2008-12-10

メルヒェンの時間

すっかり「クリスマスシーズンだから…」を理由に、「クリスマスらしく」過ごすことがモットーなkojisatoのWG(寮ユニット)の今日この頃。

週末、モニママの家でメルヒェンをTVで見たと書きましたが、今日はWGで「メルヒェンの会」

「クリスマスらしく」がモットーですから(笑)、先週大量に焼いたクッキーとGlühwein(ホットワイン)も登場。

日本では、ディズニーバージョンの「シンデレラ」が有名ですが…

これまた旧東ドイツのメルヒェン映画(製作はチェコ)。

タイトルは"Drei Haselnüsse für Aschenbrödel"

「灰かぶりのヘーゼルナッツ」

意地悪な継母と義理の妹がいるものの、ディズニーと違って、あの可愛い妖精オバチャンはナシ。カボチャの馬車もナシ。「灰かぶり」と呼ばれる女の子、継母にコキ使われながらも結構勝気。自分で馬に乗って、野を駆け回ります。

ひょんな偶然で見つけた、3つのヘーゼルナッツ。

これが、一つにつき一回、彼女の運命を大きく変える手助けをしてくれるのです。

1つ目で、若い狩人に扮装して王子の鼻を明かして、

2つ目のナッツからは、舞踏会の衣装が!って、会場へ向うのも自分で馬に乗って。

ディズニーと同じく、片足のクツを落として彼女は会場を去るのだけど、最後は3つ目のナッツから花嫁衣裳が出てきて、目出度し×2。

おちゃめなオバチャン妖精の代わりに、ハトやフクロウなんかが「灰かぶり」を幸せに導きます。

意地悪な継母、豆を床にばら撒き…「これを、白いのと黒いのに一つずつボウルに分けるんだよ!」

と、無茶な注文を突きつけると、窓からハトが飛んできて、「灰かぶり」に代わって、豆を分けます。

「私だったら、絶対に窓開けないね…(-_-)」

テーマソングにあわせて、颯爽と「灰かぶり」が雪が積もった森を駆け抜けるシーンでは…

「あの馬、絶対に走りながらフンした!」

メルヒェンを見ながらも、シビアなコメントが交差します。

メルヒェンは、「昔々…」が出だし。「昔なんだから」、ちょっと現在ではあり得ない服装。

オシャレに厳しいアンネが、「うわぁ~ダサイ、これはないでしょ!」を連発(汗)

ある意味、面白いけど、ココに子どもとモニママは立ち入り禁止だね…

なんだかんだで、みんなHappy Endに大満足で、次はロシアの古いメルヒェン映画(1966)。

よくよく考えたら、ロシアって広いからアジアとも接しているじゃないですか。

所々、中途半端にチャイナっぽい(笑)シーンも登場。

そして、ココがロシア人っぽいのが…「化粧濃い」。

タイトルの"Väterchen Frost"って、「厳寒爺さん」????

ちょっと調べたら、マロース爺さん(Дед Морозとい名前みたいです。でも、「厳寒爺さん」というのは、まあまあ的を獲ていて、マロース爺さんが持っている杖が触れたものは、全て凍らせてしまうという力があったとか。旧ソビエト時代のロシアでは宗教が否定されていたため、クリスマスが公的にはなかったそうです。その代わりヨールカ祭りというのがあって、もみの木を飾り、サンタクロースではなくこのロシアのメルヒェンから登場するマロース爺さんが、いわばサンタクロースの代わりのようなものらしいです。

ここでも意地悪な継母にいじめられるナストゥイェンカ(というような響きの名前)は、ある日、イワンという見た目は良いけど、礼儀の知らない若者と出会います。

「結婚してください!」(爆)

って、展開速くない!?

そうは問屋が卸さずに、イワンは森の精(?)に無礼だったがあまり、バツを受けて、クマ男になっちゃうのです。

盗賊が出たり、鳥の足を持つヘンテコな家に暮らす魔女が出たり…とにかく、不思議な展開と不思議な雰囲気を醸し出す、ロシアのメルヒェンです。

あまりにも展開が速いところは、「え!!!!何を見逃したのさ!?」となるくらい。

最後はもちろんハッピーエンドなんだけど、その過剰な煌びやかさとか、結婚式のシーンのドイツとはまた違う「異文化情緒」の漂う感じ。

メルヒェンって、奥が深い!こうやって、比較するだけでも発見がたくさんありますね。

そんなこんなで、一番狭い部屋であるニコルのところに10人が集合して「子ども心」を楽しんだのでした。

ちなみに、ロシアって資本主義アメリカのディズニーに対抗しようと、アニメーションや人形劇製作がなかなかのレベルなんです。ずっと前にココで紹介したチェブラーシカも、その一つ。

ロシア語は全く分からないkojisatoですが、お爺さんのマッタリしたロシア語が好きです。

こちらもロシアの童話の一つ"Снегурка(雪娘)"です。ロシア語が分からなくても、癒されるので是非。まずはポーランド語!だけど、ロシア語もこうなると気になってきます。スラブ語系、奥深し…。


やっぱり、自然(特に冬)が厳しい場所は、こうやって自然の移り変わりがさらに情緒的なんでしょうね。

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2 Comment:

Pupu さんのコメント...

Kojisato、ロシア関連詳しい!早速、マロース爺さんの映画見てみました。つっこみどころ満載ですね(笑)あの鳥の家に住んでる魔女、バーバ・ヤーガ。スラブ・フィン(サーミ?)語圏の魔女みたいです。
Snegurka、コメントは「昔々おじいさんとおばあさんがいました」「春が来ました」「夏が来ました」というようなことしか言っていないので、画像だけで十分楽しめますね!

kojisato さんのコメント...

Pupuさん>ふふふ。
って、旧東ドイツはやはり旧ソビエト連邦と
結びつきがつよく、
「あの頃は~」と子どもの頃見たテレビ
の話題なんかになると、ロシアものが
出てきますね。それに、ポーランドもロシアと
色々な意味で密接した関係なので、
ロシアが詳しいというか、ドイツorポーランドを
経由して、ロシアを見てます:)
雪娘、そんなコメントなんですね。
さっぱり言葉が分からないと、何か
モノスゴイことを言っているような
気がする:p
マロース爺さん、早速画像を入手したの
ですか?
本当にツッコミどころ満載ですよね~。
え!?え!?え!?というのが私も連発でした。