kojisatoの子どもの頃の将来の夢って単純なもので...
幼稚園の時は、幼稚園の先生。
小学校の時は、小学校の先生。
中学校の時は、社会科の先生。
小学校の時は、小学校の先生。
中学校の時は、社会科の先生。
...と、とにかく「先生」になりたかったのです。
それが、本格的に進路を決める高校生の時、世の中は「イジメ」や「自殺」問題、また今までは考えられなかった「子どもによる悪質な犯罪」が、新聞の見出しを埋めるようになり...
kojisatoの「先生」への道は遠ざかっていったのです。正直、怖気づいていました。
高校の時に、生まれて初めて外国というものに触れて、それがたまたまドイツ語が共通語のオーストリアで、単純に「ドイツ語で話したい。ヨーロッパで生活してみたい!」という理由で、大学はドイツ語学科を専攻。
そこで、ものすごく尊敬できる教授に出会って、「大学教授」になりたい!
という夢が再び(ホント、我ながら単純)。
この「大学教授」という夢は、ドイツでの学業の中、自分を学問の世界で磨いて(賢くなって)、日本の大学で、尊敬する教授みたいにゼミを持ちたい!と思っていたのだけど...
ドイツでの大学生活が長くなればなるほど、その夢もアヤフヤになって、幸いにも大学関係の人と知り合いになり、知れば知るほど、それもまた自分の道ではないのでは...と、
まさにkojisatoの夢は、行き場を失っていたのです。
3年前(アレ、4年だっけ?)から、日本語教師という立場で仕事をする機会に恵まれて、自分が向いているのか、向いていないのか...の、そんな試行錯誤な中でも、「やっぱり、kojisatoは先生という仕事が好きなんだ!」という結論に至りました。
これまた運命のいたずらか、BA(学士)からMA(修士)への課程へ移行する時に選んだ第二専攻科目「教育学」。「教育学」といっても、成人教育やソーシャルワーカーなども含まれて、一概に「子ども」を対象にした学問ではないけど、その中でも特に「発達心理学」、「社会心理学」、「教育心理学」等々にkojisatoの興味が傾向。
冬学期ももうお終い!卒業までの残す一学期、卒論執筆だけじゃなくて、将来の「職業」を見据えた何かをしたい!出来れば、スコットランドに移住してから、Pa-pandaに養われるんじゃなくて「即戦力」になるように...(ドイツは職業制度や職業意識が強いので、kojisatoもすっかりそんな意識に染まってしまいました。)
と、色々と悩んでいたのです。
だって、スコットランド移住はほぼ決定。英語圏で、ドイツ学卒の看板を下げても、なかなか直結する仕事がありません。
自分が好きなことを仕事にしたい。ずっと憧れだった「先生」という職。それが、「何かを教えながらも学ぶことが多い仕事」だと実感しているからこそ、もう一度、昔kojisatoが諦めた、わざと考えないようにしていた夢をもう一度真正面から捉えてみることにしました。
今年に入って、一番にしたこと。それは、ロストックにある各幼稚園にインターンシップの問い合わせをすることでした。
履歴書を書き直して、嘆願書を作成。
問い合わせをした4施設のうち、2施設から快諾の返答が来て...
kojisato、来月2月~3月末まで、英語もしくはフランス語のネイティブスピーカーとドイツ人スタッフがペアで多言語環境で子どもたちの面倒を見る幼稚園"Rappelkiste"で、毎日2.5歳~6歳の約20人の子どもたちと生活します。
月・火・水・金、毎日朝8時30分から13時半。午後は、卒論執筆...と、かなり有意義な学期休みになりそうです。
そして、もう一件。こちらは、5月~7月。
ここは、上の幼稚園よりは大分規模が小さくて、親が主催の幼稚園。"Die Kellermäuse"(地下のねずみたち)という名前も可愛いです。詳しい打ち合わせは後日になるけど、大学の授業がなくなる夏学期。比較的時間がある学生という身分で、あとで後悔しないように諦めていたことや気になっていたことにどんどん挑戦しようと思います。
ドイツも一旦は離れるわけだし、「恥は掻き捨て」ネ:)
というわけで、ドイツを去るまでの7ヶ月...
