明けて…kojisato&Pa-pandaがしたことは?

「誰か私たちを駅まで連れて行って下さい。」

そう、お城は町はずれの森の中。日曜の交通網は皆無に等しく、前日ロストックからシュレミンまで車に乗せてくれたマルクス&シュテフィーカップルにお世話になることに。知り合って20年来の二人は、本当に素敵カップル。日常はものすごくストレスで忙しいのだけど、今を存分に楽しんでいる感じで。kojisato&Pa-pandaを降ろした二人はさらにHalbinsel Zingst(ツィングスト半島)へ。一応観光組合で働き、ガイドをする身としてお薦めや見所を紹介。

そして、Pa-pandaとkojisatoはRibnitz Damgarten(リプニッツ・ダムガルテン)の港へ。そこに行楽プールがあるのです!


Bodden Therme Ribnitz-Damgartenの波プール、流水プールで流れて、滑り台で遊んで、ジャグジーと打ち水で体をほぐしてきました。

Pa-pandaもkojisatoも、水の中にいるのが大好き。これで前日の食事の摂取カロリーはすべて消費したかな?

帰宅してポストを開けたら、嬉しい便りを2通発見!

なんだかコニーの結婚式をみて、友だちやお世話になった人との繋がりをちゃんとケアしないとねぇ~という気分が高まって、大学が本格的に始まる前に多方に便りを送ることにしました。「ありがとう」と「これからもよろしく」の気持ちを込めて。

もちろんkojisatoとPa-pandaの家族にも。
Pa-pandaが書いた手紙をkojisatoが和訳して、頑張って手書きで書いています。まだ直接会ったことはないけど、顔合わせまで一年切ったしね。Pa-pandaのポイント稼ぎ(笑)


ひょっとして私もお手紙もらえる?と、心あたりのある人は、ちょっとしたサプライズを同封するのでお楽しみに。

2008-09-27

Mission in "PANDible"5-3 コニーの結婚式 その3


披露宴の会場は、素敵にテーブルセッティングがされていました。
ブッフェ式の食事が恒例だけど、新郎新婦の意向でコースメニュー。
気になるメニューの中身は…(koji訳)
前菜
市場直送新鮮野菜のサラダとキジ胸肉のソテー、コケモモ、クルミ、リンゴドレッシング添え
主菜
子牛のソテーとアンズダケのラグー
オリジナルコロッケ
デザート
チョコレートムースのピラミッド、フルーツサラダのバニラソース掛け

あー、もう美味しい!
企画側の計らいでkojisato&Pa-pandaの横にはポーランド人カップル。ポーランド人って、ポーランド人と親しい人(kojisato)にも平等に優しい。話しかけてもらって、楽しくおしゃべり。

食事の合間に誰かがフォークでグラスを叩いたら「注目!」の合図。
新郎新婦の両親がそれぞれメッセージを読んで、デザートも済んだ頃に隣接した他の会場へ。

これもドイツ恒例!?、新郎新婦の生まれてから今までの写真を集めたプレゼン。なんかこういうのを見ると、シンミリ。2人は東ドイツと西ドイツ出身で、もし東西ドイツが統一していなかったら出会わなかったわけで、さらにはちょっとした運命のいたずらで同時期に日本にいたことがあったりとかして…。きっと本人にとっては「はずかしーー!!!」写真が続出したけど、ますます共感持ってしまう。

そんな新郎新婦が、これからもずっと一緒にいれるかどうか…
新郎ヤンペーターの弟が中心に作ったTV番組“Wer wird Millionär“をパクった本格的なゲーム。結婚50周年は「金婚式」というのは有名だけど、実は「木綿」(2年)「木」(5年)、「バラ」(10年)、「ガラス」(15年)、「陶器」(20年)、「銀」(25年)、「真珠」(30年)と続くのです。正解が出たら、次の質問へ。解答に自信がなかったら、ジョーカーを4回使える。ジョーカーは観客1人に質問、50:50、電話で誰かに質問、観客全員で拍手で決めるの4つ。
コニー、第一問目から間違える(汗)

まあ、それは水に流して、もう一度やり直し。無事、金婚式まで一緒にいられそうだね!となったところで、一同外へ…



披露宴のフィナーレは、打ち上げ花火と打ち上げちょうちん。ミニ気球と言ったほうがいいかな?これがなかなか飛ばず、ようやく飛んだら、木に引っ掛かった!

大事に至らず、再び会場へ。

まずは恒例の新郎新婦のワルツが披露されて、後はOPEN ENDでDJの音楽に乗ってダンス・ダンス・ダンス!

って、踊れないkojsiato&Pa-panda、頑張って踊りました。

うーん、今後の2人の課題はダンス。来年まで練習する機会があるのだろうか。

深夜1時30分、まだ盛り上がる会場を後にベッドにダウン。この日は、城の中で一泊したのでした。
結婚式も無事終了。新郎新婦は、バリに新婚旅行。いいなぁ~。

Mission in "PANDible"5-2 コニーの結婚式 その2

自由時間の意味は?

ーーーー>>>新郎新婦のPhotoshooting!
Pa-pandaがココでちょっとした縁の下の力持ち。左に写るはPa-pandaの手。
そこで、シュトゥットガルトから来た家族と仲良しになりました。新婦コニーとは友だちのkojisato。でも他は誰も知らないもんね。ここで欧米文化特有の「社交力」が問われるわけで…こんな時、ネコの話だけで1人で盛り上がるPa-pandaはすごいな…とある意味感心(kojisato,SmallTalkが苦手)。
ゲストはそれぞれに写真を撮って、これまた一人一人メッセージを残して、新郎新婦の手元に渡るシステム。子連れのゲストも多くて、メッセージのお絵かきもまた可愛い。とってもオリジナルなアルバムになりました。

集合写真後、披露宴のメインになる食事まで再び“自由時間”。

お城に長く住むお爺さんが、ガイドをしてくれることになりました。

樹齢600歳のオークが立つ庭の庭園は広大で、さらにはお爺さんの昔話が混じり、お腹ペコペコ。夜半はやっぱり冷えるから、ちょうど良いタイミングで会場へ。

クラッシク音楽がBGMの会場は…?
「コニーの結婚式 その3」につづく

Mission in "PANDible"5-1 コニーの結婚式 その1

kojisatoにとっては2度目の教会婚の参列。Pa-pandaにとっては生まれて初めての体験!カトリックではなくプロテスタントの式は、意外やものすごくカジュアルな感じで、新郎新婦の馴れ初めなんて神父さんが紹介。

どうやら2人の出会いはインターネット。初めてのデート(顔合わせ)で日本庭園に行く予定が大雨でしかも休館日。近くのカフェで8時間、オシャベリをしたらしい。2人の趣味はゴルフ、読書。お互い本を読み聞かせすることもあるみたいで、新郎のヤンペーター、なんとハリーポッター全巻をコニーに読み聞かせたとか!Wow!

