日本で大地震発生

今日、日本時間午後２時４６分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード8.8の地震が発生した。

観測史上最大のものである。

この地震を知ったのが、友だちからの携帯電話へのショートメッセージだった。

「日本で地震が起こったっていうニュースを見たけど、kojisatoの家族は大丈夫？」

1995年の阪神・淡路大震災以来、時々揺れの大きい地震は発生していた。

だから、阪神・淡路大震災以上のものはまったく予想していなかった。

カレッジへの準備をして、「念のため…」という軽い気持ちでネットで調べてみた。

正直、絶句した。

ちょうどkojisatoが開いたのが、首都圏からも黒い曇りが出ている写真。そして、オフィスから非難して外で立っている人たち。

そして、ものすごい勢いで町を飲み込む津波。

Twitterでも、家族と連絡が取れない…という友だちの書き込みを見る。

横浜の実家に連絡したら電話が繋がらず、携帯電話に電話しようと思ったら、番号が見当たらない。

こんな緊急事態に！自分にイライラする。

携帯の方のアドレスに安否を確認したkoji-sisから返事が届く。

家族は全員無事。

幸い、koji-mamaはパートがお休み。首都圏でも震度５を記録した中、厨房でのパート。考えただけでもゾッとする。

とにかく家族の無事を確認できたのだからとカレッジへ行く。

コッチでは朝の報道だっただけあって、皆、地震のことは知らない様子。

唯一、一人のクラスメイトが声をかけてくれた。

ある意味、みんな知らなくて良かった。

家族の安否が確認されても、色々聞かれたらもっと不安になる。

そして、今日が小学校での研修日でなくて良かった。子どもたちの前で平静を貫くのはつらい。

koji-sisを通しての安否確認で、実際にkoji-mamaの声を聞いていない。

今自分が置かれている状況。

日本や家族がずっとずっと遠くにいることを改めて実感して、鼻の辺りがツンとくる。

図書館によって、お昼をカフェテリアで済ますことにする。

日本時間が夜に向かう中、電気やその他ライフラインの復旧を待って不便な思いをしている人がいるのに…と思うと口に入れる昼ごはんに罪悪感を感じる。

「仕方のないこと」、「自分には出来ることがない」ということは頭でわかっていても気持ちが落ち着かない。

とにかく自分の生活に集中することと、母国のことを思うこと、その狭間で揺れた。

友だちに教えてもらったサイトで、地震速報を流しっぱなしにする。

正直驚いたのが、思ったよりも皆が平静であることである（そう見えるだけかもしれないけど）。

ツイッターやmixiでのコメントもそうだ。

海外で生活することを決意してから、いつかの大地震は常に覚悟してきた。

関東圏出身のkojisatoが一番恐れているのが、富士山噴火と関東大震災の再来。もう、ここ数十年も「今起こる！」といわれ続けている。

改めて、自然を前に人間は無力だということを思い知り、そして自分がやっぱり遠くにいることを実感する。

余震、そして二次災害とまだまだ被害は出そうですが被害者の数は出来る限り最低限に収まってほしい。倒壊した家屋や道路、橋はまた作れる。人の命は二度と戻らない。

どうか皆様のご家族またお友だちも無事でいられますように。
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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)