2009-01-31

家出じゃないのよ、突然ポズナンの旅

前日までキッチンに、寝巻き姿でバスロープをまとっていたkojisato

24日までPa-pandaのところに行ってきます。またね!


と、書置きをしてポーランドへ。


最近、就寝が遅かったのは宮尾登美子作天璋院篤姫」を読むのに夢中だったから。


読み応えのある内容で、上巻がもうすぐ終わる…というところだったら、中途半端な荷物は持ちたくない!と、深夜2時過ぎまで読書に深けていました。


お陰で、朝寝坊!


誰にも挨拶せずに、家出のような書置きをして、あわただしく家をあとにしたのです(汗)

旅路のお供は、この「天璋院篤姫」の下巻。8時間の旅があっという間に感じられるほど、幕末の混沌と幕府倒壊の様子、篤姫の心中に感情移入しながら、ポズナンに到着。


ロストックより絶対寒い!


と、構えてきたけど、まあ、ちょっと寒いくらいかな?

乗換駅のシュテティンで、首尾よく座席を取れたのは駅の構内アナウンスがちょっと理解出来たから?

自分が乗る電車の到着を告げるアナウンス、行き先と発射時間を聞き取れて、これはポーランド語、大いに進化か!?と、ちょっとニンマリ:)

乗り換えの待ち時間2時間。ちょうどお昼時で、駅構内のカフェに入って注文…と何気に、ポーランド語を実用しているのです。


ちなみに、スパゲッティボロネーゼを注文したら、「ない!」と言われてピンチ!


型どおり=相手は絶対にハイと答える展開


でしか話がすすめられないですから(苦笑)。「美味しいよ」と店長(?)にすすめられたメニューにはないカルボナーラを食べました。

ということで、一日目、無事ポズナンに到着したのでした。

2009-01-30

霜化粧

Paracetamolは、一時の解熱と鎮痛に効くけど、実際にカゼ菌と戦うのは自分の体だと実感した今日この頃。

カゼを治そうにも、外に出なければならない用事が多くて、中途半端に長引いてしまいました。
体が全然臨戦態勢になる余裕がなかったのね。


「余寒の頃」「向春の頃」と俳句の世界(季語)では冬の終わりと春の到来を感じる2月がすぐそこまでやってきています。

が…

ドイツの冬は、これからが勝負です。

2月が一番気温が下がり、人々がいい加減冬に嫌気がさしてきたころに、待ちわびたように春がやってくるのです。

秋頃、乳白色で窓からの視界を完全に遮っていた、それがなんとになりました!

朝起きて窓から見える景色(上写真)。

コレ、雪じゃないです。霧が露となり、露が霜になった景色です。

雪化粧ならぬ、霜化粧の木々は見ごたえはあるけど、その気温の低さを示しています。

それでも、自転車のペダルを漕ぐkojisatoですが…(アイスサイクリングが上手くなったよ)
自転車の鍵が凍ってしまいました!

それでも無理やり鍵を開けようとして、無残にも折れてしまった鍵…

スペアキーがkojiatoのオンリーキーになってしまいました。

思い出すのが、去年の「自転車騒動」。

現在、自転車に乗る際には、まず鍵にマウス・トゥ・マウスで息を吹き込んでからです(笑)

今日は自転車にも乗らず、窓から霜化粧の木々を愛でて、珍しくおとなしく過ごしていました。

本当は、今日出発予定だったポーランド行。

一日延長で、明日、就職活動とこれからの新天地での生活基盤を作る準備としてスコットランドへ飛ぶPa-pandaに渇を飛ばしに、ポズナンまで8時間の旅に出ます。

カゼを心配してくれるコメント本当にどうもありがとうございました。とりあえず、峠は越したようで、快方に向かっています。皆さんもお気をつけて!

2009-01-27

泣きっ面に蜂…

風邪の様子が、一進一退…

医学生で同居人のニコルに、

「微熱がね~、なかなか下がらないの」

と、病人らしい訴えをしてみたら…

「37度(kojisatoの熱)じゃ、熱じゃないわよ!」

って、即跳ね返されました(涙)

kojisato、平均体温がきっと人より低くて35.5度とか普通に記録しているわけで、37度「微熱レベル」

ニコル曰く、「38.3度からがだそう.。

って、38度超えたら本当に倒れてるよ。

そんな中、今週だけは絶対大学を休めない一週間。

なんてったって、今週で大学の講義はオシマイ。学生たちは、単位となる出席証明のサイン集めに走ります。

試験期間も、実は今。

kojisatoは、予定では今後の2ヶ月(冬季長期休暇)は卒論と論文一本のみ♪

と、思っていたのだけど…

月曜日、「出席さえすれば良し」という講義、3回無断欠席でアウト!だと信じていたら、2回でアウトだったよ…(大汗)

救済処置で、2月末に小さな口頭試験をすることに。

ま、これは自業自得

無断欠席1回は、日本に仕事で、残りは生理痛とかそんな理由だけど、医者に罹った証拠もなし。

そして、もう一件。

とあるゼミでインタビューをして、それをまとめて発表したら成績証明がでるゼミ。

同じゼミ内でも、皆が成績を必要としているわけではないのです。

ドイツ人Rと一緒にインタビューをすることに。

にしても、彼女は本当に時間がない!

Diplomといって、kojisatoのMagisterとは違ったカリキュラムで教育学を専攻する彼女は、最後の卒業試験のために全ての単位を1月中には揃えなければならず、かなり焦っている様子。

インタビューを先方に1月始めにとりついで、その後の筆記でのまとめは…

時間がないから、私がやる!(むしろ、やらせて!)

と、一人走り。

だから、kojisatoはインタビューの結果報告をゼミ内でする…という役に回ったのです。

インタビューのレポを書き上げたR。「これで、どう?」と、私のところにもメールが来て、

ま、「どう?」って言っても、時間が差し迫っている彼女にドイツ語が完璧じゃないkojisatoがとやかく言う幕もなく、内容にも不満がないからOKを出したのです。

そうしたら、インタビューの中に独自のInterpretation(解釈)が必要だと言ってきた担当教授。

出来上がったレポをとにかく読んでください!

と、何が何でも早々に証明書が欲しい彼女は一杯×2。

Interpretationがないと、合格でも4(合格スレスレ)しか出せないかもよ。

その時は、もう一度Interpretationを書き足して成績を上げることも出来るから…

と、教授。

Rが欲しいのは、とにかく「合格」

kojisatoのカリキュラムと違って、彼女のカリキュラムは、卒業試験が全てで、その過程の成績は問わないようなのです。要は、「合格」。

とりあえず、教授が読んだあとの判断を仰ごう…ということになって、今日、Rから一通のメールが…

Hallo kojisato!

(前略)あのレポだけど、50%の成績しか出せないって教授がいうの。どうしてかというと、私たちが二人でじゃなくて、一人だけがソレに携わっていたから。すごく気まずかったんだけど、私、教授に「このレポは二人で書いたの?」って、言われたわ。二人で書いたんだったら、一人25%ずつで、合格点にはとうてい及ばないって。それで、私正直に、「このレポは私が書きました」って言ったの。それで、なんとか注釈付だけど、成績証明書にサインしてもらった。kojisatoは、あとのInterpretationを書き足せば、成績が上乗せになるから。私には、kojisatoには何もしてあげられないわ!本当にごめん!