いつもカジュアルなコニーが白いドレスに身を包んで、フェミニンな髪型に、化粧。はぁ~、女の人は本当に変身出来るよね。コニーの両親とも仲良しなkojisatoだけど、コニーのママもおめかし。最初、全く識別出来なかった(笑)

あっという間の教会婚の後は、車でSchloss Schlemmin(シュレミン城)へ。
同乗させてもらったのは、仲人のマルクス&シュテフィーカップル。オシャベリなkojisato&Pa-pandaと、2人とも日本に行ったことがあることから、話題もはずんで楽しい旅に。
並木道を越えて見えてきたのが披露宴会場になるシュレミン城。

kojisato、結婚式は2度目。披露宴は3度目。だけど毎度、段取りが分からなくてオドオド。今回はプレゼントを渡すタイミングが分からなくて、二人でオドオド

まずはシャンパンで乾杯!

ケーキ入刀までの雑談タイム。ようやく、数ヶ月前からこの日を待ちわびていたkojisato作のウェディングベアのお披露目の時が…って、箱のままとりあえずプレゼント用のテーブルへ。ドイツの結婚式、金一封に加えて、贈り物が本当に新郎新婦のことを考えて選んだのだろうなというものが一杯。地元のジャムやソーセージの詰まった籠。新婦コニーと同じ名前の主人公が登場する本。そうそう

金一封もカラフルなユーロはこんな↓デコレーションがされてます(日本人kojisato,なんとなくバチ当たりな気がする)。
ケーキ入刀の前に出されたチョコレート。ロストックでちょっと人気なチョコレート職人の逸品。Pa-pandaとパクパク。早速、チョコレートでお腹一杯に(汗)

さて、昼食抜きでようやくケーキにありつけて、ここでまた“自由時間”。集合写真までお城の周りを散歩することにしました。

「コニーの結婚式 その2」につづく

2008-09-26

Mission in "PANDieble"4 餃子をいつつ

朝寝坊の金曜日。昨日就寝したのが深夜2時過ぎだからね。

特に大きな予定もなく、kojisatoはPCに向ってお仕事。

Pa-pandaは、日本語の勉強。

前回、「日本語教師の会」に参加したときに紹介してもらった
「エリンが挑戦 にほんごできます。」シリーズ。

イギリスから日本の高校に留学したエリンを主人公に場面が展開する、イマドキの日本を紹介した教材。

特徴はDVDを利用して視覚的に最新の日本の日常文化を見れること。携帯電話のチャプターとか、kojisatoにも「えぇ~!」なんていうシーンがあったりとかして。

まだ一通り見ていない教材なので、まずはDVDを流しっぱなしにしてみました。

ファーストフードのチャプターは、注文の方法。

「ハンバーガーを1つください。」

ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ…

日本語の数え方は、どの生徒さんも混乱に陥る地点。(その分kojisatoは楽しんでいたりとかして)

大人しくDVDを見ていたPa-panda。

P「ハンバーガをひとつください」

DVD内で先生役の「ほにごん」に続きます。

ひとつ、ふたつ…まではOKなのです。

それが画面にハンバーガーが5個並ぶと

えぇっ!!!!

なんで5は「ご」なのに「いつつ」なのか…と混乱。

日本語には漢語と和語があるからねぇ~。そこを「ナゼ?」で立ち止まっちゃうと、言語史からその背景を掘り起こさなければならないから、本当に侮れません、日本語。

さて、半ば放置プレイは続いていたのですが、Pa-pandaとkojisatoが会うとき恒例の「調理実習」を。

今回は「餃子」

ポーランドにもPierogi(ピエロギ)という、餃子に似た食べ物(というか、中国から伝来しているから根本は同じ)があって、Pierogi好物のPa-pandaとしては気になる逸品!

材料を買いに行って、4時から調理開始。

食卓にありついたのが8時!

たかが餃子、されど餃子。皮作りで3時間も要してしまいました(時間のある人は写真をクリック!)。


もうちょっと遠くまで歩けばアジアショップがあって、餃子の皮が売っていたのにねぇ。

ということで、気付けば遅く始まった今日は餃子作りでその大半が過ぎてあっという間に一日が終了。

実は明日、友だちの結婚式に参列します。

友だちコニーは、kojisatoの先生でもありました。彼女がいなかったら、kojisatoもロストックで勉強していなかったんだろうしね。

教会の式に参列した後は、披露宴へと向います。もちろん、宴は深夜まで続くわけで…

一泊二日で、kojisato&Pa-panda一緒では初の結婚式参列です。

Mission in "PANDible"3 Pa-panda、OLになるの巻

Pa-panda放置プレイ2日目。

実は午前中にkojisatoは月一の観光組合での打ち合わせ。

毎度のことですが、在宅で監視の目もないこの地道な仕事(=翻訳)は、ツイツイ目の前にある他のことになおざりにされて…結局今月も、打ち合わせ数日前から自分を追い立てて仕事をするはめに。

こう、なんで成長しないのでしょう(-_-)

ということで、なんとか出来上がった仕事をかかえてkojisatoは事務所へ。Pa-pandaには、”OL業”の指令を与えました。

それが…コピー!

今年度も、Japan Foundation(国際交流基金)の教材贈呈の申請に通りました!!!毎年はもらえないこの寄付だけど、kojisatoがVHS(市民大学)で仕事をするようになってから2度目!これで、業績を残せるわ:)

その教材、もちろんkojisatoの私物にはならないので、コピーすることに。

昨日だけで、本を丸々4冊ほどコピー(=一番単調で退屈な仕事)をPa-pandaに押し付けちゃいました。

そして、お昼はPa-pandaの「楽園」。Mensaこと学食へ。

ロストックの学食は、ドイツでもトップレベルに美味しいのです。それを「グルメだ!」と喜ぶPa-pandaには楽園のMensa。腹ごしらえの後は…

ちょうど3ヶ月目の誕生日を迎えたMadita-Sophieのところへ。

やっぱり女の子。オシャベリな彼女は、顔つきもしっかりしてきて前回よりさらに笑うようになりました。
束の間の癒しの時間を、ママMariaが妊娠中に買ったけど不味くて飲みきれなかったジンジャーティーを2人で「うめぇ~、うめぇ~」と頂いたあとは…
Pa-panda、再びOLに。
kojisatoは、プライベートの日本語へ。

