2010-01-15

kojiczuk in Japan 20: 最終夜

日本滞在最後の2日間は、なるべくkoji-papa&koji-mamaと過ごすようにしました。

といっても、日中はお土産ショッピングに奔走していましたが...(苦笑)

koji-mamaに教えてもらった業務スーパーでPa-pandaと一緒にエキサイティング。

今回、かなりの日本食に便利グッズを購入。

最後に初詣にも行った近所の観音様へ。

これからのこと、たくさんお願いしてきました。

そして、昔...というか一度だけ祖父と行ったコーヒーショップへ。

コーヒーショップというより、「珈琲店」といった方が合うかな?

戦争で足を撃たれて以来、足の弱かった祖父。祖母も体が強い人ではなかったので、よく遊びに行ったけど一緒に出かけた思い出はあまりなし。

そんな中、連れて行ってもらったこのお店。
子ども心に、珈琲ってすごく大人で、その頃飲んだのはメロンフロートとかそういったのだと思うけど、あのドキドキと祖父と一緒に出かけられた嬉しい気持ちだけが今でも残るこのお店。そんな話をして、Pa-pandaと一杯。

結局、滞在中に4回くらいしか行ってやれなかったkoji家長男ポン太の散歩。

「ねえ、明日も一緒にポン散(さん)するでしょ?」

こういう目で見られると、次の日の出発がとても辛くなる。

元旦に連れて行ってもらった回転すし屋「スシロー」

Pa-pandaがとても気に入って、最後にもう一度連れて行ってもらいました。

これで寿司も食べ収め。

最後の荷物をパッキング。

いつも意地っ張りな娘と素直になれない父...そんな、時には水と油のような関係のkojisatoとkoji-papa。Pa-pandaと付き合うようになってから、そんな不器用な父娘の潤滑剤になっていたのがPa-pandaでした。

今回も、言葉が出来なくても一生懸命koji-papaと向かい合おうと頑張るPa-panda。お酒やタバコが過ぎるkoji-papaに、健康を気遣う言葉をかけたり...もちろんソレを通訳するのがkojisatoで、そんなPa-pandaの気持ちを代弁しながらも少しだけお互いが向かい合えたような気がします。

そして、不器用にもウラ紙を使って書いたkoji-papaからPa-pandaへの手紙。

「コレ、pa-pandaに」

と、渡して早々に階段を降りたkoji-papa。

kojisato&Pa-pandaの来日を指折り楽しみにしていたこと

最初は外国人との結婚で心配したこと

Pa-pandaと実際に会って、その人柄に好意を持ったこと

2人のこれからの幸せ

Pa-pandaに手紙を訳しながら、素直じゃない娘kojisatoは涙が止まりませんでした。

今まで色々あったから素直になれない父娘。でも、Pa-pandaを通してkojisatoもたくさん自分の家族のことを再発見したよ。

実は、今回帰国して自宅の玄関に入ったとき

「ただいまぁ~」というkojisatoに、

「もう、ただいまじゃないでしょ!」

と、koji-mamaに嗜まれました。

まだまだ、Pa-pandaと友達みたいで結婚したとか、夫婦とか、家族とか...実感がないのだけど、「ただいま」と言う場所はPa-pandaと一緒に生活する場所なんだよね。

ドイツからエディンバラへ。数ヵ月後の一時帰国を前に、なんとなく仮の宿のように過ごしたエディンバラ。今回戻れば、そこがkojisatoの現実になる。そこで、自分の生活がはじまる。

去る母国と、向かう新しい「我が家」に心中複雑なまま最終夜は更けていったのでした。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
今日もご訪問、だんけっけ!
ブログランキングに参加しています。ポチっと押していただけると励みになります。
にほんブログ村 海外生活ブログへヨーロッパ在住の日本人によるブログ
今日もHappyな一日になりますように!
kojiczuk (kojisato & Pa-panda)

4 Comment:

poane さんのコメント...

おかえりなさ~い!一時帰国、ホントに満喫されたようでなによりです。この記事、まずポン太くんの表情がかわいすぎて涙目になり、お父さんのくだりで本格的に涙してしまいましたよ。普段は素っ気無いお父さんだけど、この気持ち、自分の父親ときっと同じだ・・・遠い国に嫁がせる父の想いは、離れてしまってからやっとわかった気がします。なんか温かい気持ちになりました。
それにしてもポン太くん、切ないの~そのおめめ!

kojisato さんのコメント...

poaneさん>ただいまぁ~!ポンちゃん、可愛いでしょ!
バカな子ほど可愛いのよね~(笑)
お互い、外国暮らし...やっぱり離れる家族というのは
常に心配ですよね。
離れているから分かる大切さというのもPoaneさんが
言うようにあると思います。
こうやって記録を残すことは、自分にとっていつかこの
温かさを忘れてしまったときに呼び起こすもので、
大切な家族のこといつまでもちゃんと繋がっていたい
ですよね。

akkokko さんのコメント...

お父さん手紙書いてくれたんだね・・・
読んでて涙でてきちゃったよ。。
パパンダとの結婚でkojisatoだけじゃなくて
家族みんなが幸せになれて本当によかった!
祝福される結婚がやっぱり一番嬉しいもんね!
伝わりづらくても、子供の事を心配してない親は居ないし
二人の距離が縮まってよかったね!
心が温まりました。

kojisato さんのコメント...

akkokko>Blog、丁寧に読んでくれてありがとう。
ウチのコジレはakkokkoが表面的にもよく知っているかも
しれないけど、私も歳かな?
だんだん丸くなってきているかもね。
akkokkoももうすぐ母だもんね。どう、元気?順調?