2010-03-26

国際結婚で第三国に暮らすこと①2人のフェア

ちょっと今日は少し真面目にkojisatoが日々思っていたことを「いつか」の振り返りの為の備忘録。

日本人のkojisatoポーランド人のPa-pandaが、結婚して新生活を切り出そうとした場所が現在暮らしているイギリス

つまりは、kojiczukが居住する場所は「第三国」になります。

2人とも「外国人」という生活。

幸い、Pa-pandaの方が半年先にスコットランド入りして職も見つけて基盤を作り、更には大学で英語学科だったため言葉の不自由はなし。普段は当たり前のように受け流しているけど、コレって本当にラッキーなこと。

いわゆる国際カップル、つまり国籍が違う人同士が一緒になるときに必ずぶち当たる問題は...

私たち一体何処で暮らすの?

「国際カップル」っていう概念って、日本から発信されたらしいですね。

ドイツ人&イギリス人カップルだって「国際結婚」/「国際カップル」になるけど、それほど本人たちも、そして家族も気にしていないような気がします。

話をとにかくkojisato&pa-pandaを基盤に話を進めますね。

kojiczukに与えられた選択肢は、

日本/ポーランド/ドイツ/イギリス

普段はドイツ語で会話するkojisatoとPa-panda。これによって選択肢の幅が広がるというのも、kojisatoの気分を大分楽にしてくれている要因の1つ。

実はkojiczukは「絶対にイギリスに永住!骨埋める!」とは考えてません。

目下目標は、「あわよくばドイツへ...」

いずれにせよ、日本でもポーランドでもなく第三国で暮らすことを今のところ念頭においています。

というのも...

kojisato&Pa-pandaにとって「第三国が一番フェア」だから。

日本とポーランド、日本語とポーランド語...とにかくギャップが大きすぎる。

20代前半からのスタートだったら、まだまだ「大冒険」したいところだけど、30代に入るkojiczukにとっては「落ち着く」が大前提。

Pa-pandaは日本が好き。日本語も勉強したい。

kojisatoだってポーランドが好き。ポーランド語もいつか...

と思ってはいるけど、全くの異文化でどちらかがゼロからのスタート。もちろんサポートはするけど、自分のことだってある。100%のサポートは保証できない。どちらかが一方的にサポートもしくはサポートされる側になってしまうと、今の「フェアな関係」が崩れてしまうような気がするのです。

まだまだkojisatoは、英語も勉強中で、Pa-pandaに支えてもらっている割合の方が大きいけど、それでも「自立」が非現実的な目標ではない。ココがミソなのです。

ある日、こんな夢を見ました...

「どうしても英語の勉強をしたい!」と留学を希望するkojisato。でも、なかなか金銭面でも時間面でも難しくて、はがゆい想いをしている自分。


そんな夢から醒めて...

kojisatoがいるのは英語圏の環境。

「英国留学」なんて言ったら、聞こえも良いし、なかなか誰もが実現できないこと。

語学学校を探して、飛行機チケット買って、滞在先も決めて...

金銭面で考えても、今のkojisatoには絶対に不可能なことが「日常」になっているのです。

ドイツで生活していた時も、何度か英語が必要な場面にも遭遇して、「ドイツ語が話せるなら英語も話せる!」という周りの勝手な想像に反してものすごく曖昧な英語をシドロモドロに駆使するkojisato。その度に「英語が話せたらもっといいよなぁ~」なんて思い知らされていたわけ。

実際に、kojisatoがドイツでそのまま就職活動をしたとしたら「英語は話せて当たり前で、ドイツ語が出来ればなおさら良い。」という感じで、実はドイツ語はオプションなんです。

だから、「第三国」で暮らして、これを活かさない手はない!

って、思うようになりました。

Pa-pandaはヨーロッパ人でもあるから現在は少し具合が違うけど、kojisatoは今後も「外国人」としてビザの更新が必須。現在申請中のEEAというビザも5年間有効(その後、永住権を申請できるオプションが発生するけど)。

まだ永住と決めていないkojiczuk。

だったら、滞在許可された5年間で目標を着実にこなして、次の5年後に例え違う国へ行っても再スタートじゃなくてレベルアップ出来るくらいにしよう!