これで今日が終わるかと思いきや…

ミニシアターで日本の映画を上映するということで、生徒さんも一緒に行ってきました。

「蒲田行進曲」(1982)

わがままな映画スターで”ジャイアニズム”の強い銀四郎と、子分の安、そして銀四郎の子供を身ごもった売れない女優小夏。銀ちゃん(銀四郎)のワガママで、安は小夏と結婚することになり…

もうセリフが臭くて、演技も臭くて…

「キャデラックだぞ!キャデラックに免許なんているか!」

とか

「俺の背中に孤独のコの字が見えないか!」

もう、ハチャメチャ銀ちゃんの迷惑振りと、それになぜかまともに振り回される安や小夏がまたバカらしいけど、見ちゃうんだよね~。Pa-panda、大爆笑。

最後のテロップで、かなり有名どころの名前が並んでいたけど、kojisatoが2歳だったころに上映された作品全然分からなかった。でも、昔の映画制作現場って活気が溢れていたんだろうなぁ~と。

この前ドイツ映画が「複雑陰鬱」なんていったけど、この時代の日本映画は「人情悲喜劇」

そんなご機嫌気分なまま、映画館で合流した”まさグマちゃん”ことマサちゃんとMOMOでテキーラーを…

何杯ひっかけた?

ということで、盛りだくさんの一日は深夜1時過ぎにお開き。
ちょっとユッタリ過ごす今日。Pa-pandaが今回ロストックにやってきた一大ミッションの準備です。

2008-09-24

Mission in "PANDible"2 放置プレイ

Pa-panda、無事ロストックに到着。

実はkojsiato立て込んでまして…早速の放置プレイ。

様々なミッションを抱えてきてやって来た彼ですが、早速一つ忘れてきた。

自家製ヲッカ!

Pa-pandaの実家(というか、ポーランドの一般家庭!?)は、スピリッツ(アルコール度98%!)を利用して自家製ヲッカを作るのです。kojisatoお気に入りの”ハチミツレモンヲッカ”が…

でも、一番大きなミッションは忘れずに持ってきてくれました。それは…

他のことを今日は書きたいから、まだ秘密!(笑)

今回、およそ3ヶ月振りの再会。実は3ヶ月も顔をあわせていなかったのは付き合い始めて以来、初めて!!!

気付けば3周年記念も過ぎてしまったので、遅らばせながらも3周年記念ギフト(って、自分たちにだけど)を開封!

それが、こちら↓
ヴィースバーデンのキッチン用品店で発掘した、「くるみ割りリス」!

ちなみに、実験台に使われたクルミはPa-pandaと寮に向う道すがらに木から落っこちてきたもの。

来年は、一緒の家に暮らすという前提で家財道具まではいかないけど、ちょっとしたモノ。一緒に買い物に付き合ってくれたチグ姉さんの反応はイマイチだったけど、どうでしょうか?

口を前回にあんぐりした図がかなりリアルでうける:)

そして、昨日買い物に出たときに鍋の火を消したかどうか心配になって、待ち合わせの場所目前で引き返してきた(どうやらちゃんと火は消したらしい)カレーが今日の夕ご飯。ワインはウィーンのリエッチ&ゆりっぺからのお土産。最後の一本、美味しく頂きました。ありがとう!

このカレー、カレー粉から作った本格チキンカレー。何度か披露したことあるけど、そういえばPa-pandaは食べたことなかったので。レシピは恒例、写真をクリック!


放置プレイの理由は、明日、月1の観光局での打ち合わせがあるからです。なんだかんだで、朝から夜まで盛りだくさんな一日になりそうで、放置されたPa-pandaは一番上にあるナゾな生き物の落書きをして、マイペースにくつろいでいたのでした。(本人曰く、ブタとチョウチョの子だそうな…)

Mission in "PANDible" 序章

只今、Pa-panda移動中。

kojisato、迎え入れる準備が全く出来ていません!!!!

あー、初めてPa-pandaがロストックまで遊びに来てくれた時は、冷蔵庫を食べ物で一杯にして、掃除して、ちょっとフェイスマスクなんてしちゃったりとかして…と健気だったのに

冷蔵庫は空。洗濯物干し台が部屋の中央を占拠し、机上は現在取り掛かっている仕事の山。

って、その「仕事」、明日が月1のミーティングなのに終わってない(泣)

朝起きたままの恰好であるわけで、髪もボサボサ。

昨晩(もはや日付は同じなのだけど)、後味の悪い映画を見た後はどうも寝つきが悪く、これから出発するPa-pandaからの電話で起床(6時30分)。

今日はどうしても9時キッカリと10時キッカリにPCの前にいなければならなくて、二度寝ならず。

0.01秒の戦い、Uniスポーツコースの申し込みの乱'08の火蓋が本日9月24日9時00分に切られたのです。

アドレナリン分泌のトリコになってしまったkojisato。気付けばフィットネス歴3年。時々サボったりしているので、それが「継続」と呼べるかはわからないけど、学期中は「規則正しく」をモットーに、大学→日本語→スポーツのルーティングで生活します。

フィットネスコースの申し込み…それは「乙女の激戦区」

9時開始のネット申し込みの勝負は1~2分で決まります。

8時55分から、ブラウザーの更新ボタンを押しまくり(笑)。

きっかり9時に「予約受付」の緑のランプが点灯したらGO!!!!!

9時1分に申し込み完了。それでも、kojisatoは11番目!(確か定員は25人)

同じく、10時から申し込みが始まるコース。こちらは、初体験のコース。"Aqua Jogging"に登録してみました:)

息切れ切れで、朝から大興奮。

振り向けば…荒れた部屋がある(大汗)。

これからお掃除。

今回、様々なミッションを抱えてやってくるPa-panda。毎度のことながら、盛りだくさん(ネタ豊富)な1週間になりそうです。"Mission in PANDible"と名づけて、kojiczuk日記の始まり!

