昔々あるところに…
王様とお姫様がいました。
彼らは愛し合っていました。
でも、こわい竜がお姫様を取りました(※)。
王様は、お姫様を助けたかった。
王様はとても弱いので、7人の小人のところへ行きました。
彼らはテレビを見ていました。
王様が7人の小人のところに着いたとき、彼もテレビを見たかった。
オオカミも来ました。
オオカミの一番好きな食べ物は王様の肉です。
…
※とりました=誘拐しました
さて、今日のプライベートの日本語のクラスはちょっとレベルが上のクラス。
文法もほぼ一通り勉強していて、それに磨きをかけたり、ちょっとした言い換えやシチュエーションにあわせた会話を紹介するのがkojisatoのお仕事。先生という立場が、より一層アシストまわるクラスです。
レベルが違う3人が集まる、毎週準備にアタマを悩ますけど、一番いじりがいのあるクラス。
プライベートの特典(!?)で、さらに親密にアットホームなのもこのクラスの特徴。
来週、再来週とkojisatoの事情で休講にせざるえないので、空白の2週間に創作意欲をそそる「物語作り」を宿題に用意しました。
まずはkojisatoより「昔々、あるところに…」。
そこから、ユーリア&アンドレアスが1行ずつストーリーの続きを書きます(もう1人、アルヴィッドはお休み)。
それが上の物語の出だし。
お姫様を竜に奪われた弱虫な王様、7人の小人とテレビを見ている場合なのか!?王様が好物なオオカミが背後に迫り、その展開は!?
kojisatoも知らぬ物語の続きは、2週間後。3通りのエンディングが楽しみです。
とらわれない。自由でいる。
3 年前
7 Comment:
授業、お疲れ様です^^
色々授業を掛け持ちされているようで、
立派な日本語教員さんですね!
私は、出張組の「止むを得ず日本語を
習う」方にレッスンを与えているので、
あまり強い思い入れも無いです^^;
(特に出張組の方は、日本でも英語で
指図する部長クラスですし)
物語作りの作品、良いアイデアですね!
erdbeerさん>このプライベートはVHSが
派生したクラスなんです。
一番付き合いが長い生徒さんは、私の初授業以来。
VHSのクラス成立に参加人数が関係するため
セメスターが上になるほど難しいのです。
だからこそ、なお私のところで勉強したいと
有志でプライベートの場所を作ってくれた
彼らには尚更思いいれが強いですね。
>有志でプライベートの場所を作ってくれた
彼らには尚更思いいれが強いですね。
お~!そういうのが理想ですね。
私もそういう場で教えてみたかったです。
(こちらのVHSにはうん十年教えられている
先生もすでにいて…)
出張組の方は、良い年配の方ばかりですが、
特に日本語に興味は無いようです。
(きっと宿題をする時間も無く)
「物語作りの作品=宿題」
の間違いでした。
無意識にそう打っていました(すいません)!
この手の宿題、ロシア語の授業で出ました!!「これまでに習ったことだけ使って作文せよ」と言われて、ほとほと頭を悩ませたものです。そんな制限付きだから、妙な話の展開になったりして、先生もクラスメートも大笑い。
Kojisatoさんのところのも2週間後の出来上がりが楽しみですね!
erdbeerさん>出張組みの方も、ヨーロッパ内や
アメリカ出張とはまた違ったOrientalな
国に行くことに色々緊張とかあるんでしょうね。
インターカルチャルな部分のレクチャーを
増やすと、また盛り上がるかもしれませんよ。
色々、興味の間口をerdbeerさんを通して
広げられるといいですね。
年配の生徒さんは、さらに奥の深い
知識を要求するので、なかなか背筋が
伸ばされます。
そうそう、打ち間違え気にしないでください。
私もしょっちゅうしますよ~。Blog内でも
多発(笑)
pupuさん>この手の課題は、学習者がある程度のレベルになってからですね。
ここで生徒さんの個性が出てきて、
なかなか面白いです。
私もドイツ語でこの手の課題やりました。
時々、ものすごい名作を作ってくるクラスメイトがいて、
それにも「おぉ~」っと感動してました。
思わぬ才能発掘ですね:)
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