2008-11-19

Schlacht gut!

"Schlacht gut!"

さて、今年もこの季節がやってきました。

kojisato、今年もエリの実家で"Schlacht Fest"(屠殺祭)に参加です。

屠殺祭(とさつまつり)…、「ちょっと行ってくるね!」と爽やかに言うには随分とオドロオドロシイ名前です。ドイツには(いや、他の国もだけど)Bauerkalenderという、農家の仕事を月ごと、季節ごとに追うカレンダーがあります。11月は、「屠殺」の月。これも一種の豊穣祭です。農家では1年に一度、この時期に家畜を殺して、冬に、そして、次の屠殺祭までにそなえてソーセージ等を作って、一年の蓄えにします。おもに対象になるのがブタ

ブタといえば、ドイツではラッキーアイテム。

ブタさえいれば、安泰:)

なんて、ラッキーアイテムの由来はそんなところからも来ているのですね。

毎年、レギュラー参加しているkojisato。エリの実家の村では、屠殺の時期にあわられる東洋人となっております(笑)。

エリは今年から大学を卒業して、現在違う町で教育実習中。久しぶりの再会。また、彼女の家族にもいつも良くしてもらっているので、koji家に比べるとものすごく騒がしく、愉快な家族と週末過ごせるのがとても楽しみ。

解体されたブタちゃんは、もちろん骨の髄まで!肉だけでなく、脂、血、内臓と余すところなく食用に加工します。

人によっては、「おえ~、キモイ~」となるかもしれないけど、スーパーに年中並んでいるソーセージ、それがドコから来ているのかを知ることも、Pa-panda曰くCity-Girlのkojisatoには良い社会見学。

昔は肉をこんなにタップリ食べれるのだって、年に一回の一大イベント!ドイツの田舎の名残を、存分に楽しんでこようと思います。

さて、お呼ばれされると持参するのがお土産:)

ちょっとしたスイーツや、ワインなんかも考えたのだけど、本屋で見つけたこの2冊をエリとエリの家族にプレゼントします!



【左】は、Carson McCullersのちょっと可愛い言葉遊び。オリジナルは英語だけど、こちらドイツ語訳。表紙とタイトルに惹かれて手にとりました。

"Süß wie´ne Gurke und rein wie ein Schwein"

オリジナルは"Sweet as a Pickle and Clean as a Pig"

意味は…ナンセンス!(笑)

エリの実家があるチューリンゲンは、チューリンガーと呼ばれるスパイスの効いたソーセージとシュプレーヴァルト地方のピクルスが有名。

表紙から咄嗟に、コレ!と見初めて:)

【右】は、エリを知る人なら誰でも知ってる彼女の牛コレクション。
誕生日プレゼントは、皆、牛柄の何かを探してくるほど有名な彼女の牛マニアぶり。

コレ、名づけて"Das geheime Leben der Kühe"(牛のシークレットライフ)

牛はスーパーヒーロ!今まで知られていなかった牛のシークレットライフ満載の写真集(笑)

ウケます。

ということで、荷物を詰めてkojisatoは週末チューリンゲンへ向います。もちろんチケットは、3ヶ月前から予約してあった”29ユーロどこでもチケット”!DBことドイツ国鉄の特別チケット。事前予約で、ドイツ中ICEと呼ばれる超特急を含めてどこでも29ユーロ!定価の半額以下!コレがないと、kojisatoも交通費だけでヒィ~ヒィ~で、ドコへもいけません。

さて、Pa-pandaは???

実は明日、kojisatoの出発に合わせてポーランドに帰る予定でしたが…

Pa-panda、風邪っぴき中。

シトシトの雨の中を傘ナシで歩いたのが原因でしょう。ということで、kojisatoの部屋でお留守番。

風邪を引いて、現在、ヨワヨワしくなっています。

ではでは、今日は荷造り!Pa-pandaを置いて、行ってきます!
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2 Comment:

匿名 さんのコメント...

どうも^^

あらまー、Pandaさん、風邪でお休み
ですか><。着いて行けなくて残念ですね。

とさつ祭…キモイどころか、行ってみたい!
チューリンゲンは世界一のソーセージ?
なので、羨ましいです♪
東出身の友人は、今でもそちらのお肉屋から
配達して貰っているようです。

では、レポ楽しみにしています!

kojisato さんのコメント...

erdbeerさん>Pa-panda、すかり元気で
冷蔵庫にあったご飯を全部食べてしまいました!
ソーセージの本場でのソーセージ作り、
今年も大収穫でした(笑)
レポをUPしたので、時間があるときにでもどうぞ。