2010-11-05

やり切れない気持ちだった一週間

今週は、「やっと終わった!」という気分の方が大きいかな。

今週はディスプレイのワークショップ。「祭り」をテーマに各グループが指定されたお祭りをリサーチ、レポート、そして、幼稚園の子ども達を前提にディスプレイします。

グループの割り当ては、くじ引き。

偶然によって集められたメンバーだけど、kojisato以外は1992年生まれ!

kojisatoたちのテーマはHanukah(ハヌカー)、ユダヤ教のお祭りです。

このテーマも選んだのではなく、割り当てられたのだけど、例えば「収穫祭」、「イースター(復活祭)」等に比べたら、なかなか馴染みのないお祭り。

月曜日にタスクの説明とグループ分け。

早速グループとして同じ席に着席した瞬間kojisatoが感じたこと…

こりゃ、大変だ(汗)

「ハヌカー、知らない~。なんか、知っているお祭りだったら簡単なのに。」

とブツクサ言いながら、分からないから調べる…じゃなくて、分からないからとりあえず後回し!?と言った感じで、それぞれ携帯電話のタッチスクリーンに夢中。

いや、一緒に準備できるのはこの月曜日と木曜日。そして、金曜日は発表だよ!(大汗)

1992年生まれ。つまりは、18歳。

若い子たちの英語は特に耳のチューナーを合わせずらく、分かりにくい。ボキャブラリーが万人に理解してもらおう!というより、自分たちだけで分かれば良いといった感じで、ほら、英語の授業でやったSVO…主語・動詞・目的語で文章が成り立っていないの。

先生という立場でも、指導する立場でもなく「携帯の電源を切りなさい!」なんて言える権利もなく、そのままなんとか話題をタスクに持っていこうと努力するもののタイムオーバー。

授業が終わると、蜘蛛の子散らすかのように一目散でカフェテリアへ。

「最低でも次の日までに、それぞれ調べよう!」

と提案して、それを実行したのはkojisatoのみ。

翌日、せめて自分のパートだけでも分けよう…と無理やり話を持ちかけ、分担。

水曜日の自習日にそれぞれせめて何か準備してくるだろう…と思ったら…

PCが壊れた、云々…

そして、パートわけしたのも意味なく、一人、ネットからプリントアウトしただけ。

一緒に準備が出来る最初で最後の日。

「ねえ、ユダヤ教の人が被っているあの帽子は何?何故?」


時間は一時間半のみ。だれも率先的に、休憩時間を犠牲にしてまでタスクをこなす気はない。

それなのに、ココから話題を振る!?と、kojisato、肩の力がドッと落ちる。もうここで、頭まで痛くなる。

とにかくディスプレイの一番大きいものから考えて、準備しないと!と、追い立てて、グループはバラバラに行動。

バラバラすぎて、グループタスクの意味もヘッタクリもないと思うkojisato。

正直、「もういい!タスクを終えるのが先決!」とせめて見られるディスプレイにするように黙々と作業を進めました。

翌日(今日)、ディスプレイのほとんどはkojisatoが作ったものと、3~5歳の子が到底読めないであろう量の文章をプリントアウトしたもの。そして、ネットからダウンロードした写真を絵の具で塗った…という、非常にお粗末なものが完成。あまりにも納得できず、写真すら撮らなかったよ。

ハンドアウトも今日までに準備で、昨日もその話を持ちかけたのに、みな家路に着くのが一大事で去っていったので、どうなることか…と思ったら、一人、タスクを全く無視したものを完成。

これ、一様、評価に入るんだけどね。

他のグループのチームワークを見て、そして、講師からタスクが評価の対象であることを聞いてオロオロするメンバー。

kojisato、開き直り。もう、自業自得だよ。

発表は手前味噌で、みんな英語が母国語だからそういう時に分かったような事を言うには長けている。

なんだかな…

工作の作業に誰も作業道具を持参せず、kojisatoのを貸し出したら、そのまま行方不明。

そして、展示用に使ったお椀を帰り道に割りました。

7年前に学生寮の同じ階に暮して意気投合していた友だちから貰ったお気に入りのお椀。

ため息と一緒に、なんとも言い切れない気持ちが溢れてきたよ。

ただ、今回のことで学んだこと。

もっと自信をもって英語が母国語じゃなくても、リーダーシップを発揮できるようにならないと!