2008-09-23

夜中にしてはならぬこと…

ドイツのテレビは深夜に良いドイツ映画を放映することが多い(しかも、CMなしのノーカット)。

「良いドイツ映画」というのがクセもので、ハリウッドのような単純明快ではなく、まさに

「複雑陰鬱」

オリジナルタイトルは"Elementarteilchen"(2006)
邦題は「素描子」。

主演のモーリッツ・ブライプトロイは、他有名ドイツ映画に多々出演しているから知っている人も多いと思う。狂った役が上手な彼ですが、今回もニヤリ具合が怖いです。怖いというのは、その人間の「狂気」な部分。

かいつまんで、その内容は…

両親から育てることを放棄された異父兄弟の話なのだけど…(かいつまみすぎ?笑)

とにかく歪んでる。

現代社会と現実にドイツが抱えている社会問題も背景にした、全体的にトーンの暗い作品。

もちろん、後味も悪い。

近代映画に始まったことではなく、基本的にドイツで巨匠と呼ばれる人たちの映画だけにとどまらず、文学作品も基本「主人公が歪んでいて、後味が悪い」

でも、その後味の悪さに魅了されてしまうkojisato。パンドラの箱を開けてしまう感じだろうか。

明日は絶対に早起きしなきゃいけないのに…(泣)

TVは続けて、新たに気になるドイツ映画を放映。どうやらベルリン映画祭出品作品を立て続けに放送しているみたい。気になる…

さすがに、深夜3時近くまでズドーーーーンと1人でどん底まで引き落とされたら、朝気分良く起きれなさそうなので、今日はこれにて。夜中に「良いドイツ映画」はお薦めしません。

では、おやすみなさい。

2008-09-21

MyブームならぬOurブーム

遠距離カップルがすること…

電話

Skype


SMS(携帯のショートメッセージ)


メール


手紙


思い焦がれる(爆)


そして、Pa-pandaとkojisatoの間で密かにブームなのが…

カラオケ!

You Tubeで歌のタイトルと"Karaoke"と入れれば、あるある!

最近、英語の勉強が寒さで(!?)冬眠状態に入りそうだったので、ちょっと視点を変えて、まずは英語と仲良くなることに。ポイントは「英語で話してみたい!という気持ち」

Playlistにはすでに30曲以上。

遠距離だから(?)、歌の開始がずれてPa-pandaの声が「森のクマさん♪」状態になったり、

すでに原曲が???なPa-pandaの音痴っぷりにkojisatoは、マイクから笑いが漏れないように必死に堪えます(横隔膜ねじれそうなくらい!)。

ちょっと、誰かに見られたらかなり恥ずかしいMyブームならぬOurブーム。

ところで、Amy MacDonaldの"This ist The Life"をスラスラと歌える人がいるでしょうか?これを最後まで歌うことが、最近の目標。


舌噛みそうです:p

やっぱり、遠距離でカラオケも限界がある(笑)。

ということで、水曜日はPa-pandaと一緒に"Karaoke Abend(カラオケの夕べ)"。

とあるミッションのため、Pa-pandaがロストックにやって来ます。
ちょっと”予告ちっく”に、今日は〆:)

2008-09-20

心機一転

今日は、IKEAの買い物袋→一杯の”紙”を捨てました。

あーーー、すっきりした!

窓を磨いて、新しいプリントを待つ空のファイルを見ると俄然新学期への意欲が出ます。

部屋の装飾を秋模様にして、明日から心機一転新学期の準備です。

「窓を磨くと、雨が降るよ…ケケケとニコルに予言されたけど、明日も晴れますように。

曇り一点ない窓からは、綺麗な夕焼けを拝めました。

2008-09-19

ドイツ語が解る楽しさ


Karl Valentin(カール・ヴァレンティン 1882-1948)は、バイエルン出身の寄席芸人。

20世紀初期に人気を博した彼の作品は、地元バイエルンに留まらずベルリンやウィーンでも公演されました。彼の(特にこの当時の寄席芸)の醍醐味は「言葉遊び」。

ドイツ語ならではの単数形と複数形。関係代名詞を利用した関係文に仮定法…ドイツ語を勉強したことがある人は、"Deutsche Sprache, schwere Sprache (ドイツ語、難語)”という決まり文句のごとく悪戦苦闘、泣かされたことがあることが多いことかと。kojisatoは今だにコレにアタマを抱えます。

そんな難解な部分も、ちょっとした遊び心でアレンジすれば笑いを誘う「言葉遊び」に!

今日は"Komischer Salat(おかしなサラダ)"と題された、Karl Valentinの小噺代表作を集めたお芝居を見に行きました。

スポンサーはモニ・ママ。kojisatoのロストックのお母さん:)

彼女の友人ジグリットをお誕生日にこの劇に招待したついでに、kojisatoにも声をかけてくれました。

Bühne602という小さな劇場は、役者と観客がまさに目と鼻の先の臨場感を味わえるアットホームな場所。ここでは主にコメディが上演されて、なかなかドイツらしい作品を味わえます。

港沿いにある劇場に行く前に、同じくヨットハーバーを見渡せるイタリアンで腹ごしらえ。

さて、"Komischer Salat”、上に書いたようにドイツ語が解るから面白い!という部分が他出。ドイツ人にとっても時々、上の関係文とか仮定法とか難しいのです(ホント)。そして、kojisatoが暮らす北ドイツは、バイエルンの独特な文化や訛を面白がる(というか、バカにする)面も少なからず、革張りのズボンとバイエルン独特の帽子姿で登場する役者さんに笑いが出たり…昔ならではの喜劇ならではで、役者さんがギターやピアノを披露して、舞台を進めるのも「黄金時代」といわれたドイツの大衆文化絶世期ならでは。kojisatoは個人的に、この時代の作品が好きです。かの有名なブレヒトとかも、この時代。

これはドイツで暮らして、ドイツ語が多少は分かる人にしか味わえない醍醐味だと思います。kojisatoも昔は解らないことばかりだったけど、こうやって年齢層の高いほかのお客さんに混じって爆笑出来るっていうことが、なんだか来年ドイツを離れることが勿体無いと思わせました。

kojisatoのドイツ滞在も残すこと1年になっている事実を聞くと、目を潤ませて、なんとかkojisatoがドイツに留まれないかと聞いてくるモニ・ママ。思わず気持ちが揺らいじゃうよ。

女3人、美味しいご飯にワインを楽しんで、大笑い。素敵な秋の夜長でした。

2008-09-18

上手くいきそうな予感

           

今日はkoji家のお話です。

さて、今回も皆様の”親指パワー”に支えられて試験無事終了。

その実態は!?

10時に教授と約束したのに、教授来ず…。

時間厳守というか、小心者のkojisatoはいつも時間に余裕アリアリで(というか早すぎるくらい)試験とか待ち合わせの場所で待つはめになることが多いのですが、さすがに試験開始時間になっても教授が来ないのは焦る!(汗)

秘書課に行って、

「今日は、2008年9月18日木曜日ですか?」

と、思い切りテンパった質問。

秘書の方に教授の家にまで電話をかけてもらったところで、教授登場。5分遅刻。

「あー、ゴメン、ゴメン」

って、試験を受ける側は緊張の絶頂で心拍数上がっているのに(><) そんな教授の後ろめたい気持ちもあったのか、とーーーーーっても優しく口頭試験が進みました。
1.7(優良)=>合格!