予定がどんどん入ってきました。両立出来るか?という心配もあるけど、今から楽しみです。
コレが直接、就職に繋がる...というわけではないけど、インターンシップ=研修。現場から、これが自分の「職」なんだ!っていうものが見つかればと思います。
ということで、諦めていた夢への第一歩です!
8 Comment:
へぇ! すごい!
あなたのアクティブさにはいつも感心させられるけど、今回のは、これまた素敵だねー!
私、ヤマハの講師をしてたとき、幼稚園、保育園会場もあったけど、あの時、(保育園の先生だけは無理!)と思ったことがあるよ(苦笑)子供たちと1時間向き合ってるだけでも私の体力を使い果たしてた。。。
っていうか、尊敬でした。きっと、子供たちからもらえるエネルギーもすごいんだろうけど。。。
先生という職業は、本当に責任重大で、やりがいがあって、すばらしいと思います。離れてみてわかったこともいっぱいある。
夢に向かってがんばれ!
riecchi>なんか、そういってもらえると
嬉しいよ!
コレも年末に窮地に陥ったお陰なんだけど...
怪我の功名だね。
私も、妹がいるものの3つ下。
だから、今まで小さな子との接点は
なくて、年を重ねるほどその差は開いて
(笑)、
リエッチみたいに考えてたよ。
それが、Pa-pandaの姪っ子や他の子と
仲良くしてもらって免疫がついたみたい。
「学問」としても興味がるので
これが本当に何かに繋がればなぁ...
ってね。
kojiたん、すごい、すごい!!!
2009年もますますパワーアップですね(^^)
やりたいことは何か、常に向上心を持って追い求めて、そのために一歩を踏み出す行動力、頭が下がります。
幼稚園インターンシップ、頑張ってね!!
経験することって、一つ一つ必ず繋がってゆくものだと思うので、これもまたkojiたんのこれからに何かの形で繋がってゆくのでしょうね。
そうそう、金銭面に限らず、パートナーに養ってもらう(サポートしてもらう)だけなのは、やっぱりバランスが崩れがちですよね~
私も今年はそろそろバートにおんぶに抱っこから脱出しないとなぁと色々と考えていたところなので、kojiたんの今回の記事に刺激を受けました。どうもありがとう!
コーラルペンギンより。
いつもkojisatoのパワーには圧倒されます。凄い!!
その勢いとしっかりした考えがあれば、
スコットランドでも職につけるんじゃない?? 日本語の先生もしてたしね(*^^)v
私も見習います。
すご~い!!
応援してます☆
これからもご報告楽しみにしてますね^^
せんべいの件ですが、お米のお菓子なんですよね。
さすがにソーセージはすごいかも(笑)
ちぇこたん>幼稚園の子どもたちが、
ちょうどナオミちゃんくらいになるかな?
最近色々な人を見て、自分はまだまだ
余裕があると思ったので、今のうちに
やりたいことをやってみることにしました。
本当に、これがドコでも通用する強みに
なれば...ですね。
ちぇこたんも、きっと何か出来るよ!
お互い、頑張ろうね。
ぺんぎん>日本語教師は、すでに現地に
いるから難しいのだ。
それに、私は資格を持っているわけじゃない
からね~。
そういえば、最近mixiをupしてないけど
料理教室は?
それもまたペンギンの強みだね。
多才なんだから、ペンギンは私から
学ぶことなんてないよ。
私が学びたいくらいです。
あちゃちゃん?>王子の赤ちゃんせんべいの
コメ繋がりだよね~???
ソーセージもだけど、赤ちゃんパンも
食べるよ。
食生活って本当に子どもの頃から身に
ついちゃうものだんだろうね。
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