2009-04-24

ドイツでピンクな初体験!

さて、在独6年目(通算7年目)ながらも「ドイツで初体験」

胃カメラ検査に行ってきました。

今まで、経験、未経験を含め...様々な「恐怖体験」を聞かされてきたのですが...

お陰さまで気持ちの準備は万全で、実際の検査は3分ほど!

まずは受付を済ませ、バナナ味の白濁色のシロップをオチョコで一気飲み。

これが、いわゆるバリウムっていうものかどうかは謎。なんか、バリウムよりもサラサラだったので。

さらに待つこと30分。

待ち受けていたのは、この機械とベッド!
そして、kojisatoの緊張をやわらげようとNIPPON出身のkojisatoにもちかけた話題が...

「この機器、すべてMade in Japan!」

やはり日本の機械産業は最先端をいっているようで、ドイツの医療機関でも日本製品をよく見かけます。

今回、kojisatoが飲み込むチューブですが...Olympusの優れもの。って、真っ黒で単三電池くらいの太さに、ちょっとどうしよう~と横目で先生の言葉もそこそこに気になって仕方なかったのだけど...
こちらですね、なんと1本で車1台買えてしまうくらいのお値段だそうです!ひぇ~!!!

スプレーの部分麻酔をして、マウスピースで口が閉じないように固定したら

いざ投入です!

おえぇっ!

「飲み込んで!」

って言われるけど...

無理!

目から涙が出てきたよ~。

「乙女」の口からは、聞き捨てならない音が漏れます。クマのゲップみたいな...

空気がゴボゴボ、外からの進入物に反応して出て行くのを感じながら、前日19時以降から食事、また22時以降から飲むことすら禁じられた意味が分かった。飲み食いしてココに来ていたら、悲惨な現場になっていたことでしょう。

左側に横に寝て(心臓への負担を少なくするため)、ノドあたりをすぎたらサラにスルスル。

kojisato、これがカメラだとおもっていたのですが...

このチューブにさらに細いカメラを通すんですね。

ピンクが可愛いMy胃でした!(笑)

素人目にも、問題はなさそうだわ...と自分の胃に見とれていたら...

パッと胃の様子を見て、ハイ、お終い!

スルスルと、チューブが戻されました。

胃だけじゃなくて、経過した食道も検査してもらって、全て異常なし!

ただ、胃に小さなヘルニア(組織が突起した部分)が一箇所あったそうです。でも、これも支障なし。

それじゃあ、2ヶ月前胃痛で訴えたkojisatoの症状はなんだったのか...

どうやら、「胃液の多分泌」で胃がキリキリ痛んだらしい。

原因は...

ストレス(-_-)

確かにね。

思い当たる筋はあるので、納得。診断書を、ホームドクターのもとに後日持参するのですが、その時に、必要に応じて胃液をブロックする薬を処方されそうです。

この胃カメラ検査。異常が見つかりしだい、すぐに除去できるものは除去。また、バクテリア等も発見して撃退してくれます。

アジア人(特に日本人)の胃には、ヘコバクターピロリ(一時、日本で流行ったみたいですね)が潜伏している確率がヨーロッパ人より高いらしく、胃潰瘍を患う人が多いそうです。だから、健康診断に胃カメラがあるんでしょうね。

「すでに元気に快復したのに、今更検査?しかも、苦しいと噂の検査...」と、直前までキャンセルを考えていたのだけど、やって正解!

自分の胃の中を見れるという、なかなか稀な体験も出来たし、ホームドクターの委任によって行われた今回の検査は、保険によって賄われます=タダ!
※保険がないと、40ユーロほど。

ドイツで、保険が負担してくれる健康診断は35歳以降なので、現時点の自分の健康状態を専門家の診断でお墨付きしてもらって、ちょっと気が楽に:)

辛いもの、またチョコレートとか甘いものも、kojisatoの場合特に胃に負担がかかるから...と忠告され、あとは"Non Stress生活"ですね。

今週末は、金曜日の今日は大事をとって幼稚園をお休み。月曜日も、幼稚園の都合でkojisatoはお休みとなったので、金・土・日・月の4連休。

さて、掃除をして心機一転!

5 Comment:

Kiki und Noix さんのコメント...

うわ~うわ~うわ~、胃カメラ壮絶だぁ。怖い…(:-;)

1年半ほど前、声帯にポリープができた時に、舌を引っ張られてヘラで舌の付け根をグッと押さえられて、喉の奥にカメラが侵入してきて反射神経でえづいてるのに声を出さないといけないし、舌を引っ張られてるから苦しくて苦しくて涙が出て壮絶だと思ってたけれどもそれ以上かも。

その頃語学学校で仲の良かったポーランド人の修道士の友達がその話を聞いてビビってました。(日本でやってもらったように)鼻からカメラを通して声帯を見てもらう方が楽だったと話したら「動物病院にでも行ってたの?」って信じられなさそうな目で見られてしまいました…。


でも異常もなく、保険がきいてよかったですね。

日本の医療機器が世界で活躍していると思うとなんか誇らしい気持ちになりませんか?

Kiki und Noix さんのコメント...

すいません、日本語がおかしかったです。
私の体験談は、声帯の検査の話です。

kojisato さんのコメント...

kiki und noixさん>あれ、壮絶に聞こえた???
「そんな、大したこと無かった」と
伝えようと思ったのだけど、やっぱり
「おぇ」のあたりが壮絶だったかな?(笑)
声帯にポリープってつらいね。商売道具の
ひとつだから、声が出ないと何も出来ないよ、私は...。
今は完治したのかな?
日本でも胃カメラ、最新は鼻かららしいね。
なんかそれも想像できないけど。
医者に行くと必ず日本のモノ発見しますよね、
確かにちょっと嬉しくなります。

Erdbeer さんのコメント...

少しご無沙汰です^^
ストレス・・・大丈夫ですかー??
大学やインターンなど色々お忙しいと思いますが、お大事に!
胃カメラ、苦しそうですね・・・
私も大学が落ち着いたらやってみようかな?

PS)合成写真もやけに老けていて(笑)面白いですね!

kojisato さんのコメント...

Erdbeerさん>いえいえ、私もちょっと
これから数週間ご無沙汰するかもしれません。
もともと考えすぎで1人で抱えてストレス
を作りやすいのです。
Hausarztの診断書がないと専門医に
かかれないので、とにかく胃が痛い、痛いと
訴えて、胃カメラへのチケットを勝ち取って
下さい(笑)
↑合成写真、どちらにもあまりにていない
小さな大人ですよね~