また明日、ゼミで!教授もきっと、kojisatoとその話をするから!

と、ありました(-_-)。

って、教授の考えるInterpretationが抜けているということは認めるとしても、
あたかもkojisatoが何もしなかった…みたいなのはどうよ!?

しかも、何度も事前に確認した時は、「インタビューの内容を書き写してまとめる」だけだったのに…

風邪で頭が朦朧としながら、怒!!!

教授に、彼女のメールを引用して、納得のいかない部分を訴えました!
もちろん、ちゃんと論理的にですよ~。kojisatoもそこまで獰猛ではない(苦笑)

って、よりによって人が弱っている時に!

Interpretationだろうが、なんだろうが書いてやるわよ!(泣)

kojisatoの大学生活、実は先学期の夏学期がピークで冬学期からは終盤モードだったのに、とんだとばっちり!(まあ、一つは自業自得だけど)

泣きっ面に蜂って、こういうことを言うのね。

無駄にカッカしたら、余計疲れた。

明日、せめてkojisatoがサボったわけじゃない!という事実が教授に伝わればと思います。

2009-01-26

イケメンDr.の診断

どうも、風邪が本格的になりそうなので、イケメンDr.のもとへ。

相変わらずの回転の早さで、呼ばれてドアを開けたら恒例の...

お手を拝借...

で、

1拍子!

パンッ!と叩いた両手を広げて

「さあ、どうした?話してみな!」

と:)

週末から鼻水が止まらず、気だるく、喉の痛みと微熱あり...

と伝えたら、

「体内には、ウィルスを自然にやっつける抗体があるから、ベッドで静養。お茶をたくさん飲んで、暖かくするように!」

と、ノドを覗いたくらいで回診終了。

解熱&鎮痛剤のParacetamol(パラセタモール)とInhalation(吸入)に必要な、「風邪軟膏」を処方してもらいました。

典型的なドイツでの風邪治療ですね。

って、全く同じものを同居人ニコルに提供してもらいました(笑)

パラセタモールは、風邪を引いたときに登場する定番のお薬!

医者の処方箋なしでも入手できる非常に安全な薬物は、軽い発熱や、寒け、頭痛などの症状に効くので、ドイツの家庭の常備薬。

いや、ヨーロッパ全土で一般的かな?

Pa-pandaも現在風邪をひいていて、Paracetamolのお世話になっています。

そして、Inhalation。写真後ろにある白い器具。その中にお湯を入れて、軟膏を溶かします。
そこにフタをして、湯気を吸い込むことで薬剤を気道に送るんですね。

この「風邪軟膏」。胸部や背中に塗って、そこから鼻にメンソールの効いた匂いが鼻を通って...というように、塗り薬としても使えるし、上にあるように間接的に湯気を吸引して...と2つの方法があるのです。

これで、鼻もスッキリ!

沸かしたばかりの水は湯気が強いので、鼻に思いっきりメンソールが入ってきてキツイですが、効果的です。

そして、ハーブティー。

同居人ニコルが、実家の庭で取れたハーブ各種を乾燥したものでお茶を沸かしてくれました。

コレにハチミツを入れて...

週末には、なんとしてでもポーランドに行きたいので先週、先々週と作り置きしたスープを食べて、必要最低限しか外に出ないように大事を取りたいと思います。

今日は寒い一日で、木が霜で一日中真っ白でした。自転車も郵便受けの鍵穴も凍っていたよ~。

皆さんも、風邪にはお気をつけて!

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2009-01-25

国際結婚っていうやつは…

同居人が風邪を引いているのを見て、ソロソロ…と思っていたら、やっぱり…

今週末は地味~にお家に立て篭もり。少々風邪を引いているkojisatoです。

ということで、家にいながら集中的に調べ物リストにあげたものをリサーチすることにしました。

それは、「婚姻手続き」

Pa-pandaとkojisatoの場合、「国際結婚」になるわけで、やはり日本人同士もしくはポーランド同士の婚姻手続きよりは厄介なものがあります。

日本では、

婚姻届、本人の旧姓の印鑑、戸籍謄本、身分証明書

のみが必要で、届けたい日に役所に提出!

最近は、土日24時間受付なんですね~。

「役所に提出」でオシマイ!というのも、役所の人次第で大分その時の高揚感も変わりそうですね。

ポーランドにもドイツ同様、「儀式婚」「宗教婚」があります。

「儀式婚」、名前はなんだか怖いけど、要は役所にて結婚の宣誓をかわすのです。

運動会の選手宣誓ならぬ、花嫁&花婿宣誓!ですね。

それを、近い親族が「証人」として見守るという形。

「宗教婚」は、いわずもがな教会での結婚式です。その人口のほとんどがカトリック教徒といわれるポーランド。教会での結婚は、とても深い意味を持っています。日本のチャペルとは違いますよ~。

Pa-panda&kojisatoがするのは、「儀式婚」のみ(両方やるカップル多し)。

それに必要な書類というのが…

  • 独身証明書
ポーランドも日本同様、重婚は認められていません。一体誰が、kojisatoの「独身である事実」を証明してくれるかというと…在外大使館です。

ココに、
  • 身分証明書(パスポート)
  • 戸籍謄本※申請時、発行より3ヶ月以内
が必要となります。

在ポ日本大使館はワルシャワにあって、手数料37PLN(変更の場合あり)。1時間ほどで発行してくれるそう。

難しい言葉で言うと、コレが婚姻具備証明書」になります。

大使館からこの「婚姻具備証明書」を発行してもらって、

  • 国籍を証明する書面
も必要になります。

これらを用意して、役場に提出。無事受理されたら結婚の日取りが本決まりになります。
だから、Pa-panda&kojisatoが予定している09/9/9は、まだ正式に決定していないのでした!

何度か役場に日取りだけでも確保しようと役場に行ったPa-panda。

「ちょっと早すぎるんじゃないの~?」

と、なだめられました。

きりるちゅくファミリーのご近所さんで、結婚1週間前に新婦がドタキャン!なんてこともあったしね…

ということで、kojisatoたちが書類集めに奔走するのは6月行こうになりそうなのです。

役場での「儀式婚」が終了したら、kojisatoは日本国にたいしても婚姻手続きをしなければなりません。海外にいても、kojisatoも日本国民の一員ですからね。

そこで、
  • 婚姻届書 2通 ※大使館の常備
  • 戸籍謄本 原本1、コピー1
  • 婚姻証明書 ※市役所が発行(ポ語)
  • 婚姻証明書の訳文 ※末尾に「翻訳者○×」と署名押印があれば本人作成でもOK!大使館に作成例がありました:)
  • 国籍を証明する書面(Pa-panda用):これまた和訳も必要。
  • 国籍を証明する書面(kojisato用):作成例は大使館にアリ!

と、まあ、書類のオンパレードです。

原則、結婚した3ヶ月以内に婚姻手続きをすまさなければなりません。

kojisatoはワルシャワでそのまま済ましてしまうつもりですが、日本に帰国してからでもOK。その時はまた書類が変わってくると思うので要注意!

