2010-01-22

海外生活密着知識-医療編-

さて、無事にEEA Family Permitという、Pa-pandaの家族としてUKに入国&滞在できる許可証を入手して...

これから様々な手続きが可能になってきます。

昨日は、GP (General Practitioner)への登録。

いわゆる一般開業医。ドイツのAllgemeine Arztになりますね。

ここでの登録で、NHS (National Health Service)のサービスを受けれます。

NHSとは、英国医療サービス。すでにPa-pandaは登録。これで、ドイツのKrankenkasse登録のように、無料もしくは一部負担で治療を受けることが出来ます。

実は以前にもSurgery(診療所)を訪れていたkojisato。

その時は、一般の短期滞在許可だけだったので、こういった登録は出来なかったのですね。

まあ、当たり前と言えば、当たり前か...

ただ、持病がある身としてはちょっとこの事で焦っていました。

ドイツの先生から事情を話して薬を特別に多めに出してもらったけど、これだっていつか底を尽くし...

何より、特殊な検査も必要だからちゃんとした専門医に巡りあわないといけないですもんね。

ということで、とんぼ返りになった前回に貰った申請用紙を今回は記入して再出陣!

「自分が外国人として外国に暮らしているんだなぁ~」と一番実感するのが、医療と触れる時です。

病名とか、症状の説明とか、日常会話とははずれているし、自己防衛法としては...

「己を知れ!」

です。

思い出すのは、交換留学でハレ(ドイツ)に留学したときに風邪をこじらした時。

頭ガンガン、フラフラなまま、全ての症状を辞書で調べて、熱の経過を折れグラフで作成しちゃったりとかして...(苦笑)

とくに持病がある人は、自分の病名等は是非どっかにメモしておいた方がいいです。

大体の病名と患部を見せれば、あとはお医者さんがプロですから、お任せ~。まあ、非常事態、それが口で説明出来ないくらい慌てていても、メモを見せれば良いですしね。

ということで、kojisatoも英語で自分の既往症を調べておきました。備忘録として記録。

まず、既往症はAnamnesis

kojisatoが、絶対に罹りつけにならなければならないのが緑内障(Glaucoma)

そして、ちょくちょく薬を貰わなければならないのがアレルギー性鼻炎(Allergic coryza)アトピー性皮膚炎 (Atopic dematitis)

それぞれの専門医が...

眼科は、oththalmology。耳鼻科は、otolarynogology。ドイツ語で、HNOと簡単に呼んでいたのに、突然難しくなったぞ!そして、皮膚科がdermatology

女性として気になるのは、産婦人科(gynecology)。GP登録の問診書にて、cervical smearとは子宮頚癌検査。それから、Breast screeningが乳癌の検査ですね。

ドイツで生活をするようになってから、勧められて年に一回は産婦人科で定期健診を受けるようにしています。日本で生活していると、妊娠した時くらいにしか行かなそうなイメージの産婦人科ですが、ヨーロッパでは初潮が始まった頃から、定期健診が任意ですが義務になっています。だから、ヨーロッパで妊娠が発覚した日本人の方が、いままで定期健診すらしていなかったことを医者に話して驚かれる(もしくは説教される)という例は少なくないのです。

乳癌の検査は、触診 (Palpation)だけだったけど、UKではもっと検査してくれるのかな?

それから、これはまたもう少し複雑になりそうなのだけど絶対必要なのが歯医者(dentist)。結構、自己負担らしく、あまり歯のトラブルはないkojisatoだけど半年に1回くらいの割合で定期健診をしてもらっていたので、気になるところ。ちなみに、定期健診はperiodic medical examination。もっと簡単に言ってcheck up

いずれにせよ、専門医への登竜門(?)がGP。まずはGPに行って、そこから診断書を専門医に発行してもらうんですね。

面倒だけど、まあドイツと一緒だから納得。

海外に暮らすのであれば、その国のシステムを知る!

それが、快適生活の第一歩かな?と、kojisatoは思っています。

昨日はGPに問診書を提出して終了。来週、看護士との面談。それから、ついにDr.登場です。

もう一つ、これもドイツで知った大切なこと!

予防接種です。

ジフテリアとテタヌス(破傷風)の予防接種は、日本では子どもの頃に摂取してそのままですが...

免疫が10年間有効ということで、10年に1回は新たに摂取しなければなりません。

kojisatoは、たまたま良い先生を紹介してもらってInternational certificates of vaccination(国際ワクチン証明書)なるものを発行してもらいました。ドイツ語以外に英語、フランス語対応で公式書類です。これで、いつ、どの、予防接種を受けたのか一目瞭然なんですね。

日本では、このような記録は母子手帳まで。

こういった履歴も、イザという時のために重要です。

特に、これから妊娠を考えている人...おたふく病や水疱瘡は妊娠中にかかると胎児に影響を及ぼします。妊娠してから予防接種というのは遅いので、こういった対策も「お年頃」な方には特に海外で生活するとイザという時に慌てないために...ですね。

と、こうやって生活に密着した情報も少しずつ身につけているkojisatoです。

現時点の、Family Permitは6ヶ月の期間限定。この間に、新しいビザを申請したり...そんな過程も記録します。
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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

4 Comment:

poane さんのコメント...

>頭ガンガン、フラフラなまま、全ての症状を辞書で調べて、熱の経過を折れグラフで作成しちゃったりとかして...
体調悪いのにグラフ作成スゴイ!
いや確かに外国で病気になるとホント心細いです。そしてそう!産婦人科は大切ですね、乳がんや子宮がん検査、もうとっくのとうに「お年頃」なので行かないと思いながら行ってません。今年こそは目標にしよっと。

http://maliny.exblog.jp さんのコメント...

おかえり~。お久しぶりです~!
無事パーミットが取れてよかったね。本格的に居住者としての生活が始まるのね。
私も病院は病気になって行くというよりは普段からチェックアップでたびたび通うので(もちろん病気になっても行くけれど)慣れて結構楽しんでます。^^
kojiちゃんも結構病院行くみたいだから似てるね。
産婦人科もすごく重要。私は産婦人関連すご~く好きだから良く分らない事とかあったら聞いてね~、楽しみにしてるし^^

kojisato さんのコメント...

poaneさん>アノ頃、折れ線グラフを作ったのは、高校とか
中学の名残だろうね(苦笑)
我ながら、そこまで...と突っ込みたくなる:)
産婦人科は大切ですよぉ~。お節介おばちゃんみたいだけど、
いつかは自分だけの体じゃなくなるときもあるし、
イザってときに後悔してもしきれないしね。
poaneさんの場合は、職場の方でも斡旋しているかもよ。
チェックしてみてくださいな。

kojisato さんのコメント...

Makoさん>お久しぶりで~す:)
パーミットが取れて、とりあえず私たちの関係は「合法」
と認められたみたいです(笑)
Pa-pandaが、12ヶ月就業していることが次のステップの
条件なので、今はビザストレスの小休憩です。
私もチェックアップ大好きです(笑)
専門家に健康ですっていう太鼓判を押してもらって
安心するというか...
遠慮なく、婦人科系のことで分からなかったら質問
させてください。
最終的には日本語の方が分かりやすいですしね。
個人的にメッセで挨拶しようと思ったのに、blog通してで
ごめんなさい。近いうちにまたメールしますね。