研修が始まったら、全てがチームワーク。きっと、今回のグループだって上手く持ち上げれば良い形になったかもしれない。

若い。まだまだ自分の世界が一番。異文化で暮したことも、そんな交流だって少ない。そんなグループのメンバーが、数年後には変わるのかな?

ストレスが溜まると、英語を聞くのも話すのも、その能力がグンと下がる。そして、イヤになる。

この悪循環からしっかり自分を抜け出させる方法も習得しないと、この国じゃ生きていけない。

タスクは終わった。そして、来週の月曜日は初めての筆記試験。しっかり自分を持ち上げないと!

雨降りのエディンバラ。ちょっと気の重い一週間だったのでした。
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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

6 Comment:

えなんこ さんのコメント...

そっかぁ・・・92年生まれは確かに若いなぁ・・・^^;一回り違うとなると大変そうだ^^;

なんていうのだろう、やるならやる、やらないならやらないではっきりして欲しいと思う。どうせやる気がないなら授業に来て欲しくないし、お喋りばかりでうるさいだけのも邪魔だし・・・お疲れさまです!

リーダーシップって言語の障害があると取りづらいものがあるよね、わかるわかる・・・自分もドイツ語に自信がなかった頃は大勢の前で話すのがすごく嫌で控えめでした。笑 今じゃ出しゃばり過ぎだって言われるけども^^

めぐみ さんのコメント...

なんか・・・読んでいて・・・自分だったら ばかやろう!!って 怒ってしまいそうと考えてました。。。

お疲れ様です。
お茶碗も悔しいですよね。大事な物が壊れるのは、身代わりか良い事が起こる!!とセザに聞きました。

1週間本当に大変だったですよね。ストレスを溜めないでくださいね。。
来週も頑張ってください!!

poane さんのコメント...

ご無沙汰してます。鼻水ぐじゅぐじゅのポー姉です。いやー今回の記事、手にとるようにわかります。92年生まれはまさに、生徒の年齢。本当にね、自分が18だった頃にはこんなに幼かったっけ?って思ってしまうくらい成ってない輩が多い!真面目じゃないんですよね、怖いもの知らずだからまだ。
しかし、お気に入りのお椀が割れた下りでは思わず泣きそうになりました。大丈夫かい、Kojisatoちゃん!私だったら確実にここで心が折れた。
今回は言葉が自由に喋れても難しい状況だと思いますよ。とにかく足かせがなくなったし、筆記試験にむけて集中!がんばれ~!次回またこのグループってことは・・・ないですよね?!

kojisato さんのコメント...

えなんこさん>そう、ちょうど干支一周分!
ドイツ語で自分もそうだったけど、そんな感覚も忘れて
またイチから築き上げているから、それが加齢とともに
色々辛い(苦笑)昔はもっと私も勢いあったけどね~。
ただ、92年生まれでもしっかりしている子は、しっかりしているのよ。
結局、「個人」の問題かな~?と思い始めてきた。
あ、でも、自分がもし92年生まれとお付き合いするとしたら
絶対無理><とも思ったよ(笑)

kojisato さんのコメント...

めぐちゃん>なんか、怒る気力すらなし。
ひたすら、終わることばかり考えていたよ。
チームワークってその過程が肝心なのにね。
お茶碗、Pa-pandaに接着剤で直してもらったよ。
でも、セザくんの言うとおり、身代わりか良いことが起こる!これを信じるね。ありがとう。

今週は新たな課題。大変、大変。

kojisato さんのコメント...

poaneさん>私まで鼻水が…ぐじゅぐじゅ。
来週から風邪を絶対に引けないから、今からビタミン
で強化中。
自分が18だった頃ね…きっと、その当時一回り年上の
人は自分を見てハラハラしていたんだろうね。
ま、携帯電話持ってなかったけど(笑)
割れたお椀はPa-pandaに直してもらい、週末明けて心機一転だよ。
筆記試験が無事終了して、今度はレポート祭りだ!(ひゃっほい!)