2010-02-20

紳士淑女の秘密組織に潜入!

どうやらイギリス紳士淑女の皆様は、サークル活動が好きらしい。

門戸を叩いて中に入らないと、その真相は内輪だけの謎。

そんなOnly英国人であろうサークルに潜伏した日本人kojisato&ポーランド人Pa-panda

実は昨晩は、Calton Wine CircleWein & Cheese Partyに行ってきました!

Pa-pandaの夢のプロジェクト第三弾ワイン作りが先週末からスタート。朝から晩まで、Pa-pandaのメイントピックはワイン自家醸造。ただいま、ブドウジュースが発酵中。イーストから出るガスがプクプクと健気に生命力をアピールして、kojisatoもまたワインに愛着が出てきました(笑)ワイン製作の過程は、「絶対にボクが書く!」というpa-pandaの為に取っておいて、kojisatoはパーティーのレポ。

このパーティー、ちょうど一週間前に訪れたEDINA HOME BREWの陽気な店長から教えてもらいました。

一人あたり寄付金7.5ポンドで、自家製ワイン&ビールが飲み放題&チーズも食べ放題だよ~
※UKで自家製のお酒を造ることは合法だけど、それを「販売」することは違法になります。

という言葉につられて、1週間楽しみに待っていました。

会場は、一人だったら絶対に入る勇気がない看板もない普通のドア。

Masonic Lodgeだと教えられた建物は、Freemasonと言って会員同士の親睦を目的とした友愛会で、日本でいう同好会な趣?昔はもっとジェントルマンの秘密結社のような趣があったらしいけど、現在はその名残を受けながらも、共通の趣味で集まるサークル。このサークルが、時々会合等を開くからその場所が欲しいとプライベートで持つ「あじと」がこのLodge。

そんな場所にウカウカ潜伏してしまったkojiczukだけど、そこには年代層の高い会員の皆様が!

今回のパーティーを教えてくれたHome Brewの店長も、ニコニコと近づいて声をかけてくれました。
さあ、好きなだけ飲みなさい!

と言われたのが、

赤ワイン
白ワイン
イチゴワイン
ピーチワイン
エーデルフラワーことニワトコの花のワイン
そして、
ビール(エール)

と勢ぞろい!

まずは、Pa-pandaが現在作成中の赤ワインの参考にと、二人で赤ワインをグラスに注ぎます(一番上の写真)。

チーズとクラッカーが良く合う:)

後で聞いたところによると、クランベリーが入ったOatscakeことオーツ麦のズッシリクラッカーと、同じく具沢山の酸味の強い黒パンは、店長と彼の奥さんの手作りだとか。

最初は後ろの角のところで「ヨソモノ」らしく座っていたのだけど…

お互い2杯目になる、ピーチワインとビールを飲んでいる頃には、サークル主催者に声をかけられて、お仲間に入れてもらえることに。








3~4人でチームを組んで、クイズ大会!

そういえば、町中のBARで"PUB QUIZ"という看板をよく見るけど、コレってこんな感じなのね。さすが、紳士淑女。酔っていても一般教養は欠かせません(笑)

ちなみに、kojisatoが分かったのは、Bitter Orangeリキュールの名前(コレが島の名前でもあるらしい)のみ!
※正解は…キュラソー:)

そして、突然の「カクテルタイム」

が始まる頃には、自家醸造の話からスコットランドの話諸々と盛り上がっていきます:)

なんだか酔った勢いで陽気に作ったという感じの、

Obama Surprise(右)と、David's Secret(左)

参加平均年齢は、40代後半から60代前半かな?その中でも、80代くらいのとても雰囲気のよい老夫婦もいて、ニコニコ嬉しそうにカクテルを試したりしている姿が微笑ましい:)

大分盛り上がってきたところで、今度は…
福引大会!

1枚5連の紙を1ポンドで購入。一枚ずつ取り出される紙と番号が揃えば豪華商品がもらえる!という仕組み。

なんだか、小学校のお楽しみ会みたいですね。

なんと、二人で1枚しか買わなかったkojiczuk。スパークリングワインを獲得!