戸籍上の名前を変更する場合も、リミットに注意!6ヶ月です。それ以降は家庭裁判所の許可が必要そうだから、色々と大変そう。

日本でも出来そうだけど、あえて婚姻手続きをワルシャワでするのは、ついでパスポートを更新したいから!kojisatoのパスポート、むか~し、むかし、ベルリンで更新してもらったものなのだけど、当時は証明写真を2枚持参して、その一枚をファイルでカバーされた、とっても手作りなパスポートなのです。

だから、機械で読めない…(-_-)

2011年3月まで有効のパスポートだけど、内容変更があれば新規パスポートを作れるとあるので、考え中。

日本でのkojisatoは、日本国籍はあるけど市民権がないのだ(住民届けを抜いている)。

と、なんだか一つ、一つにとっても面倒な国際結婚。

しかしkojisatoは知ってしまった…

それ以上に面倒なことがあることを。

それが、Pa-panda&kojiczukが一緒に生活をするであろう移住先GB(イギリス)でのビザ

そのビザについて、目下勉強中です。

「今年は英語をがんばるぞ!」と言いながら、1月も末に。

突然、ハイレベルな文章を辞書引きながら読むkojisato。

結婚するにも、一緒に暮らすにも、こうやってハードルをクリアしないといけない…

それが、国際結婚なのね~(愚痴×2)

ちなみにトップの写真は、Pa-panda&kojisatoが式を挙げる予定のチェハノフ市市役所です。

【注】
上の情報で、誤報があったら是非連絡ください!kojisatoも、ビギナーで分からないことばかりなので、アドバイス頂けると嬉しいです。

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2009-01-24

食べるスープ、遂にシリーズ化!?

"Kohlrabi(コールラビ)”という野菜にkojisatoが出会ったのは、ドイツでした。

"Kohl"はキャベツで、"Rabi"はカブを意味し、、キャベツとカブのアイノコ???

実は、これ根菜じゃなくて茎が肥大したものだそうです。

その味はブロッコリーの茎の部分。味がないようで、ほのかに甘いのです。

だから、どの料理に入っても邪魔にならない:)

キャベツと同様、ビタミンB2、C、U、K、食物繊維を含んでいるけど、特に茹でてもビタミンCの損失が少ないみたい。

体にも色々と良いようです。その効果のほどを調べてみると…

消化促進・止血作用・抗潰瘍・解毒作用・便秘・血液浄化・食欲増進・肥満・膀胱炎・頻尿・胆のう炎・高血圧・肝硬変

に、効くとか!

そして、"Perlgraupen"、これは大麦を真っ白になるまで精製したもの。"Perl"の名のごとく、真っ白。
ご飯よりも歯ごたえがあって、満腹感が出ます。コレが入っているスープは、添え物のパンもいらないくらい!栄養たっぷり、食べる雑炊とでもいったとこでしょうか。

コレらを活かして、「食べるスープシリーズ第二弾!」(いつからか、シリーズ化に…)

今回は、「コールラビと玉麦のスープ」を作りました。

スープ皿にドデーンと置かれている、"Knackwurst"は、"knacken"が、パリッと音を立てて折れるさまで、辞書には「プチプチソーセージ」とありました(笑)

サラミみたいで、塩分が強いのであまりソレだけで食べるのはkojisatoは好まないのですが、野菜のやさしい味にパンチを効かせて、美味しかったです。

ということで、最近週末になると一番大きい鍋の前にずっといるkojisato。

寒いから暖かくなりたいし、栄養もたくさん取りたい。そして、面倒だから後でチマチマと保存したのを食べれるのが良い…そんな、わがままを全て叶えるスープです。

先週のグリンピースとベーコンのスープ同様、冷凍庫に保存されたスープ。

実は今、色々と調べ物をしていて、来週はコレで生活する予定です(笑)

調べ物とは、結婚の手続きとその後のビザについて…

おっと、コレはまたまた話が長くなるので、またの機会に。

でも、GB(英国)にkojisatoが入国するときのビザ…ため息が止まらない。はぁ~。
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2009-01-23

自分がちょっとポーランド人ぽくなったと思う瞬間

付き合い始めの頃、Pa-pandaと買い物をして、一番イヤだったのが...

商品のグラム数を比較すること。

例えば、kojisatoが単純にちょっと気になる商品を見つけるとするじゃないですか...

「あ、コレ、オモシロそう。買ってみよう!」と買い物カゴに入れる瞬間、Pa-pandaから

「ちょっと待って、その商品は100g1ユーロだけど、こっちは80セントだよ!」って、

お得、お得~♪

と、嬉しそうに自分が手にとった商品とkojisatoがカゴに入れた商品を交換するのです。

ブスッ(-_-)

なんか、買い物のテンションさがるじゃん!

先日も、咥内洗浄液を購入しようとスーパーをウロウロ。

歯医者さん推奨メーカー品:5ユーロ(500ml)

スーパーオリジナル商品:1.8ユーロ(500ml)

「歯医者さんはね、このフッソ配合を推奨したんだよ!」

と、メーカー品を手にとるkojisato。

ウーン

Pa-panda、真剣に商品を見比べています。

そしてまた嬉しそうに...

「メーカー品と全く同じものが、この安い方にも入っているよ!」

そういわれて、kojisatoも主原料の部分を読み比べてみると...

「確かに...(-_-)」

でも、多少は値段に気をつけるけど、毎回こんなに細々ケチっていたら買い物していてもカリカリしそうで、みじめだよ~

と、ずっと反感を示していたのだけど...

最近、kojisatoは気づきました。

スーパーで同じ商品が陳列されている時は、まず「グラム」でお得度を確認してからカゴに入れている自分に...

ポーランドのスーパーで買い物をすると、商品前で右手に商品A、左手に商品Bを持って固まっている人が時々います。

経済状態がシビアとかそういうことは差し置いて、国民性なのかもしれない。

自分がちょっとポーランド人ぽくなったと思う瞬間なのでした。

さて、奇跡的に2週連続でkojisatoのポーランド語学習Blog「ぽぽるすく」更新しました。今回は、第二課より「ホテルに泊まる」です。

来週、急遽ポーランドへ行くことになったので、早速実践の機会が訪れそうです。

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2009-01-21

諦めていた夢へ第一歩

kojisatoの子どもの頃の将来の夢って単純なもので...

幼稚園の時は、幼稚園の先生。


小学校の時は、小学校の先生。



中学校の時は、社会科の先生。


...と、とにかく「先生」になりたかったのです。

それが、本格的に進路を決める高校生の時、世の中は「イジメ」「自殺」問題、また今までは考えられなかった「子どもによる悪質な犯罪」が、新聞の見出しを埋めるようになり...

kojisatoの「先生」への道は遠ざかっていったのです。正直、怖気づいていました。

高校の時に、生まれて初めて外国というものに触れて、それがたまたまドイツ語が共通語のオーストリアで、単純に「ドイツ語で話したい。ヨーロッパで生活してみたい!」という理由で、大学はドイツ語学科を専攻。

そこで、ものすごく尊敬できる教授に出会って、「大学教授」になりたい!

という夢が再び(ホント、我ながら単純)

この「大学教授」という夢は、ドイツでの学業の中、自分を学問の世界で磨いて(賢くなって)、日本の大学で、尊敬する教授みたいにゼミを持ちたい!と思っていたのだけど...

