2010-11-09

Patch testと家族愛

今年に入ってエディンバラでの正式な滞在許可を取り、同時にNHS(国の医療サービス)も受けられることに。

気候のせいか、ストレスのせいか、それとも…とにかく肌の調子が芳しくなかったkojisato。

アトピー性皮膚炎の太鼓判を再びGP(主治医)に指摘され、ついでにアレルギーのチェックテストをすることに。

いや、それもかれこれ2月くらいに始まった話なのだけど、およそ10ヶ月たってようやくこの検査を受けられることに。

って、やっぱり環境の変化が一番の原因だったのかな?ピーク時に比べて、そこまで肌の調子は悪くないけど、滅多にない機会だから「記念」?に行って来ました。

事前に郵送されたパンフレット。

今回の検査はPatch testといって、アレルギー性疾患の原因を調べるために、その原因と推定される物質を肌に張って反応を調べるもの。

両肩にサロンパスが1枚ずつくらい…と、上の写真同様のものがパンフレットにも。

ところがどっこい…!
135種のアレルギーの原因になりうる物質が背中じゅうに!!!!!

背中をテープで固定され、肩が思うように動かない…

汗かき厳禁。肩を激しく動かす運動厳禁…そして、シャワー厳禁!

水曜日始まったパッチテスト、週末をまたいで月曜日まで続きます。

まずは帰宅して、Pa-pandaに背中のヒミツを公開(笑)

あれ、あれれ???

テープで固定されて、洋服の脱ぎ着すらまともに出来ません(汗)

衣類の脱着に加えて、背中の部分を避けてのシャワー、そして洗髪まで…

Pa-pandaに「介護」してもらいました。

ココまでしてもらうのって、「家族」だからですよね。なんか、変なタイミングで「家族」をシミジミ感じるkojisato。

パッチを貼って3日目の金曜日。

ついに、体の動きを不自由にしていたテープから開放。

(←ちょっと見苦しいので小さな写真で)

何かの物質に反応しているみたいで、背中が痒い~><

肌用の特殊なペンでマス書かれているkojisatoの背中。

このマスが月曜日の専門医からの診断の見極めに必要だから…と、いざインクが取れた時ように看護士さんからペンをもらう。

週末、1日一回この線を描いてくれたのもPa-panda。

そして、いよいよ結果発表!

同じテストで、ある日突然35年間食べてきた小麦粉を禁じられてしまった友だちを知るので、次の日から突然、毎日当たり前のように触れていたものとか食べていたものが禁じられたらどうしよう~、とドキドキのkojisato。

マダムなDr.に背中を見せると…

「あら、このアートは誰が?」

話の流れで、「夫です」と答えながらも…???

アートって、あの罫線が!?

「ネコと、スマイリーと…えっと、コレは何かしら?なんか動物みたいなのが描かれているわよ。」

とっても微笑ましくkojisatoの背中のアートを解説してくれる先生。

って、コッチは赤っ恥!(大汗)

確信犯はもちろん、Pa-panda!

結果、化粧品の物質と化学繊維意外にシリアスな問題はナシ!という太鼓判。

ついで、20年前近く、「思春期が終われば、自然になくなる。」と当時の皮膚科医に言われた寒冷蕁麻疹の検査も。

いたって簡単。氷の入ったビニール袋を体の一部に固定して、10分ほど待つ。

見事に、カユーーーイ蕁麻疹が赤く出てきました。

コレは「体質」だから治せない…という先生。kojisatoも、薄々は感じていたけどね。

そして、驚きのアドバイスが…

「あなた、プールに行く?」

最近すっかり縁遠くなってしまったプールだけど、「ハイ」と答えたら…

冷たい水に全身を入れることで、体中がこの寒冷蕁麻疹の症状として反応(これは既知)。コンディションが優れないと、水中で突然動けなくなることもあるから(大汗)、プールに行くときは誰かと一緒に!

えーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

半分冗談かと思ったら、先生真剣です(って、医者が患者の症状に冗談言いませんね)。

「それから、アイスは食べる?」

「ハイ、大好きです」と、素直に答えたら、アイスも要注意!だと…

「それじゃあ、寒い中、アイスを食べないように気をつけます。」と、kojisatoなりの打開策を出したものの、

「いいえ、アイスを食べるときはどんなときでも気をつけてね。」

と言われてしまいました。

乳製品に問題があるわけでも、アイスを食べて死に至るわけでもないけど、冷たいものに体が反応して、口周りやノドに症状が出るそうです。そういえば、時々アイスを食べると咳が出る(汗)

これから、寒冷蕁麻疹が現れるには好条件な天候が続くスコットランド。

心配していたアレルギーは特に問題なかったけど、アイスに要注意とは…

何はともあれ、当初の目的通り「記念」になる体験。そして、Pa-pandaとの「家族の繋がり」を感じる体験となりました。背中のインクがなかなか取れないけど、いつになったら開放されるかな…
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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

6 Comment:

Pupu さんのコメント...

ご豚沙汰してます。見るに読むに過酷なパッチテスト、お疲れ様でした!とりあえず禁断の食品が少なかったのには読んでるこっちもホッとしました。色々制限されたらお料理も制限でてきちゃいますもんね。

でもアイスがダメってことはキンキンに冷えた飲み物もダメってこと?幸い、ヨーロッパにはあんまりなさそうだけど。。。

めぐみ さんのコメント...

テストお疲れ様でした。
日本のイメージだと血液で 高いお金を払い、何種類のアレルギーチェックをするかを自分で決めるみたいな感じですが、、ニコチンやアルコール以外にあのようなチェックもあるんですね。

アイス・・・怖いですね。本当に普通に食べますよね。
アダムさん・・・なかなかおちゃめですね。でも、凄く愛が感じられました。

私も最近、肩こりが酷くて。病院で首の角度がみんなと違うため肩がこりやすい体だよといわれて。
今まで寝ている母を起こしてシップを貼ってもらいましたが、セザに貼ってもらったり・・・安心して頼める人が増えた感じが嬉しかったのを覚えてます。

poane さんのコメント...

すんごい!パッチテストってこんなに一気にするんですね!見てるこっちがなんか背中ムズムズします(笑。しかも背中のグリッド線。ちょっと「ヤ」の職業の方みたい(笑。
Pa-pandaさん、やりそうやりそう!大笑いしてしまいました。

kojisato さんのコメント...

pupuさん>お返事遅くなってごめんなさい!
本当に、色々制限されたらイヤだな~って思っていました。
好きなものが多すぎですから(笑)
そうそう、アイスというか冷たいものですね。
でも、冬のアイス(特に寒空で食べる)って美味しいんだけどなあ…。

気温や温度の変化に体が即座についていけないのが
原因みたいです。

kojisato さんのコメント...

めぐちゃん>テストのこともどこへやら。
ブログを放置しているうちに日々は過ぎて、今は
毎日実習だよ。毎日試験って感じ?(笑)

日本だとアレルギーテスト、高額なんだね。

アイス、怖いけど普通に食べちゃうよ。
ま、命に別状はないし。Pa-pandaの描いた絵は
いつのまにか消滅。病院からもらったペンで今度は
自分の腕に何か書いていたよ。らしいでしょ。

色々、かっこ悪いところも含めて見せ合えるのが
家族だよね。
小さな幸せはしっかりかみ締めて、それが
しっかり大きな幸せになるからね。

kojisato さんのコメント...

Poaneさん>あのパッチで銭湯はお断りだろうね(笑)
本当に背中ムズムズで、授業中あやしい動き
(静かな江頭2:50みたいな?)をしていたよ。
Pa-pandaのいたずらは時々突拍子がないけど
あり得そうで…あ、また何かやらかすかも…