2010-02-17

kojisato流英語学習法①

実は今週は、Half Term Holidayという学期の中間休みらしい。そういうの、ドイツでも欲しかったなぁ~。

ということで、語学講座も火曜日のみ。今日と明日は、丸々お休みなのです♪

色々と雑事があるのですが、最近のkojisato英語学習法をチョロチョロ紹介:)

最近、Pa-pandaとはまっているモノの一つが、古い映画。

前回紹介したThe Elephant Manも同じく、舞台は19世紀後半から20世紀前半にかけて、まだまだ「社交界」が普通に存在していたイギリス。

映画を観るときは、必ず「英語字幕」をつけます。でないと、聞き取れないしね(笑)

最近鑑賞した映画が...

Mary Poppins (1964)

と、

My Fair Lady (1964)

いずれも、誰もが知るミュージカル映画の名作。

「ミュージカル映画」ということで、音楽満載。ホームシアターだから、思わず一緒に歌ってしまいます:)

Mary Poppinsでは、


なんて有名ですよね。「Supercalifragilisticexpialidoucious」なんて絶対言えない!

テーマは家族。とっても軽快で、子どものファンタジーをくすぐるような場面がいっぱい。

そして、大道芸人BartがMary Poppinsの引き起こすハチャメチャと職場でのトラブルで一杯×2になった気難しい父Mr Bankへの一言が印象的でした。

「子どもはあっという間に大きくなって巣立っていく。その時に気づいても、もう遅いんですよ。」

というような内容。手元から失って気づくのは遅すぎることたくさんありますよね。

そして、My Fair Lady。この作品は、ドイツでミュージカルを実際に舞台で見たこともあるし、とにかく音楽が楽しい。Prof. Higginsがkojisatoのドイツの大学の恩師Prof. Skibiに見えてしまい、さらに親近感:)教授って、本当にああいう「教授ファッション」なんです。

下町の下層社会の訛りと、社交界に通じる貴婦人の英語。コレは、先日kojsiatoに疑問を持たせた「ジェントルマン英会話」のヒントにもなりました。

音楽も、お馴染み


なんていうのがありますね。

The Rain in Spainは、下町訛りだと"Rain","Spain"が、〔ei〕が〔ai〕になってしまうので、どうしても「ライン」、「スパイン」になってしまう。それを矯正するために、毎晩深夜まで練習。その甲斐あって、成功するのだけど、ドイツのミュージカルでは、"Es grünt so grün."ドイツ語バージョンでは、ベルリンの下町訛りと標準語で、このやりとりが繰り広げられていました。

学識はあるけど、社交好きじゃない。そんなProf.Higginsが、最初は純粋に研究目的で町の花売りElizaをレディーに仕立て大使館主催の格式あるパーティーに彼女を連れて、誰にも彼女の正体をばらされることなく、実験成功!しかし、Elizaはすでに自分の気持ちに気づいていて、鈍感なProf.Higginsが、最後の最後、彼女が出て行ったことでその喪失感を痛感。

なかなか素直になれず、ようやく1人っきりで録音したElizaの声を聞いて意気消沈しているところに、Elizaが涙ぐんで現れたシーンで、誰もがロマンティックな展開を想像するのに、

「Eliza、ボクのスリッパはどこ?」

と、照れ隠しするProf.Higginsがまた可愛い。

言葉が社会階層を示唆する。それを確信する作品でもありました。

ということで、字幕つきで解らない場所はストップしたり解説してもらったり...でも、映画を観るのが趣味でもあるので、これはお楽しみ。

ミュージカル映画を立て続けに観て、一言...

「生で舞台を見たい!」

そういえば、エディンバラに来てから観劇に行ったことがまだありません。ドイツではもっと身近だったのになぁ~。いつか、ロンドンへミュージカルを見に行きたいよね~とPa-pandaと話しています。
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7 Comment:

Pa-Panda さんのコメント...

Nice movies, they are. I especially enjoyed the "My Fair Lady"

Tamaki さんのコメント...

The Sound of Musicなら今ちょうどやってますよ。
Play Houseで♪

http://www.edinburghplayhouse.org.uk/index.asp?venueid=93

kojisato さんのコメント...

Tamakiさん>看板が出ていましたね。
わざわざリンクまでありがとう。
ロンドンだと、当日チケットでお手軽にミュージカルが
楽しめるのです。昔、5ポンドで最前列で「王様と私」を
見ました。
いつか、数日滞在して毎晩劇場に通えたらね...と
話しています。

wendy さんのコメント...

私の語学習得方法は、
「映画鑑賞」または「音楽鑑賞」。
映画は映像つきだから特にいい。
何回も何回も繰り返し、見て、聞いて...。

日本にいるときは、結構「舞台鑑賞」もしていたけど、
意味が違う。
フランス語学習は、特に「発音」に悩まされるので集中して鑑賞しなきゃ。
どんな言語でも共通して言えるのは「繰り返し」と「関心、興味がある分野からの素材選択」が継続の鍵かな。

「舞台」といえば、日本帰国時に行ってきたよ。

kojisato さんのコメント...

wendyさん>フランス語、確かに書いてあるのに、読まない
アルファベットがありますよね。発音も大変そう!
発音の強いドイツ語に慣れると、フランス語は本当に
雲の上。やっぱり、フランス語は上流階級の響きが(笑)
舞台、どんなの見ましたか~?
やっぱり好きこそものの上手なれですよね。

wendy さんのコメント...

「歌舞伎」だよ。

kojisato さんのコメント...

wendyさん>おぉっ!私たちも行った「さよなら公演」だね!
全幕見たのかなぁ~?
後日レポ楽しみにしています。
Pa-pandaはたいそう気に入ったみたいで、次回は
絶対全幕見たい!と言っているよ。