同居人アレックスの最近の憂いごとは、来学期からニコルとkojisatoがこの寮のユニットにいないこと。
ニコル、クリスティン、アレックス、そしてkojisato。
kojisatoが入居してから1年が過ぎたわけだけど、WG(寮ユニット)のメンバーがここまで「家族」みたいに結束しているのも珍しい。
実はkojisato入居前、前代未聞の問題児が生活していたらしく…
数々の「えーーー、信じられない!」が連発。あるいみホラー体験!
彼女が原因で泣きながら寮を出た人、3人。
当時、新入生だったアレックスにとっては悪夢の日々であって、次の入居者を選べない、事前に知らされないという欠点をもった学生寮…次の同居人が気になって仕方ないのです。
ニコルは寮を出ても、ロストック内に生活。
kojisatoはロストックだけでなく、ドイツからも離れるわけで、
「絶対にお別れはちゃんとしよう!」
って、そんな話題に。
kojisatoが恐らくベルリンからエディンバラに旅立つだろう…と言えば、
「それじゃあ、WGメンバー+αでグループチケット買ってベルリンまで見送る!」
もぉ~、今から泣いちゃうよ。
「1週間に一回は手紙書いて、一ヶ月分を一まとめにして送るから!住所教えて!」
なんて言うニコル。
こんなに「今」が仲良しなメンバーだから、惜しいのはその繋がりが途絶えた時。
カナダ移住を夢見るニコル。
ドイツの南、実家の近くで乗馬(実はオリンピックレベル!)をしながらも診療所を開きたいクリスティン。
実家の農家を継ぐ気満々のアレックス。
そして、イギリスで新生活を始めるkojisato。
というのが、4人の合言葉。
それぞれの未来と夢は、「私たちの夢」で話題は尽きない。
でもkojisatoは、一番年長だから知っている。
ドイツで学生をすることを選び、日本の大学の同期とは全く違う道を選んだkojisato。
連絡が途絶えたり、疎外感を感じたり…
ドイツに来たばかりの数年はまだまだその友情でお互いが繋がっていたけど、どんどん執着してしまうのはドイツという特殊空間にいるkojisatoの方。
20代のほとんどをドイツで過ごしているkojisatoにとって、ドイツが「青春」の場所。そこから離れないかぎりは、1人「青春臭い」のかもしれない。
人生の転換は価値観も変える。その溝を上手に受け入れることが出来なかったkojisatoは、かつての友だちを逆恨みすらした。どんどん自分を傷つけていったのだと思う。
だからこそ、自然に出来た溝を独りよがりで埋めることに努力するのじゃなくて、ここはサラリと
きっといつか、ご縁があれば自然と道は交わるのだと、最近は思えるようになってきました。
そういえば、去年の今頃kojisatoのロストック生活を語るに欠かせない友達が卒業して、その時も同じようなブログを書いてました(苦笑)→Examenball 2008
今度、日本に一時帰国するときは前回のように無理に「集合」をかけないと思う。自然に連絡をとって、自然に会いたい人と…その機があれば。
人生まだまだ長いしね。まずは出会えたこと、また共有できた時間に与えられたものに素直に感謝。
一番の仲良しだった、カレン&ミリと来月再会出来そう。本当に自然な成り行きで。
同じく、エリともドイツを去るまえに再会の機会に恵まれそうです。
そんな風に自然な関係が続きながらも、10年後、20年後…今のWGメンバーが幸せでありますように。
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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)
8 Comment:
人間関係は、日本でも難しいのに
海外に出ると距離的な問題も出てさらに
難しいですよね。でもご縁あれば・・・と
最近思います。忘れた頃に5年前仲良しだった
子から連絡がありまた復活したり!
