さて、六ヶ所村presentsの青森見学遠足。目的地は「下北半島」。
って、旅館からさっそくバスで移動が3時間。
道中天候はどんどん悪化。
風雪厳しい津軽海峡の荒波が削り上げた大自然を体感するには、大荒れの海を小型船で移動しなければなりません。
ビデオで、「美しい仏が浦」の説明が流れるもののkojisato(乗り物に弱い)もそれどころじゃありません。大興奮で元気な一同は、「危険だから、やめてくれ!」と言われているのに船の外へと乗り出す(大汗)。
本来ならソコで、通訳のkojisatoがドイツ語で注意をもう一度喚起すべきだけど、キタロー袋片手に憔悴しきったkojisatoにはそんな気力なし…
って、手で制されながら船外に出ることを咎められている彼らは、言葉が分からなくても状況で分からんのだろうか…。降船後、「説明がなくて全然分からなかった」と言われたが…ソレに言葉を失ったkojisatoなのでした。
「美しい仏が浦」を拝む余裕もなく、バスは再びむつへ移動。
ここでの昼食はイタリアン。前回、連続和食でソレが辛かった参加者がいたことからソレに配慮した六ヶ所村の計らい。
kojisato、すっかり気分も良くなって再び食べる(苦笑)。
ちょっと晴れ間が見えたかな???
と、空をチラチラ見上げながら向ったのは「三途の河」。
とても短い橋だけど、なかなかの急勾配。さらに雨が降っているから滑ります。これを向こう側に渡るとアッチの世界へ…そこで魂の悪い部分だけ置いていって、再び戻ってコッチの世界へ。
だから、一回渡りきったらちゃんと戻ってこないと「魂」があの世に置いてかれてしまうのです。
さて、そんなオドロオドロシイ場所にある硫黄の匂いが立ちこむ目的地は…
イタコで有名なのも、ココ。近年は、ホンモノが少なくなっているとか。
それでも、なんだか独特な雰囲気。そして、上の三途の河の橋の話を説明しても、戻ってこなかった問題児2名のバチが当たったのか…
kojisatoの折りたたみ傘はあっという間に破壊。恐るべし、恐山。
結局、予定よりも早々に恐山を後にすることになった一同。青森県最終夜となるこの日は、六ヶ所村よりホテル内のイベントを予約してもらいました。
5段せいろに入ったご飯を食べながら鑑賞する、青森3大祭りの音楽や踊り。青森県といえば「ねぶた祭り」ですが、実はそれは青森市で、弘前市では「ねぷた祭り」。
「みちのく祭りや」と題されたステージは、途中鑑賞者参加で盛り上がります。
って、率先して場を持ち上げるkojisato。跳ね人(はねと)と呼ばれるジャンプする踊りも、よさこい演舞も参加し、最後の演舞は何人か巻き込んで息を弾ませ、お開き!
朝晩と温泉を楽しんだ3泊も終了。実家に帰れないお詫びに、お土産を宅配便に託して…残る4泊5日は公式表敬ではなく、ドイツ人一行の日本発見の旅が始まります。
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