さらば、2008年夏学期!

残すは論文1本とプレゼン1本を来る冬学期に片付けて、ついに卒業論文作成!

その話はさておき…

久しぶりにkoji家に電話しました。

思いっきり割愛しますが…kojisatoの実家koji家は、ここ数年、占い師(なの?)細●×子さんの「大殺界」のような状況が続いていたのです。今は「中殺界」くらい?

それが、すこし前進が見られ内心本当にホッとしました。結論から言えば、koji父が職場復帰。色々と自堕落になっていた時期があったけど、やはりkoji父くらいの世代の人は「職がアイデンティティ」。久しぶりに本人から嬉しそうに現在の仕事の近況をしてくれました。杖なしで歩けるようになってから、殺伐としていたリビングがようやく再びリビングとして復活☆

kojisatoとkoji父の関係は、チョイ複雑なのですが(ここも割愛)、Pa-pandaの存在がそこで良い潤滑油になっているような気がします。

来年、Pa-pandaと「初・対面」をする時は居酒屋に連れて、それからカラオケに一緒に行きたいらしい。

心なしかkoji母の声も明るかったです。

さて、上の写真…

左は、koji家のアイドル「ポン太」(♂)

kojisato(♀)が渡独して、代わりに「息子」としてkoji家にやってきました。すーーーーーんごく、オバカだけど可愛い。って、kojisatoが実際に接したのは2回だけだけど、憎めないヤツ。自慢すると、TV出演したらしい!:)って、誰が見るのか深夜放送。変わりネタの犬を紹介するらしい番組。そのネタとは!?

自分の尻尾を噛んで、グルグル回るの術!
(ストレスじゃないです)

シャイだけど友だち欲しくて他の犬にワンワン吼えたら、「一喝」されてビビッたり、桜の季節になると散る花びらを一生懸命前足で捕まえようとしたり…カミナリの夜は怖くて、一番人気のあるキッチン近くのドアで丸くなっていたらしい。koji家で一番素直なヤツかも。

今日本の携帯電話のCMでホワイト家というのが流行っているんですよね?あーーー、解る。その気持ち!

そして、左はkoji母念願の蜜柑の木。

結婚のサプライズ仕掛け人(当事者だけど)として、家族の写真が欲しいから送って!とkoji母に頼んだら、コレが来ました(大汗)

「いつか蜜柑を孫に食べさせてあげられれば…」なんて文末にあったけど、

koji家、kojisatoもkoji妹も家を出ていて(二人姉妹)、柴犬が長女(長男)になって、蜜柑が孫になってます(笑)

何はともあれ、チョイ複雑家族ではありますが(まあ、どこの家でも色々あるだろうが)来年の帰国が楽しみになってきました。

なんだか太陽も出てきたし、大学の講義開始の10月15日まで有意義な時間を過ごせそうです。

2008-09-16

束の間の休息

昨日は、同居人がまさに鬼気迫る勢いで勉強していた科目の試験日変更が分かり腰をフリフリ喜びの舞を披露(かなり真面目な彼女だから、コレを見れるのは本当に珍しい)
あ、もちろん日程が延びたということ。

kojisatoも、昨日判明した試験の結果でご機嫌。

ということで、2人で気持ちよくモニクのお誕生日をお祝いできることになりました(笑)

前夜から冷蔵庫で眠っていたのが、上のレモンクリームチーズケーキ

生クリーム1リットル!!!!!

2人とも、ずっと立て篭もり状態で日々の喜びが「食」となっているので、もうモニクを喜ばすのに大張り切り!

キャンドルにローソクを灯して、何も知らずにドアをノックしてきた彼女の前に!

Happy Birthday♪

あー、我ながら上手い演出だった(と、2人で自画自賛)

kojisatoの口頭試験の日程は変更なしで、やはり明日決行なのでまだまだ気が抜けないけど、昨日は束の間の休息。

ケーキを食べてから、皆で"Dr.Haus"を見ました。
アメリカのドラマが大好き(一部マニアな…)ニコル。そんな彼女の一押し!

かなり性格がクセモノだけど、腕は確かな医者Dr.Haus。
それに振り回される人たち、Dr.Hausにしか解決できない難病奇病をもった患者たちで繰り広げられる病院モノドラマ。


医療関係のドラマは、医学生と見るのが一番!(笑)

専門用語の多いセリフに、すかさず質問。

登場人物全員が首をかしげる奇病に、ニコルの見解。
それが当たるとヨッシャ!と喜ぶのは医学部ならではですなあ。kojisatoはお口ぽか~ん…

医学をこれから勉強しようとは思わないけど、健康マニアとして興味はあります。

だから、一緒にお茶をしながらとか食事の時とかに、色々医学知識を伝授してもらっているのです。(って、左耳から右耳に流れているけど…)

医学部生は絶対に一般学生より脳ミソの要領が大きいに決まってる!だって、そんな試験範囲と日程あり得ない!!!!と愚痴るkojisatoに、全ての人間の構造は平等だと諭されました。
(注)ニコルはkojisatoの5歳年下。

イヤハヤ、脳ミソの使い方ですね。バカとハサミは…みたいな。

試験日が延びたといっても、実は来週から別の実習(修了試験あり)や他の試験が控えている医学部ニコル。

うーん、やっぱり医学部生は脳の構造が違うような気がする。

kojisatoの脳は、そろそろ限界。明日で開放されるのを心待ちにしているのです。

貰うアリガト。贈るアリガト。

まずは先日受けたSozialpsychologie(社会心理学)の試験結果が出ました!