ドイツでの大学生活が長くなればなるほど、その夢もアヤフヤになって、幸いにも大学関係の人と知り合いになり、知れば知るほど、それもまた自分の道ではないのでは...と、

まさにkojisatoの夢は、行き場を失っていたのです。

3年前(アレ、4年だっけ?)から、日本語教師という立場で仕事をする機会に恵まれて、自分が向いているのか、向いていないのか...の、そんな試行錯誤な中でも、「やっぱり、kojisatoは先生という仕事が好きなんだ!」という結論に至りました。

これまた運命のいたずらか、BA(学士)からMA(修士)への課程へ移行する時に選んだ第二専攻科目「教育学」。「教育学」といっても、成人教育やソーシャルワーカーなども含まれて、一概に「子ども」を対象にした学問ではないけど、その中でも特に「発達心理学」「社会心理学」「教育心理学」等々にkojisatoの興味が傾向。

冬学期ももうお終い!卒業までの残す一学期、卒論執筆だけじゃなくて、将来の「職業」を見据えた何かをしたい!出来れば、スコットランドに移住してから、Pa-pandaに養われるんじゃなくて「即戦力」になるように...(ドイツは職業制度や職業意識が強いので、kojisatoもすっかりそんな意識に染まってしまいました。)

と、色々と悩んでいたのです。

だって、スコットランド移住はほぼ決定。英語圏で、ドイツ学卒の看板を下げても、なかなか直結する仕事がありません。

自分が好きなことを仕事にしたい。ずっと憧れだった「先生」という職。それが、「何かを教えながらも学ぶことが多い仕事」だと実感しているからこそ、もう一度、昔kojisatoが諦めた、わざと考えないようにしていた夢をもう一度真正面から捉えてみることにしました。

今年に入って、一番にしたこと。それは、ロストックにある各幼稚園にインターンシップの問い合わせをすることでした。

履歴書を書き直して、嘆願書を作成。

問い合わせをした4施設のうち、2施設から快諾の返答が来て...

kojisato、来月2月~3月末まで、英語もしくはフランス語のネイティブスピーカーとドイツ人スタッフがペアで多言語環境で子どもたちの面倒を見る幼稚園"Rappelkiste"で、毎日2.5歳~6歳の約20人の子どもたちと生活します。

月・火・水・金、毎日朝8時30分から13時半。午後は、卒論執筆...と、かなり有意義な学期休みになりそうです。

そして、もう一件。こちらは、5月~7月。
ここは、上の幼稚園よりは大分規模が小さくて、親が主催の幼稚園。"Die Kellermäuse"(地下のねずみたち)という名前も可愛いです。詳しい打ち合わせは後日になるけど、大学の授業がなくなる夏学期。比較的時間がある学生という身分で、あとで後悔しないように諦めていたことや気になっていたことにどんどん挑戦しようと思います。

ドイツも一旦は離れるわけだし、「恥は掻き捨て」ネ:)

というわけで、ドイツを去るまでの7ヶ月...

予定がどんどん入ってきました。両立出来るか?という心配もあるけど、今から楽しみです。
コレが直接、就職に繋がる...というわけではないけど、インターンシップ=研修。現場から、これが自分の「職」なんだ!っていうものが見つかればと思います。

ということで、諦めていた夢への第一歩です!
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2009-01-20

調理時間24時間のスープ

kojisatoが最近お気に入りのカフェ食...

SUPPE = ズッペ = SOUP!

温かくて、お腹も一杯。栄養も満載!

最近は、お昼時に友達とカフェに入ると必ずスープを注文。

ドイツのスープは、どっしりとしていて、しっかり主食になるのです。

そして、何より嬉しいのは3~3.5ユーロというリーズナブルさ!

気に入ったスープなら、毎日同じでも大丈夫!というくらいスープ好きなkojisatoは、いっそのことスープのレパートリーを増やしてみることにしました。

いつかの誕生日に友達から貰った「ドイツ料理のレシピ本」。

なかなかそれを開く機会がなかったのだけど、ドイツにいる間にドイツの味を身につけるのもいいかもね?

と、思い立ったらスグ行動:)

カフェでよく食べる、グリーンピースのスープに挑戦!
レシピは、写真か上のリンクをクリック!

って、グリーンピースを水に入れて12時間

材料をコトコト2時間30分

何も考えずに、昨日の夜に調理を開始したら終わらず...

今日、帰宅してからスープ作りの途中を。

ということで、なんと一日がかりのスープ作り!?

ますます、圧力鍋が欲しくなってきた:)

スープの付け合せに、今週末焼いた"Vital Brot"=名づけて”元気パン"!?

毎度のパン作りの素ですが、これもまたクセになりそうで週末の恒例行事になりそうです。

さて、来週は何のスープにしようかな???今日の材料で少し余ったものと同居人ニコルの実家から送られた大量のじゃがいもがまだまだあるので、アノSuppeにしようと思います:)

どうやらインフルエンザの波が、ココ北ドイツにも到来しているようなのですが、スープで元気にいこうと思います:)
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2009-01-19

UFOアラーム!?

2009年1月18日(土)20時ちょい過ぎ...

なんと、kojisatoの暮らすロストックにUFOが!?

こちら、証拠映像!

今日、何気にお昼のTVを着けたら...

ニュースで目撃者のAさんfrom Rostockとあるじゃないですか!

しかも、目撃者Aさんの背景は見覚えのあるStadhafen(町の港)。

北ドイツに宇宙人到来!?

青と緑の光が、一瞬昼間のようにあたりを照らしたそうだとか...同時刻に警察に何通もの通告電話が。

光のあとに、ずど~ん!という音と地響きもあったそうです。

さて、その正体は...

なんと、隕石でした!

でもでも、ここでUFOマニアがThe X-Fileマニアが黙っているわけない!

今日のテレビは、にわかマニアDayでした:)

さて、そんな隕石...実は数日前にPa-pandaとkojisatoの間で話題になりました。

結婚指輪を、ネットで色々見てみることにしたkojiczuk。

2人の新生活の拠点であるであろうスコットランドを意識して、ケルト文字が入った指輪なんてどうか?という案がありました。

ちなみに、ケルト言語、まだ絶滅した言語じゃありません。アイルランド、スコットランド、マン島、ウェールズ、及びブルターニュの人々は、年々減少傾向にありながらも、このケルト語を母語として使う人がまだ暮らしています。日本でも有名な歌手のエンヤ(Enya)の音楽もケルト音楽が下敷きになっています。

ケルト人とケルト民族は、非常に独特なもので、同時にkojisatoにとってはまだまだ未知の世界なので、そういった意味でもスコットランドに暮らせるかも...という将来の選択候補は、非常に楽しみなものの一つなのです(って、そのまえに英語を頑張らなければならないのだけど)

典型的なデザインは、こんなくさり模様とか

この、両手でハートが持たれているのは、ケルト人の典型的な結婚指輪のモチーフらしい
もしくは、コレ!?
「なんか、宇宙人呼びそうだよ~」

と、kojisatoが却下した一品(笑)

それでも、いまいまピン!と来なくて、「やっぱり、大人しくスタンダードが一番だね!」と言った矢先に、

ビ!と来るものが!
ケルト文字とは全然関係ないけど、「いいね~、なんか渋くて素敵!」とkojisatoノリノリ。

そして、How much?

プライスレスでした...(汗)

なんとこの指輪、ゴールドに縁取られているのは「Meteorite=隕石」

さすがに、地球外の素材で出来た指輪なんて、なかなか手に入らないよね...

と、この日のリサーチ終了。

ぱぱちゅくは言った。
「そういった買い物関係は一番後に回したほうが良い。」

はい。まさにその通り!

色々考えて結局スタンダードにするか、それとも今2人がつけている指輪を式の時に外してカモフラージュ。もう少し懐に余裕が出来てから、じっくり選ぶか...

