すったもんだの末にエディンブルク無事上陸

さて、エディンブルク生活開始初のBlogです。

結婚式から、卒業試験、引越＆別れ．．．とめまぐるしかった一ヶ月。徐々に居場所のなくなった「古巣」から、ようやく新しく腰を落ち着かせられる場所に：）

ずっと以前にPa-pandaはPechMan（ペッヒ・マン；ツイテナイ男）と書いたことがあるけど、何かしらありえない不運というか、「ツイテナイ」ことに見舞われるのはPa-pandaだけじゃなくて、キリルチュク家の家柄みたいで．．．（汗）、結婚してこの名前を名乗るようになってから、kojisatoまでPechFrau（ペッヒ・フラウ；ツイテナイ女）！？

シュヴェリンから、モニママの親友でkojisatoも付き合いが長いG&S夫婦が駆けつけてくれて、最後のヴァルネミュンデ、バルト海の海風をノンビリ満喫してついにベルリンへ。

ベルリンで出迎えてくれたのは、モニママの長女TiniとパートナーのStephane。

って．．．、いない！（汗）

ベルリンの壁が崩壊されて今年で２０年。１０月３日は、統一記念日と国民の休日。２０周年とい特別な今年はフランスから巨大マリオネットDie Riesenがやってきて、ベルリンの町を練り歩く．．．となって、２人も見学へ。そして、人ごみから出れなくなって約束の時間に集合場所へ来れなくなったのです。

と、カフェで座って時間を潰そうにも．．．人・人・人のベルリン。空いてる席がありません（泣）

大荷物をかかえて、右往左往．．．ようやく一軒、相席でコーヒーを飲みながらボンヤリ。

その後、無事２人と合流してマッタリ。ドイツ人×フランス人カップルの２人、実はロンドンで５年働いてキャリアを積んでから、ベルリンへ．．．という、kojisato&Pa-pandaの理想なのです。

翌日、朝６時起きでいざ空港へ！

現在、S-Bahn（市電）が正常運行していないということを考慮して、地下鉄＆DB（ドイツ国鉄）を利用しての移動だったのに．．．

駅の構内放送で．．．

駅の橋が壊れて、その改修工事のため空港まで２回乗り換え．．．

イマイチはっきりしない構内放送。スーツケースをもった空港行きと思われる一行で集まって、しかもそれがまた外国人だけでオロオロ。

余裕を持って空港に着く予定が、かなりギリギリになってしまいました。

まあ、無事着いたのだから．．．と、ようやく出発した飛行機の中で一息．．．

と思ったら、足が長い（推定２メートル）オニイチャン、ヤニの染み付いたジャケットに「野生の香り」が．．．（泣）

長い足のせいで、kojisatoのスペースはないし、臭いし．．．色々な意味で目に涙をうかべながら、上空からの景色を見ていました。

飛行機にのっていつもドキドキするのが、着地の瞬間。あの、ズドン!というのが嫌いなのです。だから、その瞬間の前から「神様、仏さま．．．」と全身全霊で祈って力尽き、ゴールまであと少しというところで、起こりました！一番恐れていたことが．．．

それが、

入国審査。

kojisato、基本的にUKへの入国は問題ないのです。

入国の際に、ただ入国目的を質問されます。もちろん英語で。

Pa-pandaのことを、最初はBoyfriendの言い、その後、滞在先の住所はダンナの家と言い．．．コントロールのオバチャンの目が、瞬時に厳しく（大汗）

今回、ツーリストビザ（普通の入国）で一旦エディンブルクで滞在して、年末年始にPa-pandaと日本へ。その時に、正式なビザのペーパーワークをしようと計画していたのですが．．．

「ダンナの場所へ行くのは、観光じゃない。それは、滞在目的が違う！」と指摘され．．．

審査員のカウンター前の椅子で待機させられることに。バカ正直に全てを説明したkojisatoが悪かった感じ．．．

その後、「あなたのことを詳細に説明せよ！」と突然、英語で質疑応答が始まり、Pa-pandaの電話番号を聞かれて、とりあえずPa-pandaと話すから．．．とオバチャン退場。kojisatoは待機。

このまま日本に送り返されるとしても、銀行も解約してPa-pandaの口座に振り込んで、最低限の現金しかないから飛行機代も出せないし、一体どうしよう．．．とオロオロ。

Pa-pandaと電話で話したオバチャン、きっとkojisato&Pa-pandaが偽造夫婦ではないと判明したからでしょう．．．とりあえず、max６ヶ月の滞在許可スタンプをもらいました。

なんか、泣くに泣けなくて．．．お役人さんからはかなり肝の据わった子に見えたかもしれないけど、ようやく開放されてPa-pandaを見た瞬間、「怖かった～」という気持ちがあふれ出てきて．．．

そんな思い出が、エディンブルク上陸についてきました。

ただ、ドイツの役人さんを知っているので、英語がかなり喋れないと．．．（法律用語とか、難しい言い回しまで理解出来る）と、それが一番不安だったのだけど、今回のことでそこまで心配しなくても良いことが判明。

このキリルチュク家のPechですが．．．その渦中にあるときは、本当に「すったもんだ」なのですが、結局は何とかなってしまう。「終わりよければ全てよし」という哲学があります。

だから、これからのことも何とかなるでしょう。

新しい家のこと、同居人モニカのこと、そして結局年末年始まで忙しくなりそうなkojisatoの新生活．．．これからは、エディンブルク発信でkojiczukをヨロシクお願いします。
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今日もHappyな一日になりますように！
kojiczuk (kojisato & Pa-panda)