2.7(良)=>合格。

あー、これで肩の荷が一つ下りた。後は木曜日に控えるメディア教育論の口頭試験で、2008年夏学期の使命は全て遂行したことになるわけ。心置きなく、冬学期モードに入れる:)

そんな中、日ポカップル仲間のちぇこたんから、有難い差し入れ。

ちぇこたんとは、mixiの日ポカップルコミュで知り合いました。まだリアルで会ったことはないけど、「ペンパル」です:)

最近、2人で話題にしていた"Kasztanki”というチョコレート。コレ、kojisatoがポーランドで一番美味しい!と一押しのチョコレート。"Kasztanki”は、”栗”。日本の栗とはちょっと違うけど、秋になると散歩道とかに転がっているのです。その栗の形をしたチョコレートとの出会いは、一度お邪魔した友だちの友だち宅(つまり、kojisatoにとっては初対面)。テーブルの上に、このKasztankiが山盛り。

「美味しい~!!!」

と、kojisatoほぼ1人で完食(大汗)。

ヤメラレナイトマラナイ。禁断のチョコレート。

そして、その兄弟仲間になるチョコレートに、冬が近づくほど(暗くなるほど)火遊びにはまる(!?)kojisatoに可愛いタマゴのキャンドルが同封されていました。タマゴって始まりの象徴だから、縁起良し:)

以前kojisatoが書いた手紙がきっかけで今回の小包。写真の色々な国の言葉でアリガトが書いてある袋も、なんだか嬉しい。アリガト、しっかり頂きました。

そして、今日はアリガトを贈りました。

国家試験も残すところ口頭試験だけになったA姉さん。大学での講義はもう全て修了しているので、今日、学生寮を出ます。これからは、旦那様と一緒に:)年末には、新しい家族も仲間入りでさらに賑やかになりそうだし♪

kojisatoが学生寮に引越してきてから半年、さらにお近づきになった関係。これからは気軽にMensa(学食)やカフェに誘えないのは残念だけど、今までのアリガトの気持ちを込めてA姉さんの好きな"Zupfkuchen”を作りました。"Zupfkuchen"日本語にするのはちょっと難しいかな?その名前の秘密とレシピは、写真をクリック!
アリガトは言われる側も、言う側も嬉しいですね。
最近、kojiczukブログのコメントも増えてきて、とても嬉しいです。ここに遊びに来てくれる皆にも
アリガト。

2008-09-14

国際結婚考


Pa-pandaと話をしていて、ふっと気付いた。

ドイツ語で「国際結婚」ってどう言うの?

どっかで聞いたことがあるのだけど、「国際結婚」という言葉はそもそも存在せず、日本人が作ったって…
その信憑性はナゾだけど、ドイツ(ヨーロッパ)だとココで言う日本人の捉える「国際結婚」はゴロゴロ転がっている。

大陸続きのこの国で、100%ゲルマンな人を見つける方が指南の技だ。

ニコルといつもの井戸端会議。

実は彼女の母方の家族はかつてポーランドの貴族だったらしい。
ポーランドの貴族といっても、貴族にも色々ランクがあって、彼女の祖先はまさにお城に暮らして、召使に囲まれて…という。残念ながら、歴史の流れの中その文書は消失し、ニコル一家はドイツ人になり、そしてニコルはプリンセス・ニコルになり損ねたわけだ。

ちなみに、Pa-panda一家の祖先も貴族だったらしい。上に書いた貴族ランクだと、そこまで裕福な貴族ではなかったらしいけど、もしかしたらPa-pandaだって、Pa-panda王子だったわけだ。ぷぷぷ…(笑)

とにかく、島国日本と違って大陸ヨーロッパはソコが面白い。

話は戻って「国際結婚」について…

kojisatoの電子辞書収録の大辞泉、ジーニアス英和大辞典、独和大辞典によると…

こくさい-けっこん【国際結婚】
国籍の違う男女が結婚すること。外国人と夫婦になること。

参考までに↓
国際:複数の国家に関係していること。世界的であること。

国籍:国家の所属院としての資格。

では、英語では?”International marriage”かと思いきや…
interracial marriage 異人種間の結婚
人種:
  1. 人類を骨格・皮膚・毛髪などの形式的特徴によって分けた区分。(後略)
  2. 人をその社会的地位・生活習慣・職業や気質などによって分類していう言い方。

ドイツ語で「国際結婚」を直訳すると"Internationale Ehe"
そして、英語の"interracial marriage"を直訳すると"Rassenübergreifende Ehe"
ところがドッコイ!ドイツ語では…
Interkulturelle Ehe 異文化間の結婚

と言います。

文化:
  1. 人間の生活様式の全体。(中略)それぞれの民族・地域・社会に固有の文化があり、学習によって伝習されるとおもに、相互の交流によって発展してきた。
  2. 1)のうち、特に哲学・芸術・科学・宗教などの精神活動・およびその所産物。

3つの言語を比較するだけでも、その概念の違いがうかがい知れませんか?

日本人のkojisatoとポーランド人のPa-pandaは、国籍も人種も文化も違うけど、コレと言ってカテゴリー分けされるほど特別だとも思わない。

ただ、国籍も人種も文化も違うから多少の手続きが面倒なだけだ。

kojisatoが日本男児と結婚するとしたら、国籍は同じだけど、出身地によって文化の違いは充分ある。人種だって、島国といえども厳密に見れば、弥生顔なkojisatoに対して縄文顔な人がお相手であれば…

うむむ…。

googleで「国際結婚」を検索にかけてみたら1,710,000件出てきた!

まだまだ「国際結婚、いいなぁ~」、「へぇ~」、「ほぉ~」等々、時に黄色い声援を聞くわけだけど、たまたま一緒にいてデローンって出来る相手がPa-pandaだったのだ。

そんなものすごい偉業を成し遂げたわけじゃないんだけどね。

婚姻手続きや、その他情報を集めようとしたら、出だしから根本的な疑問にブツかってしまいました。

なるほどね。オモシロイ。

追記
ちなみに、上に貼り付けた
「国際結婚ハンドブック -外国人と結婚したら-」国際結婚を考える会・著
他にも色々マニュアル本があるそうです。えぇ~!!!そんなマニュアルまで勉強しないとダメ!?
ソロソロ小出しに、婚姻手続きネタが出てきます。自己流じゃ、ダメかしら。こんなマニュアル本一冊は持たないとダメ?なんだか、「お受験」の気分です。

2008-09-13

今はまだ解決できないこと

ここ数日、なんだか「空回り」ばかりしている気分で、イライラしたり落ち込んだり…。

何か上手くいかないことが一つあると、ドミノ倒しで全てが壊れてしまうような、そんなギリギリの恐怖と内心戦っていました。

当たり前だと思っていた生活が、夢が、希望が、実は一番手の届かない場所にあるような失望。

自分に、それ以上に周りに「ナントカしてよ!」とワガママ且つ甘えん坊なシグナルを発信して。

結果を尚早に求めても、じっくり見極めないと解らないことはたくさんある。

これは長期のプロジェクトなんだから。これから作り上げていくものなのだから。

思いがけないことが起きても、新しいシナリオを楽しめればいいと思う。柔軟に物事を捉えられれば、最悪な展開もチャンスになるかもしれない。

「今はまだ解決できないこと」

先走りすぎて結果ばかりに捉われないで、「過程」である「今」をしっかり積み上げなきゃ。

スーパーに行く道すがらニコルは言った;