ま、たまにはこんなネタで2人で盛り上がってもいいよね?

ロストックに落ちた隕石、もう誰かに拾われちゃっているよね?

指輪2個分、拾ってくればよかった:p
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Weddingプラン(草案)公開!



なんとですね~、Weddingdressのアイデアを募集したら予想以上のアドバイスを頂けて、kojsiato感激!

シンプルながらに、色々とアレンジが出来そうだし...コメントそれぞれをPa-pandaと読み返して、「コレもいいね~」「アレもいいね~」と言っていました。本当に、どうもありがとう!

そして、日ポ夫婦の先輩、ウェディングの達人!?のともちんが、ネットから写真をかき集めてヴィジュアル化したイメージを送ってくれました。

皆にアドバイスしてもらった、フラワーアレンジ。

言葉だけだと分からない部分が、写真だと一目瞭然

シューズにあるのは、ビーズの指輪。そんな、アレンジも可能だね♪

ようやく、結婚するモティベーションが上がってきた(笑)

ということで、ともちんに後押しされて大奮発。

kojisato&Pa-pandaのWeddingプラン(草案)を公開:)

小ぢんまりとしたパーティー。参列者も、max20人くらいを考えています。

まずは、Pa-pandaサイドから...

ままちゅく&ぱぱちゅく
ぶらちゅく(弟)&娘のナタンコ
しすちゅく(妹)&...彼氏募集中!(笑)
おばあちゃん
おじさん&おばさん
おばさん2(Pa-pandaのPate=洗礼立会人)
お隣さん夫婦(なんと娘さんが、kojiczukの1週間後に結婚!)

kojisatoサイドは...
コジシス(妹)と交渉中。

コジママ&コジパパは、なんと結婚後にPa-pandaと初対面

2人とも、ポーランドまでは来れないのです。だから、日本からPa-pandaが来る日を楽しみにしています(最近は、もっぱらPa-pandaが話題の人)

kojisatoのドイツのお母さん、モニママは立会人という重要使命を担ってやってきます。

kojisato&Pa-pandaとして、是非参列して欲しいのが

カモちゃんことA嬢&Tさんカップル。

特にA嬢が、Pa-panda&kojisatoの交際を最初から知っていて、色々と支えてくれた親友だから是非また一緒にポーランドでウォッカが飲みたいのです(笑)

kojisatoが呼びたい人を挙げたら、キリがありません。

全ては状況次第...ということで、Pa-pandaの就職と2人の懐具合が参列者数を左右するのです。

「私、声かけられていないわ!」

って、怒らないで下さい(kojisatoも、それでヘソ曲げたことあります。その気持ちはイタイほど分かるのです)

もしまた機会があって、2人がちゃんと人を招待出来るようになってから何らかの形でお世話になった人を招待したいと思っています。○ヶ年計画で、是非お楽しみに!

そんな、毎年のクリスマス+αくらいのメンバーで、クリスマスツリーの代わりにkojisatoが着飾るんじゃ?という結婚パーティー。

ポーランドを知るPa-panda側は置いておいて、わざわざ遠くからやって来たゲストには色々とプログラムを用意しているのです。って、遠足?合宿?みたいな(笑)

9月8日にワルシャワ集合!
ピックアップして、さらに車で一時間。日本のガイドブックには絶対載っていない、Pa-pandaの実家がある町へ。

9月9日、挙式とレストランでお食事会。
きりるちゅく家は、今から当日のお酒を醸造中。自家製ワインとかウォッカーとか、リキュールとか...
もちろん、食事は完全なるポーランド料理!

9月10日、Pa-pandaの実家の庭でBBQとキャンプファイヤー。
お手製ソーセージを木の枝に刺して、丸太を割って燃やした薪で炙って食べるのです。ポーランドビールも用意。
こんな感じ。ぱぱちゅくの頭が...他に良い写真がなかったの。すまぬ。

そして、右に見えるはkojisatoの腕。義父に堂々とソーセージを焼かせる将来の鬼嫁!?

9月11日、ワルシャワ見学。
ぶるちゅくのマンションを勝手に利用する!と宣言して(苦笑)、そこで雑魚寝!?
そして、ワルシャワを見学します。もちろん、ガイドはPa-panda。

そして、9月12日に解散!

という、手順。

結婚がメインなのか、合宿がメインなのか...良く分からないことになっていますね(笑)

これが、kojisato&Pa-pandaのWeddingプランの草案(変更可)。

あわよくば、9月12日にそのまま日本に飛びたいところなのだけど(里帰りがハネムーン!?)...

はてさて。

再来週、スコットランドへ旅立つPa-panda。今週は、町役場とか会場になるレストランとかを回ってくれます。

「全ては君にかかっているのだよ、Pa-panda君」

と、プレッシャーをかけるkojisatoですが、一応「国際結婚」ということで、書類手続きが普通の結婚よりも煩雑です。これを、そろそろちゃんと調べて、ボチボチここに記録に残したいと思います。

kojisato&Pa-pandaのWedding計画...もちろん、つづく!:)
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2009-01-18

姉妹Blog”ぽぽるすく”OPEN!

今週末は、夜はフラフラ社交界。文化を嗜み...

日中はPCの前で、カタコト...以前からずっとやろうと思っていたkojisatoの「1人走りプロジェクト」の一つを実行に移すがため、篭もっていました。

外は雨降り、一日中暗くて、立て篭もるには絶好のチャンス!Pa-pandaもいないしね;-p

kojisatoは気づいていたのです。

自分がとってもお節介だということを。

そして、いつも誰かに何かを提供したい...そんなサービス精神旺盛なことを。

日本語もドイツ語も、教える機会に恵まれて、そこからどんどん興味が広がりました。

要するに、誰かに教えることによってkojisato自身が学ぶこと...というのが、いつもとても大きいのです。

さらに、語学となると「独り学習」はツライ...

今まで、コレクションとして山になっていたポーランド語教材。

今年から、ポーランドがkojisatoの家族になるわけで、重い腰を上げることにしました!

前置きが長くなったけど、kojiczukの姉妹Blog第二弾!


を、Openしました!

「ぽぽるすく」とは、"Po Polsku"。"ポーランド語で..."という意味になります。

「ぽぽるすく」誕生の背景は、コチラを参照に→「はじめに」from ぽぽるすく

kojiczukを訪問して下さる方で、「日ポカップル」繋がりの人が少なくはないので、少しでもこれがお役に立てたらと思っています。

偉そうですが、kojisato自身も第1課~3課のリピーターで、その先はまだまだ未開発です(苦笑)。

「誰かに見られてる!」という気持ちで背筋を伸ばして、また情報発信という立場である意味責任感をもって、誰かの役に立ちたい気持ちが、自分を大きくする糧になったら...と思っている次第なので、姉妹Blogぽぽるすくを宜しくお願いします。

ちなみに、Open記念で一気に第一課分を更新したけど、今後はマイペースになります(笑)
時々でよいので、覗いてやってくださいね。
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2009-01-17

アジア人がオペラに立つと...

アジア人顔、俗に言う「醤油顔」

目鼻立ちのはっきりした欧米人と比較して、舞台晴れがしないんじゃないの~???

なんて、思うでしょ?

いやいやいや!

