嫁に出て行ってしまったkojisatoとしては、お雛様を飾る意味がなくなってしまったのですが(笑)、koji家にあるkojisatoの祖父母が作ってくれたお雛様とお内裏様の写真を飾ってあります。
日本から持ってきた煎餅ミックスを雛あられの代わりに、甘酒は飲むかなぁ~:)
2010年3月3日、実はkojiczukが待ちに待っていた日でもあります。
pa-panda勤続丸一年!
Pa-pandaの出勤一日目の様子は、Pa-panda自身がBlogに書いてありますね~→【参照】
Pa-pandaのお仕事はカスタマーサービス。お客様の電話やメールでの相談に対応するのだけど、中には不躾な人がいたり、逆切れされたり...楽な仕事とも言えません。でも、中には親切なお客様がいたり、何より、職場の仲間に恵まれているというのが大きいかな?
エディンバラに移住してから、一ヶ月以内に就職。それから、結婚式の準備やkojisatoの移住にともなった引越...とにかくお疲れ様でした。
ポーランド人のPa-pandaは、EU加盟国国籍者としてUKでUK市民同様滞在、そして就労出来る権利があります。簡単に言ってしまえば、EU圏内での国境がないのと同様で、まさに「EU市民」というわけ!
もちろん条件もあって、英国政府の生活保護を受けないこと。まあ、自分のことは自分で面倒みなさい!ということですね。それさえクリアしていれば、UKに永住することだって可能なのです。
そんなEUならではの特典のオコボレに預かろうというのが...
EU妻です(笑)
kojisatoは、EU市民の家族として同等の権利を享受されます。
その第一ステップで、特別な入国許可がEEA Family Permitでした。
前回の日本への一時帰国の目的が、このEEA Family Permitを申請&許可してもらうこと。
念入りに用意した書類。そして、kojisatoのドキドキ振りはコチラ→【参照】
EEA Family Permitをもって入国した日からkojisatoの滞在許可日数は6ヶ月。
その間に、第二ステップEEA 2を申請しなさい!ということなのです。
EEA 2とは...?
5年間有効の滞在許可になります。
非EU市民であるkojisatoに、そう簡単に永住権 (Residence Permit)が許可されるわけなく、仮永住権?お試し期間です。
ただ、この5年間。やはり、Pa-panda同様の権利は与えられます。
そして...5年後に、(気が向けば 笑)永住権の申請が出来る権利が:)
kojisato達の場合、5年後の生活拠点が、UK、ドイツ、ポーランド...(5%くらい日本!?)と選択肢があるので、まだ永住の覚悟は決めていません(笑)
さて、そのEEA2ですが...kojisato、EU妻ながらも相方が「2部リーグ」出身なのでちょっとした条件があります。
「2部リーグ」とkojisatoが勝手に呼ぶのは、ポーランドが2004年5月1日にEUに新しく加盟した新参モノだから。
その条件とは、UKにて12ヶ月以上合法的に働くということです。これを、Workers Registration Schemeと言うそうです。
このWorkers Registration Scheme、職場によっては手続きがいい加減なところもあって、しっかりとチェックしないとウカウカと不法労働者だった!なんていうことになりかねません。VISAを出すお役人さんって、こういった過去データ大好きですから、こういうことはしっかりと記憶に保存しておくんですね(苦笑)。「知らなかったんだ!」ですまない不法労働は、立派な法律違反になるので今後パートナーとkojisatoと同じような手続きをする人は要チェックです!でないと、必要以上のストレスが生じるはず!永住権を希望する人はなおさらですね。
Pa-pandaの職場は、むしろ職場の方からWorkers Registration Schemeの説明があったほどで、キッカリ今の仕事を始めた2009年3月3日よりWorkers Registration Schemeがカウントされています。
コレで全ての条件は揃った!
kojisato&Pa-pandaの清い交際まで証明する書類等々を膨大に容易したEEA Family Permitに対して、EEA2の方は意外や簡単!?
- EEA2申請用紙
- kojisatoのパスポート
- Pa-pandaの身分証明書(IDカード)
- kojisatoの証明写真 2枚
- 婚姻証明書
- Pa-pandaの雇用契約書(※)
- 過去12か月分の給料明細(※)
- 雇用主からのレター(※)
そして、EEA Family Permit同様手数料「ゼロ」!
おかしな話、英国市民と結婚してビザを申請する人の方が手数料を取られるわ、色々と大変らしいです。
これらを郵送で提出して...
「郵送」!?
そうなんです。kojisatoのパスポート、再び送られます(泣)
前回も、ソレがイヤでイヤで仕方なかったのだけど、無事EEA2の手続きが完了してパスポートがビザと一緒に戻ってくるまで、
kojisato、この国に軟禁状態なんです!
必要であれば、連絡してパスポートを一時返してもらうことも可能らしいけど...そうなると、パスポートの移動回数が多くなる!
