またもや夜な夜なPa-pandaと枕を涙で濡らしてしまった...
英語のクラスのリスニングで、Barenaked Ladies (BNL)の"I wish I had a $1,000,000"という歌を聞いた。
いわゆる「たられば文」の導入で、「もし100万ドルがあったら...」とね。
その一文に
Well I'd buy you John Merrick's remains, all them crazy elefphant bones.
という部分があり、kojisato含めて何人かが「???」
John Merrickの遺物、おかしな象骨を買うさ。
って、はてさて?
生まれながらの奇形ゆえ、肥大した頭蓋骨は額から突き出、体の至るところは醜い腫瘍、そして象のような皮膚。その姿ゆえ、Elephant Manと呼ばれサーカスの見世物小屋で人間扱いすらされなかったJohn Marrick。実は、19世紀末のロンドンに実在した人物でした。
実際の彼の人生よりもさらに悲観的に描いた部分が多々あるけど、見た目の醜さに反した心の美しさ、純粋さに最初は研究目的でElephant Manに興味を覚えた外科医Sir Frederick TrevesもElephant Manではなく人間John Marrickと友情を育むといったストーリー。
自分が醜い姿で、人々になじられ、人間らしく扱われず...それでも、純粋な心を保つことは至難の業だと思う。
その人次第じゃなくて、環境もまた人間をヒネクレ者にしていく。
つつましやかで、ジェントルマンなJohnは最後に至福のうちに、その生涯を閉じるわけなのだけど、色々考えちゃいますね。
Pa-pandaと、やりきれない場面は一緒にボロボロでした。
ストーリーとは関係ないけど、当時のロンドンの様子にも驚きました。
産業革命真っ盛りのロンドン。白黒映画ということもあるけど、あの街は好きになれないなぁ。
さて、クラスのリスニングで聞いた
Well I'd buy you John Merrick's remains, all them crazy elefphant bones.
ウソかホントか、1980年代にマイケル・ジャクソンが100万ドルでJohn Merrickの骨を買おうとした報道があったそうです。そんなことから、この歌の歌詞が来ているんでしょうね。
100万ドルがあったら何をするか...
kojisatoだったら、日本とエディンバラに家でも買おうかな?
みなさんは、どうでしょう?
映画"The Elephant Man"、ジェントルマンの英語も聞きどころ。見るならティッシュのご用意を!
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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)
とらわれない。自由でいる。
3 年前
4 Comment:
日本語版のエレファントマンって、国広富之が吹き返しましたねー。
懐かしいなあ。
>その人次第じゃなくて、環境もまた人間をヒネクレ者にしていく。
全く持ってその通り。
どんな環境に居ようとも、何が起ころうとも、純粋でひたむきでありたい、と強く思うこのごろです。
ゆりぽん>日本語版で見たんですか!
そういえば、ゆりぽんさんは映画詳しいですよね。
英語が勉強できるお奨めの映画があったら教えてください!
KiMmyさん>環境にさらされると人間って弱いですよね。
そんなことをずっと考えていました。
特に時代背景として、階級格差が激しい当時の英国は
こうやって生活や環境に慣らされて性格まで変わってしまうという例も
珍しくなかったのでは?と思いました。
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