さすがワインサークル。すでにワイン作り、ビール作り暦20年、30年というツワモノ揃いで、奥様の方でもストロベリーサイダーを作ったりとかして:)一番仲良くしてくれて、お話も色々聞けた愉快な姉妹が、実はこのサークルの幹部だったらしく、気前良く手作りサイダーも頂きました。

最初は「ヨソモノ」だったkojisatoたちも、最後は「ボクの自慢のブラックベリーワインも飲んで!」みたいな感じで人懐っこく色々な人に声をかけてもらって、手作りワイン1本をお土産に:)

スコティッシュ英語は分からん!

と、Pa-pandaと日ごろよく言っていたけど、本当にスコティッシュ英語といってもソレゾレ。皆、訛っているのは分かるけど、とても分かりやすいスコッティッシュ英語にちょっと感動。

そして…

毎第一水曜日に集まるというCalton Wine Circle。

もちろん、kojiczuk、入部希望です(笑)

結局帰りは飲み過ぎで自転車を押しての帰路になったけど、優しい地元の人たちとのフレアイがとても嬉しかったkojisato。ドイツでも、モニママとか大学の同級生とか、仲良くしてもらったドイツ人からドイツのことたくさん教えてもらって、ドイツが大好きになったんだもんね。「今まで物足りなかったのはコレか!」と、再来週の水曜日の会合が楽しみです。

さて、今日からエーデルフラワーワインと白ワインの醸造も始まります。一ヶ月後にkojiczukを訪れる人、自家製ワインでおもてなししますよ:)
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今日もご訪問、だんけっけ!
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今日もHappyな一日になりますように!
kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

6 Comment:

ちぇこらどか さんのコメント...

kojiたん、お久しぶりにお邪魔しました(^^)

わぁ!エディンバラで地元紳士淑女のサークルに参加!あっぱれですね~!
わくわくしながらも、ものすごく勇気の入る一歩だったでしょうね。

レポ、とっても楽しく、興味深く読ませていただきました!すごいですね、自家製パワー!

異文化の中でうまくやっていくためには、今回のこの日記に書かれているようなkojiたん&pa-pandaさんの姿勢が大切だということ、改めて感じました。
ありがとう!
これからますますエディンバラでの生活が充実したものになっていきそうですね(^^)

wendy さんのコメント...

この日記の上に書かれていたのは、Pa-pandaさんのレポだったのね。
英語は、完璧には理解できていないけど・・・
私にはいい英語の勉強になります。
これからもワイン醸造レポを楽しみにしています。

このサークルに参加するのには、いろんな意味で楽しみですね。
私がエディンバラにいたとしても絶対に参加したくなると思う。
ここでの出会いがたくさんのものをくれると思います。
次の会合が楽しみですね。
この会合のレポも楽しみにしています。

kojisato さんのコメント...

ちぇこらどかさん>お久しぶりで~す、ちぇこたん♪
ここのところチェコタンのレシピ本活躍で、勝手にチェコタン
登場回数が頻繁でした(笑)
ワインとチーズと人の良さそうな店主に惹かれるものの、
実際扉を開ける瞬間はドキドキでした。
でも、やっぱり同じ趣味を持つ人っていいですね。
自家製だから、全てにコダワリの秘密がある。
これから情報交換して、おいしいワインをどんどん醸造:)
チェコタン&バートさんが遊びに来るときは、ふんだんに
提供しますよ~:)

kojisato さんのコメント...

wendyさん>そうなのです!英語のログは全てPa-panda
の日記。kojiczukブログ、私の方が登場回数多いけど、
実は夫婦ブログなんですね:)
分かりやすい英語で書かれていると思うので、是非時間がある
時に読んでやってくださいな。
サークルでの出会いは本当に大きいものでした。
今から次の会合が楽しみ。私も他の奥様みたいに
サイダーでも造っちゃおうかしら(笑)

Pupu さんのコメント...

件名から????と飛んできたら、そんなサークルがあるんですね。経験者から話も聞けて素晴らしい。育てものはパンの酵母しか挑戦したことないですが、なかなか難しいですよね。
熟成中のKojiczukワインのレポートも楽しみです。

kojisato さんのコメント...

Pupuさん>あはは、タイトル気になりましたか?
そういえば、ドイツでもStammtischがありますよね。
アレもあるいみサークルか:)英国、「アジト」があるところが
とっても秘密めいています(笑)
ワインのレポはPa-pandaが随時更新予定。一個上の
ブログも読んでやってください。
リンク先で飛べるYoutubeに、発酵中の酵母の様子が
ありますよ。どんどん愛着がわいてきたワイン。
実は4瓶もあって、ワイン瓶にすると21本分です!