2011-03-14

がんばれ、日本。がんばれ、東北。


これは、昨日(3月13日付け)のThe Independent紙の大一面にあったイメージです。

「がんばれ」が、'Don't give up!'と訳されて

Don't give up, Japan!
Don't give up, Tohoku!

今、世界中が日本を見ています。

震災後の惨事と福島原発に関する混乱が大きく報道される中、非常時にも礼儀正しい日本人に驚きを隠せない、そしてそれを賞賛するコメントもありました。

復興への道のりは、来月、来年というレベルではなくこの先どれくらい続くかわからないけど、どんなどん底でも確実に前を見ている人はたくさんいます。

この週末、ひたすら日本の動向を追っていました。おかげで、右目が一日中痙攣を起こしています。

海外生活9年目、こんなに日本のニュースを見ていたのは初めてのことかもしれません。

同じく在外で遠くからしか母国の様子を見れない日本人の友だちや知り合いからも、少しずつ今の自分たちに出来ること…という提案が出てきました。

みんな、前を向こうとしているのです。そして、それぞれに日本の現状をサポートしようとしています。

この週末、日本からの報道動向に集中して不安になったり、感情的になったり、そんなkojisatoの横で戸惑っていたのはPa-panda。

母国の信じられない光景を見て、Pa-pandaには分らない日本語のニュースで感情的になり、そんなkojisatoに出来ることはPa-pandaにとって'I'm sorry.'と言うくらいである。

結婚しても、長く一緒に付き合っていても、やっぱり母国が違うというのはこんな時に大きい。

精一杯の気配りで、見たいだけニュースを観察させてくれ、そして時には一人にしておいてくれたPa-panda。

まだまだ確認された死亡者の数は上昇中で、行方不明の方も多い。余震の不安もある。

それでも、金曜日の大ショックから徐々に報道される内容も繰り返しになってきてkojisatoも少しずつ落ち着いたころに、申し訳なさそうに背中丸めて、どうしていいのか分らない…といった目をしたPa-pandaに気づいたわけなのです。

自分の生まれた国が、自分の家族や友だちがいる国が、そして自分と同じ国籍を持つ人たちが暮らす国が…感情面でどうしても色々と想いを巡らしてしまうのは仕方のないことだけど、自分の決断でその国から遠く離れた場所で生活することを決めたのであれば、そこからの自分の人生や周りの人の事も考えないと!と思いました。

ちゃんと言葉に出来なくて、クマみたいなハグを何度もしてくれたPa-panda。

今週の内に、この大地震は先週の出来事となり、数週間後には一ヶ月前の出来事。まずは、その更に先を見据えて、前を見なければ。

遠く離れて、被災もしていない、家族も無事であったkojisatoがただ悲観的になっていても何の助けにもならない。こうやって、一番身近な人にもっと心配をかけさせてしまったこと事態も罪だったのかなと思っています。

今日から小学校での研修第三週目。
色々な人に声をかけてもらって、いずれも「私は日本を信じている。」という力強いエールを頂きました。

私も、我が母国を信じています。

がんばれ、日本。
がんばれ、東北。

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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

2 Comment:

KiMmy さんのコメント...

ツイートとかブログを見ていると、とても心配しているのがわかります。どうもありがとう。

でも、そういう意味では日本は元気だし、だんだん余震なれしています。原発問題もあるけど、理系で放射線物質を扱う可能性がある身としては、実験室の量よりは今のところは少なそうだし。

静岡で震度6の地震が昨夜あったけれども、TwitterのTLの冷静なこと。すぐに日常のツイートも復活してました。

こちらとしては、TVの被害報道をするのはやめてほしいと被災地からも言われる始末(@Twitter)。まぁ、NHKが一番まともな報道していますが、民放は不安煽りすぎ(海外メディアも)被災地は復興するぞー!という感じらしいが、それに反してTVはあまりにもネガティブな報道らしい。
もうそろそろ娯楽もほしいとか。
私の周りも、ニュースや報道特番を追いかけて具合悪くなる人、多いし。

というわけで、TV記者はなんとか東電から原発関連で悲惨な被害(臨海爆発とか)を引き出そうと質問を頑張ってるし、自称専門家やコメンテーターの根拠のないコメントも多い。

関東も計画停電とかで混乱はしているけど、緊急性がないはず、食料とかには。ただし、買い占めが起こってるけど。人災ですね。

関西以西ははっきり言って日常。
北海道は個人向け宅急便は止まっているが、まったくもって日常。

というわけで、海外組にお願いしたいのは現在のところ日本の心配や悲しみより、

募金&日本の株&日本製品を買う

ことでしょうか。
株価がダダ下がりでね。
長期的に見たら、日本の株や日本製品を買ってもらうことが、経済復興にはつながります。

募金は言わずもがな。

Twitterでは多彩な意見が飛び交う(100人くらいフォローしているとそうなる)けど、何となくこの1日くらいで、とりあえずまず自分の生活をきちんと明るく元気に生きる、募金する、そして経済活動(要するに散財)する!
という方向になってきました。

個人的には募金は定期的に、かなとおもってます。
今はガーっと集まるだろうけど、忘れないためにも継続的にね。

今の日本はそんな感じなので、大丈夫よー。被災地の問題はあるけど、みんなで復興させましょう!というかんじです。

kojisato さんのコメント...

KiMmyさん>コメントというか、もうこれは「手紙」だよね。
体調まで悪くなってしまったのに、気遣ってくれて
ありがとう。
自分勝手だけど、やっぱり家族の近くに危機が迫ると
思うとさらにヒヤリとします。
静岡は昔小さい頃に暮していた場所だから、横浜から
離れていても、どこかやはり親近感があるしね。
「募金&日本の株&日本製品を買う」、KiMmyさんが
アドバイスしてくれた海外の私たちに出来ること、
まずは募金そして、募金活動のお手伝いをしているよ。
株は一生理解できず手をつけられなさそうだけど、
いつか日本車買うぞ~!(笑)