とういことで、クリスマスは日本でポーランドに帰省出来なかったから、イースターこそは!と思っていたけど、ちょっと無理そう:(
ママチュクも、電話で「イースターは帰れる?」と聞いてくるのだけど申し訳ない。
まあ、初夏ぐらいにはパスポートが戻ってきて、kojisatoも試験が終わってノンビリしている頃にポーランドにいけたらね:)とpa-pandaと言っています。
ちなみに、kojisatoのがEEA2。Pa-pandaも「任意」でEEA1という似たような手続きが出来ます。基本、Pa-pandaの滞在許可は自動的に更新されているのだけど、せっかくだからと申請することにしました(タダだしね)。
さて、これからパスポートちゃんの単独旅行がはじまり、無事戻ってきた頃...
kojisato、オフィシャルにEU妻inUKです。
【追記】
EU妻という言葉、実は日ポカップル仲間のチェコタンが名付け親です。
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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)
11 Comment:
私もカスタマーサービス職の経験があるけど、大変だった。
ストレスもたまるし、Pa-pandaさんには頭が下がります。
ご苦労様です。
その国それぞれで色々な手続きを踏まないといけないんだね。
フランスは大変だって思っていたけど、EU諸国どこでも一緒。
次のステップ『EEA 2』で、5年間の滞在許可なの???
うらやましい・・・
私は、1年更新を4年ほど繰り返さないといけないみたい。
その都度、馬鹿高い手数料を払わないといけないんだよ!!
大違いだ!!
でも、これを続けなければ暮らしていけないので面倒だけどやっていきます。はぁ~。
@wendy:
Here is Pa-Panda voice: "Thank you Wendy, a bit stresfull, I must agree"
以前は発行に1年以上時間がかかっていたようですが、Border Agencyも改善されたのか?平均数ヶ月待ちのようですね^^
私も去年の夏に取得しました。
申請証明が届いたら何かお仕事される予定ですか?
出た!EU妻!(笑。
私もEU妻だけど、滞在許可書は2年おきに申請しなければなりませんでした。旦那がポー人で住んでいるのがポーランドなのに!ひどい。
5年はいいですね。それと就労を促す意味でWorkers Registration Schemeもいいアイディアだなと思いました。
だけどパスポートがないと身分証明するものがなくなっちゃうのでは、とちょっと心配です。
ちなみに証明写真は方耳出すタイプでした?ポーランドで斜め横向きの写真を撮らなくてはいけなかったときは、ちょっとしたカルチャーショックでした。
ビザとかいろいろ大変ね~。
移民局のお役人は無情な人も多いから手続き準備に関しては200%くらい完璧にしておくのが一番。
その点kojiちゃんは性格的に300%くらいやると思うので心配なさそうで見ててホッとするわ^^
私の場合はアメリカ時代にずい分鍛えらましたわ。あそこ半端ないくらい厳しいのよ。あれに比べたらポーランドは楽勝だと思いました。
wendyさん>私の個人的感想としては...
EU法による提携システムのお陰か、その国の人とよりも
EU市民の家族として第三国でビザを取る方がある意味
「お客さん」として簡単なような来ます。
「いつかは国へ帰る...」という考え方があるからでしょうかね?
多分永住権になったら話は変わってくるのかな?
まだ5年後のことは分からないので私も調べてないけど。
ビザの手続きって大変だけど、これが外国で暮らす
登竜門だと思っています。
色んなことも、仕方がない、やってやるか...とね。
Tamakiさん>Family Permitの時といい、なんだか
コロコロ変わる法律にコロコロ振り回されていますよね(汗)
さて、いつ結果が出るのやら。6月中旬までは語学学校だし
気長に待つとします。
また今度会う時にでも、色々近況報告しあえるといいですね:)
お茶でもどうですか~?
Poaneさん>出たぁ!(笑)
証明写真、最近はパスポートとか新しいシステムで
日本式(?)の真正面、生真面目写真だけど、
ドイツも証明写真といえば斜め向きで笑顔だったなあ。
ある意味、ドッカのプロダクションの写真みたいな(笑)
↑Wendyさんのコメントの返信にもあるように、その国の
人と家族=ずっといるなコイツっていう前提で、さらに
厳しいのかもね。
ひところ昔は、遊びに行くにも色々と訪問先に一筆書いて
もらったりとか大変だったみたいだね。
EUに加盟してプラスの意味でグローバル化された感じだね。
Ryoさん>アメリカはやっぱり移民の国らしく大変みたい
ですね。それだけ問題もあるのだと思います。
意味なくイヂメるのではなくて、やっぱりその国を
守るための法律でもありますしね。
海外生活が長くなると否応なく強くなりますね。
私もドイツで鍛えられました(笑)
心配性で、二重、三重とチェック。
案の定、会社からのレター、Pa-pandaの苗字に
スペルミス。
危ない、危ない...慎重に越したことはないですね。
うふふ!
あたし、昨日Daueraufenthaltskarteなるものをオーストリアからいただきました!!
そのDauer、10年!
いやっほーい!10年もこの国にいるかわかんないけど、すごい!いやーな思い出もあるので、結構覚悟して行ったら、あっけなくもらえたよ:-)
パスを預けるの、心配だけど、無事もらえるといいね!
そしたら、ウィーンに遊びにおいで!
riecchi>おめでと!!!!!!
10年もストレス解放ってすごいね。ドイツでもそんなには
もらえないよ。
10年以内にどこに移動するのかな?でも、とりあえず
10年合法滞在っていうのが大きいよね。
この前、Aマークの観光バスを見てriecchi達のこと
思い出したんだ。オーストリアからバスでエディンバラまで
来たのかな?
本当、ビザが下りたら一杯移動するぞーーー!
2人に再会出来るのも楽しみ:)
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