Pa-pandaと話をしていて、ふっと気付いた。
ドイツ語で「国際結婚」ってどう言うの?
どっかで聞いたことがあるのだけど、「国際結婚」という言葉はそもそも存在せず、日本人が作ったって…
その信憑性はナゾだけど、ドイツ(ヨーロッパ)だとココで言う日本人の捉える「国際結婚」はゴロゴロ転がっている。
大陸続きのこの国で、100%ゲルマンな人を見つける方が指南の技だ。
ニコルといつもの井戸端会議。
実は彼女の母方の家族はかつてポーランドの貴族だったらしい。
ポーランドの貴族といっても、貴族にも色々ランクがあって、彼女の祖先はまさにお城に暮らして、召使に囲まれて…という。残念ながら、歴史の流れの中その文書は消失し、ニコル一家はドイツ人になり、そしてニコルは
プリンセス・ニコルになり損ねたわけだ。
ちなみに、Pa-panda一家の祖先も貴族だったらしい。上に書いた貴族ランクだと、そこまで裕福な貴族ではなかったらしいけど、もしかしたらPa-pandaだって、
Pa-panda王子だったわけだ。
ぷぷぷ…(笑)とにかく、島国日本と違って大陸ヨーロッパはソコが面白い。
話は戻って「国際結婚」について…
kojisatoの電子辞書収録の大辞泉、ジーニアス英和大辞典、独和大辞典によると…
こくさい-けっこん【国際結婚】
国籍の違う男女が結婚すること。外国人と夫婦になること。
参考までに↓
国際:複数の国家に関係していること。世界的であること。
国籍:国家の所属院としての資格。
では、英語では?”International marriage”かと思いきや…
interracial marriage 異人種間の結婚人種:
- 人類を骨格・皮膚・毛髪などの形式的特徴によって分けた区分。(後略)
- 人をその社会的地位・生活習慣・職業や気質などによって分類していう言い方。
ドイツ語で「国際結婚」を直訳すると"Internationale Ehe"
そして、英語の"interracial marriage"を直訳すると"Rassenübergreifende Ehe"
ところがドッコイ!ドイツ語では…
Interkulturelle Ehe 異文化間の結婚と言います。
文化:
- 人間の生活様式の全体。(中略)それぞれの民族・地域・社会に固有の文化があり、学習によって伝習されるとおもに、相互の交流によって発展してきた。
- 1)のうち、特に哲学・芸術・科学・宗教などの精神活動・およびその所産物。
3つの言語を比較するだけでも、その概念の違いがうかがい知れませんか?
日本人のkojisatoとポーランド人のPa-pandaは、国籍も人種も文化も違うけど、コレと言ってカテゴリー分けされるほど特別だとも思わない。
ただ、国籍も人種も文化も違うから多少の手続きが面倒なだけだ。
kojisatoが日本男児と結婚するとしたら、国籍は同じだけど、出身地によって文化の違いは充分ある。人種だって、島国といえども厳密に見れば、弥生顔なkojisatoに対して縄文顔な人がお相手であれば…
うむむ…。
googleで「国際結婚」を検索にかけてみたら
1,710,000件出てきた!
まだまだ「国際結婚、いいなぁ~」、「へぇ~」、「ほぉ~」等々、時に黄色い声援を聞くわけだけど、たまたま一緒にいてデローンって出来る相手がPa-pandaだったのだ。
そんなものすごい偉業を成し遂げたわけじゃないんだけどね。
婚姻手続きや、その他情報を集めようとしたら、出だしから根本的な疑問にブツかってしまいました。
なるほどね。オモシロイ。
追記
ちなみに、上に貼り付けた
「国際結婚ハンドブック -外国人と結婚したら-」国際結婚を考える会・著
他にも色々マニュアル本があるそうです。えぇ~!!!そんなマニュアルまで勉強しないとダメ!?
ソロソロ小出しに、婚姻手続きネタが出てきます。自己流じゃ、ダメかしら。こんなマニュアル本一冊は持たないとダメ?なんだか、「お受験」の気分です。