2010-08-21

嘘から出た真&ひょうたんから駒

前ブログの続き?)

実は、SAAS (Student Awards Agency for Scotland/スコットランド学生奨学金機構)という団体からkojisatoの学費が全額支払われるのですが、その学費もkojisatoが今 年に入ってからカレッジと直接相談してkojisatoが本来支払うべきである非ヨーロッパ人プライスから、5年以上の在ドイツの経験を認めてもらえて非 ヨーロッパ人プライスの1/5であるヨーロッパ人プライスにしてもらったのです(その経緯はコチラ→LINK)。

それだけでも有難や~m(_ _)mと拝みたいくらいなのに、入学許可が出てからカレッジよりこのSAASと連絡を取って奨学金獲得の是非を聞いておくように!という通達が...

「まあ、無理でしょう」と思いながら申請をしたら...

1週間後には、「無理」という返事が。

どうやらkojisatoがこの奨学金をもらうには、難民とか特別な環境である人でないと...という説明。

「ま、ダメだったらしょうがない。ヨーロッパ人価格でも有難いくらいだしね。」

と、何も考えずにkojisatoったらそのお手紙...

捨ててしまったのです!

後日、カレッジに「いくらヨーロッパ人プライスでも一括払いはキツイから、分割とか出来るのだろうか?」と聞きに言ったら、

事務員:「あなた、SAASとは連絡取ったの?」

kojisato:「はい。でも断られました。」

と言ったら...

事務員:「でもおかしいわね。ヨーロッパ人プライスで通っているなら、SAASも問題ないと思うけど、その断られた手紙、持ってきてくれる?」

...(大汗)

まさか捨てたとは言えず、実はkojisato、「もうずっと待っているけど返事が来ない。もしかしたら、郵便の手違いかもしれないから再発送してくれませんか。(大嘘)」と問い合わせ><

きっとスコットランド中の学生が問い合わせに殺到するであろうSAAS。大分混雑していたみたいで、しばらくしてようやく返事が...

SAAS:「とりあえず、追加書類を送る旨の手紙を今日発送したから、それ読んで対応したら再検討する。」

再検討?

ダメだったという旨の手紙を再発送して欲しいだけのkojisatoの頭は???

その後、何かの手違いでkojisatoの住所の家の番号のみでFLATの番号がデータから消去され...

「嘘から出た真」とは、まさにこのこと!発送された手紙が、受け取り先不明でkojisatoの元に届かずさらに数週間経過。

今まで、メールで連絡を取り合っていたkojisato。だって、電話嫌いだも~ん。まして、英語でなんて無理><

しかしながら、時間(とき)は過ぎる一方。

偶然、Pa-pandaの同僚の友だちがこのSAASに勤めていて、聞いたところ

「電話で連絡しなさい!絶対電話!メールだと返事は一ヶ月待ちよ!」

と言われ、年貢の納め時と決意して電話...

電話をかける前に言うことを確認して、ドキドキしながらPCの画面で電話番号を入力。

kojiczuk、家に固定電話はなくネット回線で電話しています(Skypeのようなもの)。

プルプルプル→ツー→ブツ!

の繰り返し。

緊張も1時間を過ぎると「疲労」に...

と、他の日に改めてトライしても同じような感じ。

そこで、フっと魔が差して「携帯電話から電話してみたらどうだろうか...」

と繋がらない予定でかけてみたら、一発で繋がりました(汗)!

実は、ネット電話では国際番号必須なのにkojisatoが入力したのは国内電話番号のみ(大汗)

それでも無事に連絡が取れて、分かったのはFlat番号がないこと。

誤解も無事解けて、数日後に届いたのが...

kojisatoとPa-pandaの婚姻証明書とPa-pandaの労働許可書を送付せよ!

とのこと。

ここで思い出して欲しいのは、kojisatoは一度発送された手紙を再発送して欲しかっただけということ。

何故に、追加書類?

さらに、kojiczukの婚姻証明にはCertified Copyが必要!とのこと。

このCertifiedをCertificate(証明書)と勘違いして、さらに混乱。結局、再び電話することに。

Certified Copyって、証明されたコピーで、然るべき人が書類のコピーがオリジナルから(つまり偽造でない)ことを証明した一筆が必要だということ。

一体、誰がそんなのことしてくれるの?

と、kojiczukの一番身近で見つけたのがRoyal Post(郵便局)でした。

Royal Post、今回の一件で濡れ衣を一度は着せたけどゴメンよ。いつも文句ばかりだけど、たまにはヤルじゃん!

と、意気揚々とポストに向かったら...