アジア人がオペラに立つと、マダムになります。

妖艶といった方がいいかな?はっきりしない部分が、余計に秘密めいたものを醸し出して、

もっと知りたい。もっとお近づきになりたい!

って、イメージは「蝶々夫人」!?

今日は、モニママとオペラ"Carmen"に行ってきました。

実はコレが、クリスマスに隠ぺい工作して贈られた、モニママへのクリスマスプレゼント:)

モニママが、ずっーーーーーーっと「行きたい、行きたい」と言っていた演目なのです。

kojisatoにとっては、Carmen3回目。

実はロストックの劇場、経営面で難しい部分があって(って、イマドキどこもそうですね)、突然の演出家交代!

新たに招かれたアメリカ人演出家。

Carmenの公開近く、前の演出家が用意した演出(舞台装置)を使うことも許可されず...

斬新にも、今日の舞台には舞台装置なし!

いつもはオーケストラBoxにいるオーケストラの楽員さん一同が、舞台の上で一枚の透ける幕を隔てて丸見え!

そして、町の背景やオペラならではの豪華な装飾なしに臨場感溢れるお芝居が、まさに役者の腕どころによって演じられました。

カルメン...といえば、自由奔放な女性の代名詞!

今でいう「悪女」それとも「小悪魔」

そんな彼女に奔走される、ホセ。

まあ、酷い女の話ですわぁ~...なんて言ったらそれまでだけど、自分の美貌に自信のある勝気な彼女。ジプシー出身だけど、プライドが高い!ツンとすました感じが、ますます男心をくすぐるんでしょうね。

そんな女に振り回されるホセも、愚かな男じゃのぉ~とも言えるけど、こんな展開...初演の1875年から1世紀半近くが過ぎているのに、いまだにあり得る感じ。

すったもんだの末に、カルメンがホセからもらった指輪を投げ捨てて

「あんたなんか、もう愛してないから!」

という一場面。昔仲良かった友達が、「彼氏と別れるときに高価なティファニーの指輪を芝に投げ捨ててやった!」という武勇伝を披露していたのを思い出しました。彼女も、ちょっぴりカルメンタイプ。

その後、その国を離れた彼女だけど、いやはや良かったねぇ~。逆上して殺されていたかもよ。

ストーリーは単純明快。音楽も、絶対に聴いたことあるものばかり。

実は準主役。ホセの許婚ミカエラがアジア人の風貌。とても、魅惑的でした。

それから、友達のミツポンもコーラスとして参加。舞台の上にいる彼女は、役者でしたね~。

準主役のミカエラよりも、いつも普通に仲良くお茶飲んだりしていり友達の色気にkojisatoはすっかり圧倒されてしまいました。

余談だけど、髪をアップするのはいいかもね。

いつもストレートな髪を上げているミツポンを見て、思いました。

エレガントになる:)

結婚式は、やっぱりアップに決定!

それから、カルメンの衣装。胸がものすごぉ~く大きく見えるのですが(実際にも大きいと思うけど)、あんな感じで胸上げまでしちゃおうかしら♪

と、全く関係ないことまで妄想していました。

カルメン、日本でも頻繁に公演されます。こういった恋愛事情は、世界共通なのね。

もう少し詳しい情報は、こちらを参考まで...カルメンfrom Wikipedia
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オリエンタルGOETHE !


G-O-E-T-H-E!

ドイツの偉人、天下のゲーテです。

詩人であり、劇作家であり、小説家・科学者・哲学者・政治家...

そして、永遠の愛の狩人(笑)

歴史に残る恋愛遍歴で、数々の名言(詩)を残した偉人は74歳で、19歳の町娘に求婚したほど!
もちろん、ゲーテは振られましたが...

それが、彼が生涯を閉じる1年前なのだから、まさに愛に生きた偉人。

kojisato的見解では、自分に酔う彼の行動は、巻き込まれたほう(恋愛対象)は結構大変だったと思う(苦笑)

さて、才能に溢れた彼は、好奇心も旺盛である日突然、ソトに飛び出した。

こはれ、事実上の「家出」。公務を放り投げて、ブラブラお気楽な2年を過ごして、オリエンタルな世界に触れるのです。
ゲーテ、当時37歳。当時、すでにナカナカのお年である。

転機は、作家としてのゲーテにインスピレーションを与え、帰国後、古典主義に傾向する彼は、kojisatoがマニア的に好きな「ファウスト」の筆を取ることになるのだ。

ゲーテは、あまりにも有名でドイツ人の誇りでもあるのだけど、恋愛遍歴を見ると「こんなのがドイツ代表でいいの!?」とツッコミ所も満載。ま、偉人になるには人と違う何かがあって、やっぱり「変わり者」=「変人」が多いんだろうね(苦笑)

無いものねだり!?で、オリエンタルに強く惹かれていたゲーテ。

旧約聖書に興味を持つと、ヘブライ語を習得し、他、少年時代に英語・フランス語・イタリア語・ラテン語・ギリシア語も習得していたらしい。

うひゃーーーー。変人はやっぱり天才だった。

このオリエンタル...

広辞苑には「東洋的な」とあります。

かのアラビアンナイト(千夜一夜物語り)みたいな、アラジンが魔法のランプ・・・なんていう世界ですね。

そんなゲーテのオリエンタルへの憧憬を、インスピレーションしたコンサートに昨晩は行ってきました。

ゲーテの詩を、オリエンタル音楽にのせるのです。

実は、このコンサートへのチケットは棚からボタモチ方式で入手しました。

モニママが急遽行けなくなって、kojisatoが代わりにD&S夫婦と一緒に会場のHMT(音大)へ。

オリエンタル音楽独特な、秘密めいたメロディーに乗るのがドイツ語のゲーテ。

その中から、一番オリエンタルにマッチしていた詩を抜粋。

GINKGO BILOBA

Dieses Baumes Blatt, der von Osten
Meinem Garten anvertraut,
Giebt geheimen Sinn zu kosten
Wie's den Wissenden erbaut.

Ist es Ein lebendig Wesen
Das sich in sich selbst getrennt,
Sind es Zwey die sich erlesen,
Dass man sie als Eines kennt.

Solche Frage zu erwidern
Fand ich wohl den rechten Sinn,
Fühlst du nicht an meinen Liedern
Dass ich Eins und doppelt bin.

→訳と解説は、渡辺美奈子訳「「銀杏」Ginkgo Biloba ゲーテ 」2006

さて、この詩がどのようにオリエンタルになったのか...

”Ourud Elmahabbe"のHPを参照。右横のタイトルをクリックすると、音楽が聞けます。

今週末は文化ウィークエンド!?

今晩は、オペラ"Carmen"に行ってきます。レポは後ほど!


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2009-01-14

チョコレート禁止令

クリスマス前は、毎日Adventskalenderのチョコレートをセッセと食べて...

頂きもののチョコレートに、ついつい手を出し...

なんか、右上の歯が痛い...

と、微妙な違和感を感じ始めて一ヶ月。

半年に一回の定期健診も兼ねて、歯医者に行ってきました。

kojisatoがロストックでずっとお世話になっているのは、Simon先生。

すごく優しくて、治療も早くて◎

治療っていっても、kojisatoの場合は、チェックして、歯石を取ってもらって、簡単なクリーニングのみ。

そう、実はkojisato、子どもの頃に歯医者のトラウマというものを全く知らずに育った子。

それが、ロストックにきて24歳くらいの頃かな...(って、かれこれ4年前!?)

