宿泊は2泊だけど、前日は移動で終わってしまったので「効率良く」ということで、バスツアーを選択。
京の町を一日かけて巡るツアーは、平安京→嵐山(天竜寺)→金閣寺→清水寺のコース。
他のお客様も同乗でバスガイドさんの説明は日本語のみ。
一体どこをどの順序でめぐるのか、kojisatoもおおよそは聞いていて説明したのに「日本語だけ」なことにご立腹で(英語も分からない人が大半だが)、クレームの嵐。
バスガイドさんの説明をメモして、バス到着後に説明しようとしたら…
蜘蛛の子のように、勝手に散っていきました(大汗)。
そして、kojisatoが説明しないし分からないとか、ワガママ爆発!
同時に、kojisatoだって爆発!
さすがに眉間の皺だって寄ってきます。
バスツアー、基本は集団行動。集合時間があっても、堂々と最後に遅れてくる問題児。バスガイドさんに申し訳ないと頭を下げて待つと、ゴメンもアリガトウの一言もなし。
こうなると、kojisatoもメモした内容を説明する気力をなくします。
最後、清水寺の清水の舞台では独り芝居。(溜息)
問題児の一人が、京都が初めてではなく闊歩するのは良いけど思いっきり批判体制に入ります。ココでドイツ人のイヤ~な部分を見てしまった気分。
嵐山での自由散策は、もうグループをまとめずkojisatoと一緒に行動したい人とだけ動くことに。
にしても、京都は良い町です。来年もココに来る予定だけど、もっと時間をかけて平安な心で楽しみたい町です。
夜は、京料理と日本芸能7本立ての舞台、そして東山の上から夜景を楽しめる別ツアーに参加。
全てセッティングされた食事。日本食に飽きた問題児が、パンが欲しいと言ってきます(汗)
周りがドイツ語を分からないと思って、大声で文句や悪口を口する声がヒートアップする問題児。
それが解るkojisatoとしては、気分良くなかったです。
まあ、愚痴はその辺で…(気分悪くさせてしまって、ごめんなさい)。
祇園センターという、本来は外国からのお客様を対象に作られた文化会館。
1時間で華道、茶道、お琴、雅楽、狂言、舞妓さんの踊り、人形浄瑠璃と7つの日本芸能が楽しめます。
狂言と人形浄瑠璃は、一度見てみたかったのです。
狂言、酒好きな給仕がしょっちゅう主人の目を盗んで酒を飲むことから、主人が出かける前に両腕を棒に結びつけ、もう独りの給仕も手首を縛って、これで何事も起こらぬだろう…と出かけていくのですが…
アノ手、コノ手と酒を飲む方法を考えて、ついには余計に楽しい酒盛りに!帰ってきた主人を驚かせるストーリー。言葉がわからなくても、役者さんの動きで面白さが伝わったはず。
一番人気はもちろん舞妓さんの踊りだけど、それ以上にkojisatoを感動させたのは人形浄瑠璃。
3人がかりで動かす人形は、すでに「人形劇」の域を超えています。
これは、恋人の命を救うために必死に火の見やぐらの鐘を叩こうとするお七の姿。
鬼気迫ったものが人形から出てきます。
最後、夜景を楽しんで再び京都駅へ。
kojisatoだけでなく問題児に疲れた人はいて、そんなメンバーと小路の居酒屋へ。
カウンターしかないお店。こんな場所、kojisatoも行った事がありません。
そこで、ママの話を一緒にいたドイツ人の人との間で会話を介して楽しい夜に。グッと堪えることが多かった京の一日。ようやく気分も良くなって、その日は深夜就寝。
さて、京都行きの時に見つからなかった富士山が綺麗に出てきました。富士山といえば、雪を山頂にかぶった姿が一般的だけど、この日は「裸富士」。
今回の最後の目的地、東京へ移動します。
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