「朝起きたら、世界が変わっているかもしれない。」
まるで、新年を迎える大晦日の夜のような興奮状態のまま昨日は床についた。
アメリカの選挙権を持たないドイツ人までもが、昨晩は「選挙フィーバー」。kojisatoの大学では、大講堂が深夜一般に公開されて、皆で「歴史的瞬間」を体感しようというイベントの張り出しが出ていた。
ドイツ各地でも「選挙パーティー」。
kojisatoが寝ている間に、アメリカ合衆国の新大統領の最終結果が出た。
なんと支持率66%と圧勝で、バラック・オバマ氏が初のアフリカ系黒人の大統領に!
昨晩の「選挙フィーバー」は、すでに本選挙出馬を決める党大会で民主党のヒラリー・クリントン氏とバラック・オバマ氏の一騎打ちから始まっていた。
およそ半年、kojisatoのWG(寮ユニット)でも度々話題になり、近年のアメリカ政治について熱い議論が飛び交ったりとかしていたのです(こういう時、ドイツ人は筋が通っているから信頼出来るし、ディスカッションして学ぶことが多い)。
kojisatoがロストック観光ガイド養成講座を受けていたとき、担当の講師から何度も言われたことがあって
「公の場(ココではガイドをする時)の4大タブーテーマ」
1.政治
2.宗教
3.お金
4.Sex
1.政治
2.宗教
3.お金
4.Sex
堂々「政治」が挙げられているのだけど、今日はちょっとそんなテーマ。
世界経済恐慌と言っても過言ではない現在のバランスの崩れた世界経済への建て直し。
環境問題は徐々に、第一優先のテーマになりつつあり、各国がそれにどうやって足並みを揃えるのか。
イラク戦争も、その意味を再度問いただすべきである。
アメリカという国は、本来「白人」の国ではなかった。
それが、開拓者たちが原住民を迫害し、奴隷を調達し…そこから根強く残っている差別意識は絶対に「政治」というメディアで社会が国民に訴えるべきだ。
今回、アフリカ系アメリカ人のバラック・オバマ氏が大統領になったことは、昨今の世の中の悪循環を覆してくれそうな予感がある。
"Change"をモットーに、若者や広い階層の人々に希望を持たせたオバマ氏の本領発揮はこれからで、やはり自他共に認める「世界のリーダー」への期待は大きい。
何かが変わるかも…そんな予感に、kojisatoを含め、政治への人々の関心をさそったのも今回のオバマ氏の最初の功績だと思う。
なんか堅苦しくなったけど、さてこれからが本番。「選挙フィーバー」から「政治フィーバー」へ。自分の小世界の出来事に、ツイツイ一杯×2になって、新聞やメディアからの情報収集がなおざりになってしまうこともあるけど(恥)、もっとグローバルに世界のこれから、自分たちだけでなく次世代への未来をしっかり一緒に考えたいと思ったのでした。
≪余談≫
ドイツは、ベルリンまで演説に来たオバマ氏ヒイキが強かった。「オバマ効果」は、昨日の各地で開催された「選挙パーティー」。とりあえず、酒造業とDJの懐は温めたのではないのだろうか。
←世界の未来に、ポチっと!(笑)
2 Comment:
こんばんは^^
私も昨夜は4時?5時?ぐらいまで
テレビをつけっ放し(恥)で、選挙結果
を見ていました!世界金融危機の今、
アメリカを仕切る大統領=他の先進国
にも影響大ですね。
マケイン氏…税金云々って、それを売り
にして、叶った試しは無いですし。
オバマ氏に、期待大です。
>温泉も、人によっては赤の他人と
同じ湯船がイヤな人もいるし、
まさに友人夫婦はそういう感じで、
生魚=食中毒、プール=水虫が移る、
といった感じです^^;。ドイツ人の
同世代とはどうも合わず、皆40代ばかり
なのです…
あ、kojisatoさんとは同い年?ぐらい
ですが、気が合うと思いますよ^^;
(ドイツ人の同世代が…という意味で)
erdbeerさん>選挙終了後も、オバマ氏への
期待は続いてますね~。
って、朝の番組で占い師までその後を
占っていました。「これから大変になる」って…(苦笑)
温泉は無理に決行しなくても、食事は
その場で魚じゃなくても自分たちで見て
興味のあるものを楽しめるといいですね。
そういう時にerdbeerさんみたいに「ソレが何のか」
聞ける人がいること心強いを思いますよ:)
私の友達、なんか若い子がおおいかな?
ま、大学も一回日本で卒業している分
一回り私が年上ですしね。
頼りなくて、あまりそうは見えてないみたいだけど(爆)
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