彼氏いないコンプレックス

実は今週の金曜日、WG-Muttiことニコルの誕生日です。

つねに周りに気を遣い、「もうイヤじゃ！」と卒論を投げ出そうとするkojisatoに「まあ、ここは落ち着いて…」とカプチーノを作ってくれて、カゼを引けば医学生ならでは、様々な薬品の提供と看護をしてくれて、「１人前は作れない」と、いつも皆にケーキや食事を提供してくれる…そんな、「母ちゃん」的存在な彼女ですが…

今年２５歳。

kojisatoの４つ下でした：ｐ

まあ、ドイツにいると年上も年下も関係なく、さらには他学生よりは必然に年が上なkojisatoとしてはそんなことを気にしていたらキリがないので、「精神年齢」でお付き合いさせてもらっています。
※つまり、ニコルの方が精神年齢が断然上！ってこと：）

そんな彼女が、今年に入ってから日に日に漏らす数を増やしているのが「溜息」。

クツサイズが、「４6」＝「28cm」が物語るように、たしかに「大きい」印象の彼女です。背丈も、Pa-pandaよりアタマ１つ分くらい大きい。

ちょっとイイカンジだったマルコとは、不完全燃焼でやっぱり「友情」のさやに納まってしまい、いまだ彼氏ゼロというのが、ものすごくコンプレックスみたいです。

kojisatoから見れば「考えすぎなんだよ、キミ…」という感じなのだけど、本人はいたって真剣。

もともと根が真面目すぎるから、余計追い詰められているみたいで、無謀なダイエットをしてkojisatoたちをハラハラさせたり…

うーん、彼女みたいなタイプはきっとお付き合いしたら結婚までしっかり続きそうだから、彼氏をトッカエヒッカエの子よりは、断然堅実で、医学部の勉強で必死な今は彼女にとってその時期でもないのでは…と思うのだけど。

ドイツの２５歳は、なかなか堪える２５歳です。

まず、両親の傘下にあった健康保険から独立しなければならず、児童手当も終了。

学生天国＝学割多しのドイツですが、学生でも「２５歳」がボーダーラインだったりします。

医学部は他の学部よりも学期数が多いのだから、そして、ドイツの大学進学率は日本の1/3くらいなのだから…同年代の子と比較しても仕方がないのだけど、「２５歳」、すでに働いて、家庭を持って…という人もたくさんいますね。

「あーーー」と、毎日のように嘆く彼女に…

オイオイ、そんじゃkojisatoはどうなるんじゃい！

と、返すkojisatoですが、焼け石に水(^_^;)

kojisatoも、かなぁ～り遅咲きな方で、確かにチョット焦った時期あったなあ。

チョット焦って、半ば無理やり付き合った元カレとは、やっぱり続きませんでした。「とにかく彼氏が欲しい！」って、付き合った相手とはあまり将来性はないのかな。

でもまあ、恋愛やら何やら…そっち方向に鈍感で

カゼをひいて医者に行ったときに、

「最後にGeschlechtsverkehrをしたのはいつですか？」

と聞かれて…

「免許は持っているけど、ペーパーです！」

※Geschlecht = 性、Verkehr=交通で、kojisatoは最後の言葉だけ理解。性の交通…先生の意味していることは分かりますよね（笑）

と答えて、先生の目を点にさせたほどウヴちゃんだったわけで、「２５歳で悲嘆しない！kojisatoはアラサー！」と、ニコルをプッシュ×２。

「お付き合いするような相手も、その時も、来る時に来る！焦るとロクなことない！」と、今週末も何度か彼氏いないコンプレックスのニコルをなだめていたのでした。

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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)