生まれて初めて、小さな虫歯を発見!

あの歯医者のドリル(?)の振動が心地よいくらいで、詰め物してもらって終了!

なんだか、ちょっと大人(みんな)の仲間入りしたみたいな嬉しい気分で歯医者を後にしたのです。

ロストックに来て、このSimon先生の診断で親知らずを4本一気に抜く!

という、ちょっと荒業に聞こえる治療はあったけど、これまた、10日も大学を休める「印籠」をもらったものの、次の日からピンピンでケーキを食べにいったほど(笑)
もちろん、その10日間は有給気分でお休み(笑)

ただ、毎回Simon先生に注意されるのが、「歯石」

kojisatoの歯並びは悪いから、ちゃんと注意しないと歯石が溜まりやすいのです。

今まで虫歯になりにくかったのは、歯が強いから?

とにかく、「加齢」とともに虫歯にもなりやすくなるから、咥内洗浄液とデンタルクロスを使いなさい!

と、毎回注意されていたのです。

注意されて、

薬局に行って、

咥内洗浄液とデンタルクロスを購入。

それから、一週間ばかりは歯と歯の間に挟まって取れなくなったデンタルクロスと格闘し、あまり美味しいとはいえない咥内洗浄液を鼻を摘んで口に入れたり...

とするのだけど、1週間以上は続かないのです。

だから、同じことを注意されて、同じことを繰り返していたkojisato。

Simon先生とのお付き合いもかれこれ5年。

遂にツケが回りましたね~。

チョコレートを食べて、沁みていた部分、

歯と歯の間が虫歯になっていました!

そして、左も...。

「チョコを食べていたら、歯が沁みて...」

と、症状を訴えたら、Simon先生にニッコリと

「チョコレートは食べ過ぎないようにね!」

と言われちゃいました。

歯と歯の間だから、検診で直接見てもなかなか発見しずらい虫歯。

どうやら、本人が違和感を覚えてから早めに歯医者に行くのが一番みたいです。

一箇所でも、歯間虫歯があると、他にも可能性が...

ということで、レントゲンも取ってもらって、左の治療はまた来週。

歯医者は、半年に一回。一回きりの訪問だったのに、通うなんてはじめて!

確信犯の左の歯(上)以外にも、歯と歯の間にもっと虫歯があったらどうしよう???

右の歯は、(よく見えなくて分からないけど)歯間を開けるような器具が装着され、患部が削られてから、少し詰めてもらった模様。

「注射打つ?」

と、治療前に言われて、

そんなにヒドイの!?

と、びっくりしたけど、Simon先生のところはどんなに小さな治療でも麻酔を希望できるみたい。

歯を削る時よりも、この歯間を開ける器具装着の方が痛かったかも。
結局、早期発見で、またもやドリルはいい感じに頭を刺激(笑)

そして、自分は今どんな顔しているんだろう...と気になるところ。

来週の水曜日も早起きして、自分のアゴ写真とご対面です。

皆様も、虫歯予防しっかり!

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2009-01-13

Weddingdress-お洒落アドバイス募集!-

kojisato&Pa-pandaの結婚式まで10ヶ月を切りました。

そろそろ、こちらにもWeddingネタを:)

先日、日ポカップルの先輩であり、Handmadeの師匠(笑)ヴィアトルさんから素敵なプレゼントが!

「kojisatoさんの”明るく元気”なイメージから、ビタミンカラーで作ってみました。」

と、手作りビーズの素敵なネックレスを頂きました!
実物はもっと綺麗!

こんな素敵なネックレスが、自分のイメージだなんて!!!

嬉しくない人なんてきっといないはず!

ヴィアトルさんは、日ポ繋がりでmixi内のコミュで知り合って、その後、文通する仲に。

主にこのBlogから、kojisatoのイメージを浮かべてくれたヴィアトルさん。

もう、照れちゃうくらい嬉しかったです。

だから...

このネックレスを、結婚式につけようと思います。

これから徐々に、どんなコンセプトで結婚式の準備が進むのかココに記録していきますが、本当にこぢんまり...アットホームなものになる予定なのです。

このネックレスに合わせて、式の衣装を見つけようね~♪

と、Pa-pandaと話していたのです。

そうしたら...

一時帰国から戻ってきたばかりの、サチエさんから...

     
kojisatoよりずっと背が高いサチエさん。ドレスの丈が短すぎると、着ずに温存していた用途多様なドレス2着を色違いを頂きました!

これまた、ヴィアトルさんのネックレスとピッタリ:)

やっぱり主役だし、華やかにピンクのドレスかな???

お金をかけて、豪華ドレスをオーダーメードすることも出来るけど、もっと手作りもっとアットホームに...

kojiczuk(kojisato&Pa-panda)を応援してくれる人への感謝の気持ちを込めて、そしてそれを感じられるようなモノに作り上げたいと思います。

ドレスにネックレス...まだシンプルな部分を、もう少しアレンジできるように...どうすればいいかな?

お洒落さん、是非アドバイスお願いします!

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2009-01-12

これで1人でも寂しくない!?在外日本人必読情報!

今日でVHS(市民大学)の月曜日の日本語コースが無事終了。

1ゼメコースと3ゼメコース。

1ゼメコースの続投(2ゼメ)は、毎回確実だけど、3ゼメから4ゼメへのステップは、毎年生徒さんがロストックを離れたり...と、どんどん参加者が減ってキワドイところ。現在、7人。1人はアメリカにインターンシップが決まりそうで、もう1人も、ドイツ国内だけど他の州にインターンシップへ行くかも...と、

4月の新学期開講で、このメンバーと顔を合わせられるか...微妙なところなのです:(

そんな中、「お疲れ様」と3ゼメの生徒さんから素敵な生け花を頂きました。

ちょっと照れ屋なおじいさん。若い学生の受講者に比べて、学習テンポがやはり遅れがちで、それでも頑張って3ゼメまで参加していた彼。

「本当にどうもありがとう。また来学期もコースが開講して会えるといいね。」と手渡されたプレゼント。

この仕事をしていて良かったと思う瞬間です。

お花を壊さないように、慎重に帰路に向って真っ暗な部屋のドアを開けて...

そう、Pa-pandaはもうココにいないのです。現在、ポーランドを移動中。





でも、寂しくないよん♪

先日、まさグマちゃんに教えてもらった


これ、公式で日本のTVがネットで見れるサービス!

公式って...なんと、総務省が開発したシステムなのです!!!

まさグマちゃん曰く、地上デジタル放送導入によるTV視聴困難解決するために、政府が動いたらしい。

つまりはですね...

海外に暮らすkojisatoも、日本にいると同じようにリアルタイムで日本のテレビが見れるのです。

危ない...これは危ない...

現在、ドイツ時間21時30分だけど、「めざましテレビ」(日本は早朝5時30分)見ています。

今年は平成生まれが初めて成人式を迎えたんですねぇ~。昭和は懐かしいってさ...

自給自足プロジェクト(?)で、海外でも日本食作りを探求して、これまたテレビまで見れるなら...ますます、日本に帰らなそうです(苦笑)

Pa-pandaがいなくて、思う存分日本のテレビが見れる:)

ふふふ...