これが、現在kojisatoが今後を考えるベースになっています。飽きっぽいからね、終わりが見えた方が俄然ヤル気が出るの:)

もちろん、2人とも全く言葉の分からないフランスとかアラブ諸国とかを拠点に生活するとしたら事態は異なるけど、多少なりとも意思疎通が出来る第三国で生活すること、これが今のkojiczukにとって、ベストでフェアなことなんじゃないかな...と思います。

さて、このBlogを5年後に読んだ時はどんな展開が待っているでしょうか?
最近、これからの5年を考えて、色々なところに種を植えてみました。芽はまだみえないけど、きっと出てくる。しっかり水遣り、光合成ですね:)
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今日もHappyな一日になりますように!
kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

6 Comment:

KiMmy さんのコメント...

5年ひとくぎりなんて、まるで研究者みたい。
私たちも、結構5年任期がおおいんですよ(でも単年度更新だけど)。

ドイツ語がそんなに話せるなんて、それはそれでうらやましい....。

ドイツ語ががっつりできたら、きっと英語も、、、ってわけにはいきませんか。。。


私はとりあえず、英語と日本語は読み書き、しゃべる、っていうのに不自由無く(これは必須)で、そのうちフランス語とドイツ語を読むのとしゃべるのはできるように(書くのは初めから放棄)、イタリア語とスペイン語は話せればいいか、とゆるい目標を立てています。


人生になにかしの区切りがつきまとうのは、結構しんどいこと。
それでも、きっとたくさんの楽しい事と学ぶ事があるから、素敵な人生なのだとおもっています。

お互い、飽きないように変化を楽しみながら生きていきましょうね〜

poane さんのコメント...

5年と言われて、ブログ横のTimeTogetherを見てしまいました。2人仲良くテクテク歩いてる。いいぞ!
すごく身に染みる今日の記事。20代前半にポーランドに「大冒険」しにやってきて、即行「フェアな関係」が崩れてしまったウチら。そこから自立するのに結構苦労しました。
そう。でも今は自己投資期間と決めて、駅前留学ならぬ、チャリ通英国留学にどっぷりつかってください!絶対、絶対それが5年後の2人のプラスになってること、間違いない!

kojisato さんのコメント...

KiMmyさん>きっと今まで日本での小・中・高・大と
ノンストップで「期限付き」生活をしていたのがドイツでも
続き板についてしまったのかも。
そして、研究職の知り合いも多いためかその影響も。
とりあえずココまで頑張る。そうやって自分を押すのも
1つの方法ですよね。
ドイツ留学している日本人の共通の悩み。それが英語
だったりとかします(苦笑)
ドイツ語が話せる=英語もOKとはなかなかいかないんですよ。
ドイツ語は一応ドイツのドイツ語学科出てるので、そこそこに...
でもいつかコレがまた衰えるのに戦々恐々としている日々。
ボケ防止&飽き性な自分にこの生き方が性に合っているのかもしれませんね:)

kojisato さんのコメント...

poaneさん>そうそう、あと5年と考えると私たち
10年くらい一緒にいることになるんだよね。
どのタイミングで一緒になるか...、お互いの基盤...
諸々本当に十人十色。若いうちに来たpoaneさんに
とっては、ソレがまたベストだったのかもね。
私たち、どちらも基盤がないところからのスタートだったから
あるいみ「どこでもOK!」という身軽さ反面「不安定さ」
があったと思う。
これからもテクテク一緒に歩いていくから、その道を
今度はしっかり固めてチャリ通英国留学を満喫するよ。
実はもう少し英国人とお近づきになろうと現在
色々企み中。
ふふふ。何が出るかお楽しみに:)

wendy さんのコメント...

私たちとこの点は、違うね。
私たちは、日本に移り住む可能性はほぼゼロ。
私が、旦那さんのサポートを受けながらフランスに溶け込んでいくしかない。
期限って区切りがつけにくいような気がするけど、3年以内には、ネイティブとまではいかないだろうけど、不自由ないくらいのレベルまでもっていきたいね。
お互いに5年後の姿が楽しみだね。

kojisato さんのコメント...

wendyさん>私たちの場合は「基盤」がまだないところからの
スタートだったからね。
それに、私がポーランド語を勉強していたわけでもないから
なおさら。
カップルごとにそれぞれの決断があるとあると思うよ。
本当に5年後、どうなっているか楽しみだね。
お互い頑張ろう!