窓口のおじちゃんが「このコピーはオリジナルからであることを証明します。」と一筆汚い字で書いたものが8ポンド(汗)

Royal Post、やっぱり曲者(-_-)?

さて、書類はそろった。

なんだか、一度kojisatoが安易に手紙を捨ててしまってから話がこんがらがって来たけど、後は寝て待て...

と過ぎた日々が2週間ほど。

本日、届いた手紙には...

「あなたの学費を当機構で援助します。」

といった内容!

kojisatoの察するところ...

普通に申請した→マニュアル通り、国籍が「日本」のkojisatoは審査が通らなかった→通達→kojisato、その手紙を捨てる→再度、kojisatoが連絡。その際、カレッジでは ヨーロッパ人プライスになっていること等々追記する→SAAS、kojisatoの申請書を再検討。再度、追加書類をもって判断したいということに→(こ こは予想だけど)カレッジにも連絡?→kojisato、指定書類を提出→そして...

なぁ~んだ、この子に奨学金上げても問題ないじゃん!

となった模様。

いや、こんな展開を長々と書いてみたけど、ちょっとした手違いから予想外の展開に:)

今回の「学業」は、人生最後&賭けているものが大きいので「これって、絶対に1年頑張れ!」っていう掲示かも...なんて思ってみたりして:)

浮いたお金で、じゃ、日本行く?

と言いたいところだけど、これでPa-pandaが就職活動のキャリアになるような講座に申し込める!
PC関係で働きたいPa-panda。でも、大学での専攻は英米学で専門の道はなかなか難しい。そんなところ、見つけた講座は援助金を差し引いてもちょっと値が張るものだったので、これで投資還元したいところ。

スコットランドも、学校では夏休み明け。大学も、徐々に学生が戻ってきている模様。

あと1年、kojisatoにとってもPa-pandaにとっても、学びでキャリアアップの新年度(こちらでは、秋からが新年度)になりますように。

(追記)
写真は今日見つけた面白い帽子でお遊び。ハリーポッターのエディンバラだもの。魔法学校で魔法もマスター!?
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今日もHappyな一日になりますように!
kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

8 Comment:

Pupu さんのコメント...

書類がないとあわててしまうけれど、どこでどういう幸運が待ってるか分からないですね。とにもかくにもおめでとうございます!!

匿名 さんのコメント...

うれしい手違いだったね!
奨学金おめでとう:)
私は、こっちに来てから2回ほど申請したけど、両方ともダメだったよ…。
厳しいんだなぁ…と。
この奨学金有功に使って、更に将来何倍にもなって結果が来るといいね!
応援してま~す。

えなんこ さんのコメント...

さすがはお役所。笑
こちらも電話攻撃が一番。
いずれにせよ・・・

おめでとうございます!!!^^

これから一年の勉強、頑張ってきてください!その間に遊びに行きます♪♪♪

kojisato さんのコメント...

Pupuさん>ドイツでは学費がないのが当たり前だったから、
改めてそのすごさを実感!
どこでどんな幸運が転がっているか分かりませんよね。
書類を捨ててしまったのがマズイと分かった時は、本当に
穴でも掘って埋まりたい気分だったけど、良かった~。

kojisato さんのコメント...

匿名さん>心当たりが二人いるのだけど…
実はこれで奨学金受けるのは三度目。
日本の大学、ドイツの大学、どちらも最後の最後で
色々あって経済的に継続不可能か!?というときに
周りに支えてもらって貰った奨学金。
今回も、本当に有難くこの機会を良い結果に繋げられたらと
思うよ。
倍率とかあったのかな?よくわからないけど、やっぱり
ラッキーなんだよね。

kojisato さんのコメント...

えなんこさん>そうそう、電話だとその場で返答だしね。
にしても、やっぱり電話は緊張する><
ドイツ語でも、最後まで慣れなかったもん。
1年のうち、是非遊びにおいで~。もちろん、彼とね:)

wendy さんのコメント...

おおっ~、なんということだ。
ロイヤルポストの8ポンドだけで、1年間の学費がまかなえたと思えば・・・。

浮いた費用は、今までがんばってきてくれているPa-pandaさんへの還元するのがいいね。

これで安心して勉強できるね。

それにしても海外で勉強するのって費用がかかるね。
ヨーロッパ人の5倍もする値段・・・。外国人はつらいね。

kojisato さんのコメント...

Wendyさん>確かに、8ポンドから1年分の学費を
賄えたと思えば、儲けものだね!
ドイツは基本国立大学の学費はタダで、ここUKが以上に
高い。特に非ヨーロッパ人だとね。
ここに来ているアジア人の留学生はお金持ちウジャウジャ
らしいよ。