kojisato&Pa-pandaも楽しみにしていた今回のメインイベントは…
Highland Tour!
スコットランドは、LowlandとHighlandと大きく分かれます。
エディンバラがある比較的なだらかな景色が続くのがLowlanda。そして、山岳&湖水地帯がHighland。
エディンバラ発のHighland Tourというのはたくさんあるのだけど、1日ツアーが平均30ポンド。
30ポンドは高いよね…と頭を悩ませていたところ、目立つオレンジのT-シャツ来たお兄さんが観光客が一番多いRoyalmileで看板掲げて立っています。
FREE Highland Tour!
FREE=タダ!?
FREE=タダ!?
今年6月にOPENしたばかりのThe Hairy Cooは、史上初「チップ制のバスツアー会社」!
つまりは、タダでツアーに参加して料金はチップとしてお客さんの満足度で決める。
タダでも車もないkojisatoたちは、Highlandへ行けるだけでも嬉しい!早速、予約をしてこの日を待ち望んでいたのでした。
先に結果から言ってしまうと…
タダだし…とあまり内容に期待せず、ソコに行くことを目的にしていたkojisatoたちだけど…
★★★★★バスツアーで働いていたベテランガイドが独立して設立されたこのThe Hairy Cooのツアー。ものすごくクオリティー高かったです!
集合場所にやってきた目立つオレンジ色のミニバス。
スコットランドの民族衣装であるスカートを身にまとうはドン(ドナルド)。
軽快な語り口で、ノンストップで話をしながらバスツアースタート!
ちょうど話題は、撤退を余儀なくされたワールドカップでのイングランドチーム。
いや~、スコットランド人のイングランドに対する生の意見楽しかったです。要するに、「ざまあ、みろ!」って感じですね(笑)
他にも、スコットランドをさらに有名にしたメル・ギブソン主演の映画'Braveheart'(1995)。
kojisato、始め30分くらいのシーンがあまりにも残酷でギブアップ。まだ最後まで見ていないけど、そんなBraveheartの裏話。メル・ギブソン演じるWilliam Wallaceはスコットランド史の英雄的存在。映画の内容と歴史的事実の違い等々、こちらも面白おかしく話してくれました。
いつも市内バスでの移動が精一杯のkojisato&Pa-panda。
高速に乗って、見慣れない景色が。
最初に向かったは、
200年ほど前に運通のために作られたグラスゴーとエディンバラを繋ぐKanal(水路)。両都市からKanalを作り始めたら…接合部分で痛恨のミス!なんと、繋がるはずの水路がズレている!
このユニークなデザインのボートリフトがグラスゴーからのフォース・アンド・クライド運河とエディンバラからのユニオン運河を繋ぎます。
どういう仕組みなのかを徹底的に知りたいPa-panda。
kojisatoとモニママははこの巨大なモニュメントが動くすがたに感嘆。
スコットランド史上、最も重要なスターリング城を望んで向かったのが…
アレレ?スコットランドって湖水地帯が有名では?=湖一杯!?
と思ったら、Lake(湖)は英語。スコットランド語ではLochと言います。他の湖の名称はLochなのだけど、唯一英語名Lakeで、Lake Menteith(笑)。
お昼休憩は、いよいよHighlandを望む山岳地帯の入り口にて。
スコットランドの国民的飲料IRN BRUとサンドウィッチ。
お昼休憩のあとは、いよいよHighlandに突入です。
小型バスながら、狭い道をスイスイ。
たくさん写真を撮ったけど、数え切れないくらいなので、このバスツアー会社名にもなっているHairy CooことHighland CalfのHamishともご対面。
このHamish、17年ほど自由自適に一人生活を楽しんでいたみたいだけど、最近メスのHairy Cooと共同生活を強いられることに。
今ではすっかり家を占拠され、kojisatoたちが見物している時も端っこでご飯をハムハムしているHamish。
結構な有名牛(?)みたいで、カレンダーとかのモデルにもなっているそうです。
そろそろツアーも終盤。折り返し、再びスターリング城を眺めながら向かったのが…
Monty Pythonの映画の撮影場所になったDoune Castleへ。
kojisato、Monty Pythonを観た事ないので、よくわからないけど、結構みんな知っていてビックリ!
イギリスのコメディーグループMonty Python。当初はイギリスでロケ地を探していたけど、城の持ち主に毛嫌いされ撮影拒否。ついにはスコットランドの方まで問い合わせして、最後は城の持ち主とウィスキーを酌んでグデングデンにさせて、まだ酔いの回っている翌朝のうちに撮影OKさせた…なんていう裏話あり。
低予算で作られた映画で、この城が様々な角度で違う城として使われているとか。
Highlandでは持ちこたえていたお天気が、ついに雨模様に!
最後の見納めは、Forth Rail Bridge。
ここはすでにエディンバラ圏。フォース湾をまたぐ巨大な鉄橋はその見た目だけでも迫力十分!
1890年に作られたこの橋。すでに100年以上、現役として一日200便以上の電車が通過しているわけだけど、そろそろ修繕が必要らしい。国会議事堂を建ててれば、最初の予算より100倍近く費用がかかり、いまだ姿を見せない工事中のトラム(市電)もその記録を更新中。Forth Bridgeも予算はあげられているけど、その何倍もかかるのでは?というスコットランドに暮らすからこそ分かるちょっとした皮肉も。
ちなみに、このForth Bridgeの建設に日本人がかかわっていたとか!
これは、マイミクのTamakiさんに教えてもらったことだけど、当時グラスゴー大学に留学していた渡辺嘉一さん(後の東京石川島造船所社長)がこの設計技師や工事監督を努めたそうです。驚きですね。
朝9時出発してから18時半にエディンバラに到着。一日がかりのツアーは、本当に実りのあるものでした。
最初に書いたように、ツアー代はチップ制。正直、有料のツアーよりも大分少ない額になってしまったけど、近日中にまた利用したいと思います。コレ、イチオシ!
そして、すでに食事を作る気力もない夕飯はしっかり作り置きしておいたBigosとPierogi。ポーランド料理でした。
Highlandの新鮮な空気の余韻で、この日は一同爆睡でした。
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今日もご訪問、だんけっけ!
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今日もHappyな一日になりますように!
kojiczuk (kojisato & Pa-panda)
2 Comment:
Hairy Cooって初めてみる生き物だよ。
こんなのがいるんだね。
このバスツアーいいね。
大型バスでは巡ることのできないところをスイスイ~。アットホーム的で内容充実。文句なしのバスツアーだね。
これから何度となくツアーに参加することになりそうな感じだね。
wendyさん>私もお土産屋のポストカードで見て、
「なにこれ?」と思っていたけど、生は初めて。
このバスツアー、今年から始めたものらしく、本当に
ラッキー!
実は来週ももう一度お世話になります。
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