友達にアクシデントが起こった!
立てないくらいの腰痛に襲われた彼女は、夜間の緊急外来に行った。
彼女は、ドイツ語が話せない。
フランクフルトとかベルリン、ハンブルクといった「大都会」なら分からないけど、ロストックでは何だかんだ言って暮らすならドイツ語が不可欠になる。英語対応の診療所が少ないのだ。
その時、kojisatoは日本語の授業中でその場にはいれないくて、生徒さんに了承を得て携帯のシグナルをONにして待機。
なんとか鎮痛剤をもらって落ち着いた友だちの家へ朝一に急行して、Physiotherapie(物理療法)に予約をして、一緒に行った。
運良く、他の患者さんのキャンセルですぐに治療してもらえることに。
kojisatoが、実は密かに気になっていたPhysiotherapie。要するに医療マッサージです。
「通訳」としてkojisatoはその場に同伴させてもらったのだけど、本当に気持ち良さそう。
専門家は違います。背中を見ただけで、友達が痛みを抱えることを指摘しました。
そんな彼女から「謝礼」をもらった。
確かにkojisatoが「他人」に「仕事として通訳」をするのなら、それなりのお金を請求する。
でも、友達からは!?
思いがけないことだったので、一瞬驚いて、最初は受理をお断りしたけど、彼女からの好意を最終的には有難く頂くことにした。
特に、仕事とプライベートが混同すると、kojisatoはどんどんお金に弱くなる。
こんな時は、「ドイツ人」になるべきだよね(笑)
同じような問題は、日本語のプライベートのクラスにもあって、「友情価格」で提供しているkojisato。
それでも、お金には代えられない価値あるものを生徒さんから一杯貰っているんだけど…。
「けど…」があるということは、やっぱりソレもkojisatoの弱点を指摘していると思う。
実はPa-pandaも同じ「弱点」を持っている。そういうところに2人でお人好しなのだ。
今回の「謝礼」は、有難く、今週末のバースデーパーティー資金にすることにした。
そんな友達がから、帰ったら、kojisatoが重~く考えないようにフォローのメールがあった。
そういう気遣いって嬉しいよね。
kojisatoは、ちゃんと「社会人」になったことがないから、そこにもちょっと気後れがある。でも、そろそろ自分の能力をちゃんと「プロ」として認識して看板にしてもいいのかな?と、もう一歩踏み出したい部分なのです。
4 Comment:
まるで恋人の様に?元気に訪問^^
うーん…難しいですね。ドイツ人はお金にはシビアだと思います(あ、でもその方はドイツ人じゃないのか?)。
>「プロ」として認識して
私も悩んだ時期があって、ドイツ人に、「あなたの時間なんだから、お金を頂くのは当然」と思い切り切られました。
一時期、タダでレッスンをしていたら、(相手が10代で)案の定トラブルが発生。それ以降、ちゃんと頂くようにしています。
友人に理学療法士の人がいますが、彼らも5ユーロ程度のおまけをして、残りはみっちり
請求しています(友人間)。理由は、“体力仕事だし、毎度タダに出来ない”からだそうです。
長々とすみません。お悩みのようだったので^^!
Erdbeerさん>毎日、通ってくれてありがとう!:)
アドバイスもありがとう。
この問題は「一生の友」ですね。
私が提供するものは、商品でもなく
サービスだから、その付加価値が難しいのです。
>「あなたの時間なんだから、お金を頂くのは当然」
そうそう、日本的だと「誰かの為に
自分を削って…」
なんていうのが、ちょっと美徳にとられるけど、
ドイツの個人主義、そういうところは
ちゃんと見習いたいですね。
対友達って難しいですよね。
今回のお友達のように相手から言ってくれるのが一番良いですが、そうでない人もいたりするのも現実。
先日、ひょんなご縁でボランティアで通訳・翻訳をしました。依頼人の方は気を使って日本からお土産を持って来てくださったのですが、それでも無報酬のままこれがずっと続いたらどうだろ?と考えさせられました。
値段の付けがたいサービスだけれども、市場価格が存在するのも事実。
Kojisatoさんは社会で働く代わりに勉強を続けて能力を高めてきたのだし、頂くもの頂かないと逆に相手に失礼なくらいですよ。
Pupuさんへ、そうなんです!
通訳も日本語も、ドッカに所属していたら
看板を立てられるけど、どっかで
「自分はなんちゃって!?」と思うと
負い目になって自ずから弱い立場に追い込んで
しまうんですよね。
もちろん、日本の大学も、今の大学で
勉強していることもちゃんと認められている
ものだし、日本語だって、ちゃんとした
養成課程は受けていないけど、4年近く
現場にいる分、それなりに培っている
ものもあると思います。
要は自信ですね。
私は、人伝いで突然仕事が舞い降りることが
よくあるのですが、そのたびに価格を
決めることに悪戦苦闘です。
うーん、難しいですよね。
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