「いつかkojisatoとPa-pandaにチケット買って、カナダまで招待するから遊びに来てよ。それまで、ずっと繋がっていようね!」

未来のことは解らない。でも、今の状態から「夢」みてもいいよね。

アレもコレも、実現したいことが一杯で、でもリアリズムになったら突然遠くなってしまった「夢たち」。

夢を見ることは、可能性を広げること。そこからベストを選べが良い。

「夢」に悲しくなってはダメだ。

悲観的に自分を悲劇のヒロインに仕立て上げるのは簡単だけど、スペシャルな毎日にハッピーエンドの自分たちを見つけるほうが、ずっと遣り甲斐があって楽しいよね。

アレもない、コレもない…じゃなくて、アレもある、コレもある。

またちゃんとしっかり一緒に歩くよ、Pa-panda。

※ものすごく抽象的な内容になってしまいました。Blogには基本的に①人を不快にすること②まだ「すっきり」してない悩み過程のこと は書かないようにしています。kojisatoなりにちょっと悩んでいたことがあって、実は色々Pa-pandaと話し合ったり、泣いちゃったり…。ようやく、(現段階で)こんな結論に至ったことを記録しておきます。読んで「???」となった読者の方、ゴメンなさい。コレもまたkojisatoだということで、優しく受け入れてください。

2008-09-12

Backe Backe Kuchen♪


"Backe Backe Kuchen♪”

ドイツの子どもたちが歌う「ケーキを焼く歌」。

これを口ずさみながら、

Apfelbrot (リンゴパン)


と、

Birnenkuchen(洋ナシのケーキ)

を作りました(恒例のレシピは写真をクリック!)。

特にコレという理由はなし。マルコとニコルとkojisatoの3人で、調理実習さながら:)

焼き時間に、またもや"Hexen Tanz"で大盛り上がり!

今週末は、茶菓子が豊富ですわ:)

ちょっとカリカリしていたので、声を大に笑っていたらスッキリ。時間があっという間に過ぎてしまうけど、ラストスパートだぁ!えいえいおー(^o^)/

2008-09-11

小人のパン屋


"Zwergenstübchen(小人の小部屋)”シリーズ。

同居人ニコル所有のレシピコレクションの一つ。

子どもようのレシピ本なのだけど、大人でも楽しい:)

残念ながら、出版社が倒産して絶版になてしまったこの本。


小人たちが、ケーキ作りの過程を読者と一緒に追います。


レシピで作るケーキを決めて、チェックリストを片手に買い物。








レシピを何度も確認しながら、コッソリつまみ食いしながら
オシャベリを片手間に、共同作業。







オーブンの前に、しっかり焼けているかワクワク。

あと10分…ともなると、ジッと焼けるケーキを睨んで…

出来た!





お客さんを呼んで、早速お披露目。


しっかり均等に切らないとね♪



なんだか、ニコルとkojisatoみたいです。明日もこのレシピを参考にケーキを2つ焼く予定:)
当初の目的は、ニコルの両親が「ふるさと便」で送ってくれた大量の洋ナシとリンゴを活用しよう!ということだったのだけど、洋ナシはすっかり食べつくしちゃいました(笑)

2人ともそれぞれの部屋に篭もって、試験勉強中。

とりあえず、ケーキを作り始める時間までガンバロッ!

2008-09-10

酢卵

kojisatoの愛読サイトに「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイトがある。
結構、人気らしいのでその説明はおいておいて…

そこで先週から、黒柳徹子さんへのインタビュー特集がある。
題して


黒柳徹子さん、「窓際のトットちゃん」の作者としても有名ですね。kojisatoが子どもの頃から、ずっとテレビで見ているような気がします。不思議な匂いがします…(笑)

そんな彼女へのインタビュー。初日に酢卵についての話題がありました。

骨密度120%だと自称する、彼女の秘密のドリンク。

御酢の中に卵をまるまる入れて、数日するとその殻がすっかり酢に溶けてしまうのです。つまり、カルシウム!そして、その卵自体もお酢に混ぜて、毎日飲む!

って、「殻が溶けた卵」というのを是非見てみたい!

早速ネットで調べてみたら、作り方がありました。サイトは鵜滑鶏の卵だったけど…ニワトリの卵で早速作ってみた:)ちなみに、お酢は”リンゴ酢”。→「酢卵の作り方」

疲労した時に飲めば回復が早く肉体的、精神的疲労にかかる前に飲んでおけば疲労感を忘れることができます。

高血圧・肝臓病・糖尿病・リューマチ・胃弱症 など成人病に効果があるらしい。


そう、実はこの為に冷凍庫で凍らせてしまったBioの卵を購入したのです。唯一無事だったのが、このお酢に漬かっていた卵。

お味は…

「飲めないことはない(-_-)」

医学部のニコルは、かなり引いてます。

いいのさ。ふん!

作ってしまったので、とりあえず1週間飲んで効果を体感してみます。

他に同記事を読んで、挑戦した人がいるかな…???

【怒】マルチ商法

ロマンチックなネタが続くかと思われた、皆様の期待を裏切って再び日常の日記に戻ります。

突拍子もなく、重要なネタが出たりとかするのでお見逃しなく!


昨日、Pa-pandaのオバアチャンが「鍋セットを買った」と言って帰宅しました。

とある会合に招待されて、そこで披露されたのは「魔法の鍋」

特殊鋼の鍋は、普段料理の時に微量ながらも溶け出す「毒素」というのがなく、健康で料理がなんでも美味しくなる優れもの!

「普通の鍋」で料理をするなんて、「生肉食べる」に等しく危険なこと!

なんていう謳い文句を並べて、会場に集まった客を圧巻させるプレゼンテーター。

論より証拠。ということで、「魔法の鍋」で作られた美味しい料理も食べられます。

参加者全員に配られた抽選クジ

なんと、それにPa-pandaのオバアチャンが当選した。一式6000PLNが4000PLNに!

4000PLN=1300ユーロ


3年かけての分割払い。


って!!!!!!

どこの「鍋セット」が1150ユーロもするのでしょう!
※日本円で20万円近く。

腕の関節の痛みを訴えるオバアチャンに、底1センチ以上の2キロ近いフライパンでどう調理しろと!?

