2009-06-09

富士山は不安の種


引用サイト→# 【撮影ショップ】

ポカポカから連日の夏日ですっかり衣替えを済ませてしまったり、夏服を買ってしまったり…

そしてやって来るのが、「寒さのぶり返し=寒波再到来」。毎年、6月第2週頃の不安定な気候を"Schafskälte(ヒツジの寒)”といいます。

実家が農業を営む同居人アレックスの話によると…

冬の間に生えた毛を初夏に剃られたヒツジが寒い思いすることから名づけたれたそうです。

この寒波は通常、6月上旬、中旬、 下旬と数回繰り返しやってきます。なので、しばらくは寒い暑いの繰り返し…偏頭痛や季節病に悩まされる人(例えばkojisato)にとっては、ちょっとツライ時期。

「5月病」でなく「6月病」の方がドイツには多いのではなかろうか…というのがkojisatoの見解。

というわけで、予報でも今週一杯芳しい天気を期待できない「地下ネズミ幼稚園」の子どもたち。

今日は室内で、「かぐや姫」を読みました。

「かぐや姫」の様々なバージョンがありますが、kojisatoたちが見つけたのはなかなかオリジナルに忠実なドイツ語訳。

オリジナルは「富士山」の存在が、キーポイントなのです。


そこで、富士山噴火の興味津々なヨナタン。

  • 富士山はいつ噴火するの?
  • 噴火したら、どうするの?
  • 被害はどのくらい?
  • 何キロメートルくらい離れたら安心?
  • どうやって逃げるの?
  etc...

江戸時代(1707年)の宝永噴火を最後に300年近い眠りについている富士山。

その間、江戸は東京に…そして、全てが目まぐるしく変化しました。

今、この瞬間に爆発してもおかしくない!

と、一時メディアが騒ぎ立てていましたが、そんな危機意識も一時的なものでkojisatoもすっかり「実は富士山は火山である」という事実から目をそむけていたというか、忘れていました。

今までは、50年周期で大小の噴火を繰り返していた富士山。それが、300年分となったら最後の大噴火と比べられないものになりますよね。

しかも、便利になった世の中が裏目に出て日本の政治経済の中心にある東京の情報&交通網が一斉にダウンしたら…

火山灰による健康被害だって、計り知れません。

集団パニックは避けられないですよね。

オロオロ…

と…ヨナタンの質問攻めを適当にかわして帰宅してから、早速ネットでチェック。koji家のある横浜、koji-sisterの暮らす千葉…いずれも関東圏であり、「富士サンハザードマップ」を見ると決して安全圏ではないことを実感。
変に不安だけを煽るのもよくないけど、平時のときこそ防災意識

せめて、「非難袋」だけでもちゃんと常備しているかどうか、遠く離れた家族に確認しないと。

「富士山」ということで、その標高等や観光名所としての富士山を予習しておいたkojisatoですが、子ども視点の思わぬ落とし穴でした。ものすごく大切なことなのに、しっかり答えられないと「ウッ」ときますね。

関東圏出身のみならず、海外在住日本人および日本人なら気になる話題です。

【参照Link】
内閣府:富士山の火山防災サイト


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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

6 Comment:

ともみ さんのコメント...

そのしばらく寒いー>短く暑い!ー>またすぐ寒い、で夏が終わるイギリスです^^でも今年の夏は気温もそこそこ天気もそこそこ、結構良さそうな気がする^^

日本の事、私もほんと覚えてないわ。地理や歴史や、あんまり覚えられない人なのよね^^;興味が無いんだな、きっと。。。人口とか、外国の人の方が良く知ってて、そうなんだーって感心しちゃう事よくあるよ^^;

Pa-Panda さんのコメント...

very pessimistic ! hope it will not explode

kojisato さんのコメント...

ともちん>自分の国のこと、ちゃんと
説明出来ないのって悲しいけど
日本人の国民性の1つかもね。
自分を含めてだけど、外国のことに
柔軟な反面、自分の国をちょっと小さく
見ていたり…
本当は、歴史も文化もある素敵な国なのにね。
イギリスにも同じ寒波が来ているのかな?
束の間の太陽が、よけい有難いね。

kojisato さんのコメント...

Pa-panda>sometimes i can't stop thinking...
it's a big thema for us.
>hope it will not explode
I hope too.

riecchi さんのコメント...

火山活動の活発な桜島のある鹿児島で育った私にとっては、こういう問題はとても身近です。
こないだ帰ったときも、10年ぶりの大きな噴火があって、久々のドカ灰が私たちを迎えてくれました。

学校でもやっぱりいっぱい習ったし、考えたらとっても危険なところに住んでるけど、富士山が日本人の誇りであるように、桜島は鹿児島人の誇りだよ。火山灰は大変だけど、みんな桜島が大好きです。

昔は毎日のように噴火があって、ドーンって音とともに窓ガラスとかゆれたら、あ!洗濯中にいれなきゃ!って走ってた覚えがあるよ。

日本って、本当に、自然とともに生きてて、自然のすばらしさも、おそろしさも知ってるよね。偉大な自然の前には人は無力だけど、そんな自然と生きてくために、知らなきゃいけないことは、ちゃんと知っていたいね。

熱く語ってしまいました。すんません。

kojisato さんのコメント...

riecchi>そうだね、riecchiにとっては
桜島。火山がもっと身近な存在だね。
>日本って、本当に、自然とともに生きてて、自然のすばらしさも、おそろしさも知ってるよね。
本当にそう思う。
でも、そんな感覚も鈍っているのかな?
イザというとき、ソレが堪える人が自分を
含めて少なくないと思うんだ。
単純にキレイな自然が好き!じゃなくて
ちゃんと自然と向かい合わないとね。
コレって、ニンゲン関係にも言えると思わない?