2010-02-25

さようならルーク先生

昨年10月末から週二回通っていたルーク先生の寺子屋的語学学校を、本日付けでkojsiato退学します。

2009年10月4日よりエディンバラでの新生活が始まり、まずはドイツからのkojisatoの全財産送金の件でトラブルがあって精神的にボロボロ。新生活、何か始めなければ!と躍起になっていた時に見つけたのがルーク先生の学校でした。

自分で見つけて連絡して、通うことを決めた学校。

その頃、チャリティーショップでのボランティアのお仕事も始めるようになって不安ながらも新しい日常生活と環境に慣れていく頃でした。一週間、ちゃんと自分の予定があることがどんなに嬉しかったか。

Pa-pandaとはツイツイドイツ語で会話をしてしまうので、意識的に英語で話す機会が増えてきて、さらに実は英語の先生でもあるPa-pandaから直接英語を「授業」してもらうのは何となくイヤで、第三者のルーク先生の授業が気分転換に。

11月、12月、そして日本から戻ってきた1ヶ月通ってきたのだけど、1月末から始まったStevenson Collegeの週3回の語学学校がかなり本格的!週2回、12時30分~14時30分の語学講座の後、2時間図書館で時間を潰して、ルーク先生の学校へ。その後、帰宅は夜7時過ぎ...

なんていう生活をしていたけど、ちょっと疲れてきました。

+良いのか悪いのか...プロフェッショナルなStevenson Collegeのクラスとルーク先生のクラスを比較してしまうようになり、寺子屋的学校ならではの良さの反面、その短所が無視できなくなってきました。

ルーク先生のクラスは、計画性がない!

これがkojisatoが一番感じた部分。

max5人くらいのクラスは、和気藹々として楽しいけど、井戸端会議で終わってしまう...そんな日も多くて、それを取り仕切るはずの本人が一緒に会話を楽しみ過ぎて、もはや彼が暴走...(汗)

なんていう日もあって、更には、語学学校以外にもジャーナリストとして、大学の講師としても働いているらしい彼。とにかく忙しすぎました。結果として、語学学校は彼にとって副業みたいなもので、ネイティブだからということに胡坐を掻きすぎてしまったのでは?と。

一応kojisatoも4年近く日本語教師として教壇に立っていた身なので、語学を教えるものの端くれとしては疑問点が沸々を湧き上がって、一度彼の授業方針について抗議したことがあるのです。

「抗議」したつもりなのはkojisatoだけかな?

とーーーーーーーーーーーーーにかく悔しかったのは、kojisatoのボキャ貧

上に書いたような疑問点を述べて、せめて授業方針を表示したカリキュラムを見せてくれ!と言ったのだけど、上手い具合に丸め込まれてしまいました。

もともとディベート好きなタイプだしなぁ、彼(汗)

「喜怒哀楽な一週間だった」
とBlogに書いた時に後ほど...と言った【悔】というのがこのこと。

ドイツでも、自分の意見を言えない人は非常に弱い立場に置かれます。だから、ドイツで長く生活している他日本人の同士は皆、知らず知らずに強くなっていくわけで、kojisatoだって多少のディベートは出来るようになっていたのだけど...

「ここでガツンと言わなければ!」

と思いながらも、言葉が見つからない。いい具合の言い回しが見つからない。

とにかく、自分に【悔】な瞬間でした。

実はその夜、Pa-pandaに事の顛末を話して、悔し泣きしてました。だって、本当に悔しかったんだもん、自分に。

そして色々考えた末に、今月末でルーク先生の学校は退学することに。

でも、ちゃんとkojisatoが言いたかったこと、全て文面で送りました。もちろん、大人として。

だから、ケンカして...とか険悪な展開じゃないですよ。

彼自身の人柄は好きだし、やっぱり良い先生だと思うけど、とにかく彼が忙しすぎる!というのが私の見解。

ということで、週5回通っていた語学学校が3回に減った...と思ったら...

実は、変わらず5回になります。

今回のことの顛末で、kojsiato、とある目標が出来ました。その事はまた別個に。

そして、「一緒に生活する」ということが慣れてきてPa-pandaの英語教師であるという点をちゃんと認めなければという風にも思えるようになりました。

実はその前は、ちょっと授業っぽくなると身内だからこそかなんとなくムカついていたんですよね~(苦笑)

kojisatoが掲げた新しい目標に向かって、Pa-pandaと二人三脚で頑張ることに。週1~2回、Pa-pandaを夫ではなく先生として、個人レッスンです。

さて、その授業の様子は?これも長くなるので後日書きます。

10月、とにかく何か始めなければ!とガムシャラになっていたkojisatoにとってルーク先生の学校は、新しい場所で見つけた自分の居場所でした。ルーク先生、今までどうもありがとう!

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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

4 Comment:

Pa-Panda さんのコメント...

Yes, Bye Bye Mr Luke... I hope I will be able to teach S some good English and exam tips.

kojisato さんのコメント...

Pa-panda> I hope we don't fight because of our course:p
With bad mad I don't cook!

wendy さんのコメント...

教壇に立つ側のことがわかるからこその決断。
今までにいろいろな形で学生として授業受けてきて物足りなかったんだよ。

何か違うんじゃ・・・って思いながら授業を受けても身につかないしね。
今回早めに決断できてよかったと思います。
また違う新しい出会いがあるはずです。

Pa-pandaさんならではの、いつも一緒にいるからわかるkojisatoの弱点部分の強化が出来るだろうしね。
がんばれ~。

kojisato さんのコメント...

wendyさん>そう、私も疑問点を抱くようになってから
どうしようか...とあぐねいていました。
やっぱり授業料を支払っているのは自分だし、ここは
顧客としてサービスがそれに合わないようなら、得るものも
少ないしね。
愉快なフランス人さんはフランス語伝授してくれますか?
国際夫婦orカップル同士でお互いネイティブの言語を教えるじゃん!

とかお手軽に言われることがよくあるけど、身内だからこそ
なかなか出来ない><ってことありませんか?
なんかケンカ腰になっちゃうんですよね(汗)
ココは一つ、大人として...
日曜日に第二回の授業です:)