抽選クジは、「その日限りの契約」で有効

考える間もなく、オバアチャン、サインしちゃいました。

その話をPa-pandaから聞いて、即刻契約書を読み直すことと、クーリングオフを薦めました。

オバアチャンにとっては、あとの祭り。

何が許せないって、お年寄りの弱みや不安要素を利用して商売するこのマルチ商法

騙される方が悪い?

でも、相手もプロ。プレゼンテーターの話法も、その場の作られた雰囲気も、一般顧客としてはツイツイその場に流されてしまうということもあると思うのです。

Pa-pandaのオバアチャンは、80歳過ぎ。kojisatoにとって、祖父母という人たちは全て他界してしまっているから、是非元気に長生きして欲しいのです。加齢特有の、リウマチや糖尿病を患う彼女ですが、まさに今回の商法はそこを突いた「汚い手口」だと思います。

実はコレが一度限りでなく、「マッサージクッション」やら、その他調理器具やら…何かの「会合」に呼ばれてはツイツイ契約してしまうオバアチャン。今回は金額が金額で、その「うそっぱち」に腹が立って【怒】の日記になっちゃいました。

ただ、消費者としても「クーリングオフ」とい制度は世界中ほぼどこでもあると思います。

賢い消費者だって、時に失敗はあると思います。そういう時、泣き寝入りしないで、しっかり立ち向かうようにしましょう。

2008-09-09

Exactly ...

3 years ago I went with my sister to the train station to pick her girlfriend up.
At that time I wasn't thinking too much about it, I just came back from Germany, didn't have a very good time there, and had some time at the moment.

When this girl left the train, I didn't look too closely at her, tried to be polite only. As it seems at the moment, being polite ment being strange (butter milk as she keeps saying now!!!) It appears as well that I was a bit too annoying with my conversation - inevitably about Japan. I had been interested in Japan for some time by then and such an occasion to speak to a genuine Japanese girl was very interesting to me.
It seems she didn't like talking about samurai swords and stuff like this too much.

However, later on in the afternoon and evening, we had some good fun. I even ordered her to hide some beers in her purse when we went to a pub so that we could drink them later illegaly inside. Incredible, I have known a girl (a person) for a few hours only and I force her to do embarassing things already. I cannot believe that now! Such a socially inept man. Well, at least I didn't attempt to pick her up.

I managed however to throw her to the FLOOR!!! while dancing but it counts as well :D we went to a Mexican music pub (very nice and interesting - and HOT not to mention sweaty) and we TRIED to dance - it was fun though.

A good tip for some people - fill a girl with : a few beers, at best different brands, at least two. A so called Bad Dog shot - at least two up to 4 and see what happends. Could be interesting.

BAD DOG or MAD DOG shot: you need vodka, raspberry juice (thick and very sweet) and Tabasco sauce.
1. Pour some raspberry juice into a shot-glass (about 1/3 of the glass)
2. Pour an amount of vodka slowly by the rim of the glass (so that it doesn't mix with the juice)
3. Add some drops of real Tabasco (I guess red is the best, I believe however that you could have a nice taste with twice as much Jalapeno sauce) I find 4-5 big drops of Tabasco are ok. Carefull - it is a bit spicy - but it must be to kill the taste of vodka :P (bleee)

drink quickly, go for the next. Tasty!









But back to the romantic story.
We have been together for 3 years, and it has been the best girl I have ever known in my life.
Very smart, hard working and nice - as in "nice person". Polite, calm, fun, funny, sexy, charming, beautiful, interesting, curious, not predjudiced, thinking, likeable, gregarious, sociable.... and and and. Everything a Man could ever need in his life-mate.
But these are not the reasons why I want to marry her and have children with her and live forever and ever with her. It is because I love her. (well I do because of all the things but this is a different thing :D )

2008-09-08

kojiczuk新プロジェクト始動!

それはちょうど3年前。2005年9月9日、異例の猛暑の残暑が厳しい晴れの日…

kojisatoとPa-pandaは知り合いました。

その1年前に語学講座で知り合ったPa-pandaの妹Agata。

ちょっと歳の離れた彼女は妹のような存在で、大学受験を控えた彼女にお守りを送ったり、相談に乗ったり、そんな交流が一年続いて、無事大学入学資格試験に合格した夏、猛烈なラブコールでkojisatoは単独ポーランドへ向ったのです。

窓を開けても、汗だくだくな車内。

スーツケースをようやく車内から持ち出し、降り立ったホームに懐かしい顔と、妙に人懐こい「他人」がいました。

それが、Pa-panda

マイペースにButtermilch(脱脂乳)をテトラパック(1L)から飲み、口の周りが白い彼は盛んに「いいえ、結構です。」と丁重にお断りしたkojisatoにButtermilchを薦める。

日本に昔から興味のあった彼は、友だち再会した感動と話したいこと山盛りな雰囲気に気付かず、ひたすらマニアな日本に関する質問で間に入る…例えば、日本刀の作り方とか。

第一印象は、「空気読めないヤツ」。はっきり言って、悪印象。

それが、人懐こいPa-pandaにツイツイ流されて、情が移って…
(子犬を拾ってしまった心境)

気が付いたら、将来を考える人になって(中略しすぎでスミマセン)

2007年4月28日(四つ葉の日)にプロポーズ

って、ドイツでは(それとも巷では?)プロポーズって、「一年以内に結婚」という意味らしいです。

ってことは、kojisato&Pa-pandaの婚約も「期限切れ」?
イヤイヤ…ポーランドでは永遠の婚約カップルなんかもいるくらい(最長10年)。

kojisato&Pa-pandaは、出会った(同時に付き合うことになった 笑)記念日をもっとスペシャルにすることにしました。

来年(2009年)9月9日、kojisatoとPa-panda、
チェハノフinポーランドにて入籍します。

上の写真は、自分たちに3周年を記念して、それからこれからの未来へのプレゼント。

オレンジにパッキングされたのは、まだ秘密(Pa-pandaが来てから)。

前にあるノート。いつかの誕生日にWakanaちゃんに貰って、その特別な指令を待って待機していた一冊。

"How can we make a kojiczuk-family?
- A delicious recipe for a family-"


と題して、これから国際結婚ならではの厄介な婚姻手続きや、ビザのこと、そういったことを書き留めたいと思います。

もちろん、Blogにもそんな内容が多くなります。

結婚式はどうするの?パーティーは?

そんなプランもこちらに:)

ということで、kojiczukの新しいプロジェクトが始まります!

試行錯誤、右往左往、一進一退な姿を、温かく見守ってください。心許ないと思った方、アドバイスいつでも受け付けております。これからも、kojiczukことkojisatoとPa-pandaをよろしくお願い申し上げます。