海外在住の日本人の方、是非お試しあれ!
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2009-01-11

Goodbye and 崖の上のポニョ,


Tomorrow is the last day of my stay at s-chan's place. I truly hope that I will be able to come here once more. I will be looking for a job soon and wish that I will find something good.
For the last day we had some nice food - again :D Ramen, selfmade bread, really nice and TASTY.
Yesterday we started with our goodbye food - with ramen to be exact. We also had a visitor - Masa-kuma-chan! Thank you for coming to see us kuma-chan!
We managed to see the newest movie by Ghibli as well - the Ponyo film. We all liked it a lot, very cute thing. The story was really simple but the art and general mood was really pleasant. There were also 2 ponyos here! One in the movie and the second one was played by masa-kuma-chan. Because of jetlag he was very tired and by chance he synchronised with the movie Ponyo. Same as Ponyo he ate ham, ramen and similarily as Ponyo fell asleep (he even got a similar blanket form us :)
I am going away soon but I will try to still write something for this blog from time to time. I am taking an old laptop so I will be surely able to go online as well :)
See you round!

緑のドロドロのもの その後…


kojisatoとPa-pandaが、ラーメン作りに大満足:)

そして残ったのが


でした。

これ、ラーメンスープに利用したダシ。

「捨てるなんてとんでもない!」

というPa-pandaの強い希望で「何か」を作ることに…

って、「何か」って何?

昨日、一緒に食卓を囲んだマサぐまちゃんからの提案は…

「カレーなんてどう?」

ほ、ほぉ~。

そういえば、kojisatoがチキンカレーを作るときの材料に似ている!

ガーリックをバターで炒めてアロマを出して、小麦粉&カレー粉を水で延ばしてペーストにしました。

それを緑のドロドロしたものに混ぜて、醤油とチキンブイヨンをさらに追加。

他にも、アレもコレもと「実験的」に投入して…

和風カレー

が出来ました!

カレーのお供は、自給自足シリーズ第三弾!?

もはや「パンの素」(39セント)を買うのでなく、生イースト(9セント)のみ購入して…

ホントにオリジナルパンの完成!

たまたま冷蔵庫にあったオリーブもスライスして、投入。

Pa-pandaの野生(パンダ)の勘で作られているから、レシピ不明(苦笑)

でも、外はカリっと、中はホワホワ。

カレーにも、そしてブルーチーズ(青カビの味の濃いチーズ)にもピッタリな絶品パンに:)

今回のカレープロジェクト、手羽の骨以外は全て食べちゃいました。

実はPa-panda、明日寒~い×2ポーランドに戻ります。

そして、荷物をまとめて遂にスコットランドに飛び立つのです。

いよいよ、プロジェクトUKが始動します!

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自給自足への道【2】手作りラーメン

小麦粉を日々こねていたPa-pandaは、ついに「麺ダコ」が出来ました!

うどんのレシピは、小麦粉&水&塩のみ。

ピローザの生地は、うどんに近いレシピにタマゴを投入。

って、なんか黄色い生地を見て...

コレってもしかして「ラーメン」にならない!?

という思いつきで、ついにkojiczukにとって「小麦粉料理の王道」

ラーメン

を作っちゃいました!

麺の要領は、ウドンに似ていて、それを細ーく、細ーく切ります。
一番時間がかかったのが、ラーメンスープ

出来合いのスープの素だけじゃ分からなかったけど、ラーメンスープって本当に色々なものが入ってる!

鳥の手羽でダシを取って、さらにネギや人参、干ししいたけ、タマネギ、昆布ダシを投入。

じっくり似て、フムフム...ラーメンスープの後味になってきた。

そこへ、醤油やショウガを投入。

kojiczukのラーメン初挑戦は、スタンダードの醤油ラーメン。

ダシに使った、鳥の手羽と野菜...

捨てようとしたkojisatoに...

「ちょっと待った!!!!」

Pa-pandaが野菜を、ミキサーでドロドロ。手羽はさらにマリネにして「何か」に役立てることにしました。
って、この緑のドロドロ...。何も知らないで見ると、キモイ。

スープ作りに一晩。

最後まで、「何かが足りない...???」という疑問を持ちながらも、手作りラーメン完成!
また試行中の作品だけど、レシピは写真をクリック!

日本から戻ってきたばかりのマサぐまちゃんと一緒に、ラーメンを食べました。

うーん、きっと鳥の手羽、骨の髄までダシが取れるように(鶏がら)、やっぱり圧力鍋が欲しいね...

という、次回への課題をココにメモして、ラーメン追求の旅が始まりました(笑)

海外に暮らすと懐かしいのが日本食。

乾麺のラーメン(NISSIN)も、ドイツのスーパーに並ぶけど、やっぱり生麺が一番!

そして、生麺はアジアショップでなかなかのお値段!(1000円くらいするのだ)

Pa-pandaもkojisatoも、ラーメンをはじめ、納豆や梅干、大福...となかなかココで手に入らない日本食が大好きなので、自給自足ライフの道を究めることにしました。

いつか目指すは、自家製納豆!

食いしん坊なkojisato&Pa-pandaの食への追求は、まだまだ課題満載です。
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2009-01-10

自給自足への道【1】お手軽手作りパン

今となっては信じがたいことだけど...

Pa-pandaは昔、病弱な子でした。

セリアック病といって、白人において発症頻度の高い吸収不良を引き起こす病気。発症年齢は小児から70歳まで。ただ、小児に発症した場合は、成長とともに自然に良くなっていく例も多いらしい(遺伝からくる病気で、日本人のほとんどがこの遺伝子を持ち合わせていないらしい)。

このセリアック病、グルテン過敏性腸炎とも呼ばれ、小麦や大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質の一種であるグルテンに対する自己免疫に問題があるのです。

ポーランドもパンの国。

グルテンを含む食品=パンが食卓に普通に並ぶわけで、それが命取りだなんて、

日本人が米アレルギーを持っているようなもの!

さらには、物資が今のように充実していなかった旧共産主義国のポーランド。

ママチュクは、小麦粉の入ったパンの代わりに、トウモロコシ粉を利用したパンを焼いていたのです。

今は、すっかり何でも食べるPa-panda。

消化不良の病気だから、栄養失調にもなりやすく、それが子どもの成長を妨げるらしいのだけど、病気がなくなってからは、ブクブク...。

昔の写真の面影(ちょっと、軟弱そう)がないわけだ(妙に納得)。

前置きが長くなったけど...、ここで紹介。スーパーで気になっていた一品。

「パンの素」!
これは、カボチャの種が入ったもの。

39セント(約50円)で、丸々手作り焼きたてパンが食べれるわけ!

必要なのは、水のみ!

水とこねて、10分ほど発酵。それから、形をととのえてから二次発酵(40分)。そして、オーブンで45分。

2時間と、時間はかかるけど...
なかなか本格的なのが出来ました:)

まるでkojisatoが作ったみたいだけど、作ったのはPa-panda。

「あ~懐かしい。あの頃みたい...」

と、完全に想い出にふけてパンを焼くPa-panda。

Pa-pandaの好物はズバリ「炭水化物」なんです!

Pa-pandaの病気は、遺伝子が原因だからまたいつか発症するかもしれないのだけど、こんなにグルテン中心な食生活を送って元気なのだから、ある意味「完治」なのかな?大好物が食べれないなんて、辛すぎるしね。

年末から「うどん作り」「ピローザ作り」...と小麦粉料理が多いkojiczuk。



調子に乗って、Pa-panda&kojisatoは、さらにもう一品「小麦粉料理の王道」を作ることにしたのです...

つづく
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