すっかり燃え尽き症候群で、ほげぇ~としていたところに、ニコルの引越先の掃除を手伝いに行ったアレックスが、
魂を抜かれたかのように帰宅...
温かいお茶を淹れて、ようやく一息ついたところで出てきた
恐怖体験!
引越先のWG(ルームシェア)が凄惨に汚い!ということで、月曜日には途方にくれて遂には泣き出してしまったニコル。
使ってそのままに置かれた食器からは、カビが繁殖。金色だと思ったら、Scheuermilch(研磨剤)で磨いてみたら銀色だということが発覚した金具!触るとべた付く調味料のビン朝9時から掃除を始めた2人が、ようやく一息つけたのが夕方5時!しかも、掃除したのはキッチンのみ!
kojisatoはその様子を見ていないのだけど、狭くて置いている家具も粗大ごみ同然。
料理好きなニコルにとって、こんな辛いことってないでしょう。
このWG、実はニコルの友だちGを通して紹介された家。もちろん彼女も住んでいるのだけど、聞く限りでは、
Messy syndromなのではないかと疑いたくなるくらい。Messy Syndromとは、最近ドイツでもよく取り上げられる、ある意味「病気」。
ダラシナイが一線を越えて、片付けられなくなってそのまま自宅がごみ屋敷同然になっても平気になってしまうという現象。
Gの部屋も、ドアが開く部分だけスペースがあるものの、他はゴミ袋に詰まったガラクタ、山積みの本...
そして、極めつけが
放し飼いの鳥。
もちろん鳥がトイレトレーニングを受け入れるわけなく、そこらじゅうに「お粗末」しちゃうわけです。
そんな彼女、実はkojisatoも知っていて、陽気で楽しい子なのです。
でも、100歩譲っても今回は彼女とニコルの間の友情を疑ってしまうくらい。
本来、汚いことがわかっていた家にニコルがなぜ入居を決意したかというと、
Gがニコルの入居までに片付ける!という約束をしたから。その約束が守られなかったのは、上の通り。
そして、そんな途方もない状況の傍ら、彼女は旅行へ(汗)
共同スペースにある、普通ならゴミだと思われるもののほとんどがGの所有物。実際、彼女がまだ旅行に行く前に、何を破棄して良いかニコルが尋ねたところ、その問いに苦い顔。彼女の汚いと感知するレベルがすでに鈍っているみたいです。
ニコルが入居することは歓迎してくれているみたいだけど、彼女が持参する電子レンジが使える!とか、DVDのコレクションは居間(ココも凄惨。テーブルがベトつく)に置いて!と、
ジャイアニズム
※俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもと。
炸裂!
ニコルとしては、Gが友だちだから約束を信じたわけです。
「やる、やる」とGが言っていた掃除も、彼女がすでに3年近く足踏み状態になっている試験があるから...と、試験を優先にするように見守っていたわけです(ちなみに、落ちて、半年待ち)。
ダラシナイ。
それが彼女のキャラクターなのかもしれないけど、それでも友だちとして信じていたニコルにとって、この顛末は本当に泣きっ面に蜂。
今週末は、ニコルの両親がやってきてサポート。昨日、今日と掃除が続けられているみたいだけど、本当に彼女が居心地の良い家になって欲しいと思う。
kojisatoは、旧家になる寮の共同部分、そして2人分の部屋を引き渡し時に問題ないように大掃除。
これくらいしか、ニコルにしてあげられることがなくて...
kojisatoは友だちだから、2人分の掃除を引き受ける!と言って有限実行した。
友情って、やっぱり信頼関係から成り立つものだと思う。お人よしで、どこか友情に盲目なニコル。以前も、それは利用されてる!っていう時に、WGメンバー一同で「目を覚ましたほうがいいよ!」と警告。
お人よしで純粋なのがニコルの良いところだけど、そんな長所があだになって彼女は何も悪いことをしていないのに痛い目に遭うのをkojisatoが見るのが一番痛い。近くに住んでいたら、頻繁に様子を見れるけど、これから遠くなる2人。本当に、心配。
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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)