社会人になると、今度はランチに幾ら払えるかで
合わなくなったり・・・日本ではもっと複雑みたい。
色んな出会い、大切にしたいですね。
Erdbeerさん>確かに日本だと同じ土俵で
比較されるから、それもまた立場によっては
ツライですよね。逆、優越感を感じる
いわゆる「勝ち組」(←でも井の中の蛙)には
良いかもしれませんが(苦笑)
友だちも恋人も、無理に引きとめようとする、
その無理が不自然なのかもしれません。
色々な思いを試行錯誤するうちに、この
Blogみたいに思えるようになってきた
というのは、少しは成長したのかな?(笑)
5年ぶりの復活、お互いの空白を埋めるのがまた
嬉しいですね。
はろはろー!元気みたいで何より。こちらも元気です。今のWG、本当に仲がいいみたいでいいね。「今」のいい友達がのちもずっと続いて行くかなんてのは今考えなくていいんだとあたしも思う。さとちゃんみたいに今を大事にしていけば、その行いは次に続いて行くよ。続く人は続いて、続かない人は続かない、なんかそれはとても自然なことだと思うわ。
私は、もうかれこれ10年以上連絡をとってない人と突然連絡を取りたくなり、最近アクションをおこしたわ。(メールのアドレスがかわったのか、返信はないけれど) でも、いいの。あきらめず、連絡方法探してみるよ。会いたい人、つながっていたい人には引き止めるとかじゃなくて、素直に声にだしていきたいわ。
今のメンバーとつながっていけたら、最高ね。
Acco>久しぶり。
私も単純だから、「私たち仲間だよね~」と言われて
1人で単純に"treu"でいたら、相手は早々
次のステップで明後日を見ていたよ…
なんてこと多々だから(要はトロイのか…)
今後をものすごく意識しているわけじゃないけど、
「今」の気持ちを保とうとしちゃうんだろうね、
良しも悪しも無意識に。
実際、日本ードイツで離れていても
縁のある人はいるし、仲間だと思い
同じ国内という日本以上に身近なところに
いる友だちとは自然消滅。
いや、これでもガンバッタんだけど、
その頑張りが重い!となってしまったんだろうね。
思いは重い…なんちって:p
メールとか便利なものがあるけど、
逆にドロンと消えることも出来るよね。
そのお友だちと連絡がとれるといいね。
メンバーとのつながり、1人で固執しても
全然繋がらないことは、この数年で
よぉ~く勉強させてもらったから
今の面々とは、本当にナチュラルに
繋がっていたいわ。
すごくわかります、この気持ち。自分もアメリカとオランダと2回留学したので、仲間と離れるのは本当に切なかったです。でもたまに交わすメールやブログを通しての交流があって、久しぶりに再会できると、まるで時間や地理的な距離を感じさせない関係を再確認することもあります。それはやっぱりお互い共有した時間が濃かったからかな。日本で中高一緒だった仲間とも今は離れ離れですが、そんな感じです。いつでも会える浅い仲も気楽でいいですが、期限付きでも励まし合った仲とは戦友みたいな関係になりますよね。
お久しぶりです。
ライフステージと友達の関係、よくわかります。
私も、研究者という職業(および学生生活を送ったので)上、たびたび大学&研究所をうごきます。
この4月からは全く違う大学にうつりましたしね。。。
それで長くつき合ってても切れちゃう縁もたくさんあるし、逆に一緒に過ごしたのがほんの短い間でもつながり続ける縁もある。そう思ってやっています;)
私が研究者を続けるモチベーションの一つは、学会などで常にいろんな人と出会いがあること、そして、再会できること。研究を通して、友達とつながっていられること、たとえ普段は連絡が全くなくても。
そうは言いつつも、ポスドク先の大学で、なかなか友達ができないのが少し淋しいです(周りからは十分いるでしょ!!っていわれますけどね)
poaneさん>この悩み(気持ち)は、海外在住の人
特有かもしれませんね。
てっきりPoaneさんはイギリスに留学していたのかと
思っていたら...
アメリカとオランダだったんですね。
そのまま、ドイツと来そうなのに...
ポーランド (ぷぷ 笑)
期間限定でも、本当に1つになったガンバッタ
友だちは戦友ですね。
私は戦場に1人残ってしまったので、
なんだか余計頭も心も複雑になって
しまったみたいです。
KiMmyさん>お久しぶりです!
私の知り合いの研究者の方も同じような
ことを言っていました。
確かに研究の世界って、ある意味狭いですもんね。
北海道の牛さんはどうですか?
そのうち、ドイツまで学会に来れるといいですね。
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