「いや~、ドイツは興味深い。」がすっかり口癖になっているS&S夫婦のSお姉ちゃんと今日はデート:)
デートコースの最終目的地スーパーで、Sお姉ちゃんが気になっていた品を2人で半分こしてお試しすることに。
その名を、
Waschnüsse
英語で"soapnut"と言うそうで「石鹸の実」です。
(以下、付属の説明書を参考に...)
インドやネパールでは、およそ15mほどある木の木の実が洗剤の代わりに日頃使われていたそうです。この実の殻、水もしくはお湯の入った洗濯機に入れて回すと、サポニンという石鹸のように泡立つ配糖体が抽出されて、これが石鹸と同じような洗浄作用があるそうです。
サポニン、ラテン語でsāpō 。"soap"の語源ですね。
500gで5ユーロほど。これで、洗濯110回分ほどだそうです。ちなみに、柔軟材は不要。
普通の汚れで、4-5個の殻半分を付属の小さな袋に入れて、洗濯物の間に投入して後は普通に洗濯。(汚れが強い時は、6~8個、さらに強力な汚れは事前に染み抜き剤を利用して部分洗い)
こちらが、その中身。
洗濯後は、使用した殻は生ゴミもしくはコンポスへ。
100%天然原料のみなので、アロマを楽しみたい人は例えばラベンダーオイル等を洗濯前に数滴垂らしておくとよいそうです。
色物、煮沸洗濯、またウールやシルクに適していると表示されているこのソープナッツ。漂白剤が配合されていないので、白モノのくすみを避けるには漂白剤、もしくはベイキングパウダーを加えれば良いのだとか。
洗濯温度は30~90度となっているけど、30~60度の低温度で洗濯する場合は、同じナッツを2回使用可能。水質汚染になる科学物質も含まれていないので環境にやさしく、肌が敏感な人には良いですね。
このソープナッツ、洗濯洗剤だけではなくヘアケアーや食器洗いにも使われるそうです。
実はこのソープナッツ、日本でも古くからあるそうです。それが、羽根突きの羽の下...
「ムクロジ」です。
ムクロジって、漢字で「無患子」と書いて、読んで字のごとく「子どもが患わない=病気にならない」です。和名は「延命皮」。漢方薬として強壮、止血、消炎などに使われていたとか。
エコ活動を意識する人がドイツでも日本でも多くなってきた今日この頃。行き着くところは、古代の人々の知恵なんですね。
明日、週に1回のお洗濯の日。さてさて、結果が楽しみです♪
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kojiczuk (kojisato & Pa-panda)
4 Comment:
面白そうですね~、それに環境にやさしいなんて最高!ナチュラルなもの大好き!
最近はいかにナチュラルなものを使って生活するかにこだわっているのでこれも使ってみたいです。ケミカルなものはもういらない!
ポーランドにはないのかしら?検索してみます。探して見てもしなかったら今度会うときに一袋注文しても良いかしら?
Ryoさん>エコ、これからハマリそう!だって、面白いから:)
ケミカルなものが当たり前のようにあるけど、やっぱりケミカルは自然じゃないから、リスクはあると考えておいたほうがいいですよね。
ポーランドとドイツ、隣国だけどどうだろう???
もし見つからなかったら、是非連絡ください。
次回、持参します:)
あれれ、コメントできるわー!すみません!はーよかったよかった。この記事読んで超興奮していたのにコメできずにムズムズしていました。
この「石鹸の実」欲しい!こんなのが存在するんですねぇ。海外の洗剤独特の香りも好きなんですが、特に肌に直接触れるものなんかは濯ぎ残しがあるんじゃないかちょっと心配になるほど香りが強いので。これちょっと注意してスーパーとかで探してみようっと。エコバックやナチュラルコスメ使ってる私にとってこれはオイシイ情報です!ありがとう!!ポッチポチ!
poaneさん>私達もコメント復活で、ほっ...(笑)
「石鹸の実」ポーランドで見つかると
いいですね。
もし見当たらない場合は連絡ください。
Pa-pandaの実家とも近いので、デリバリー
しますよ:)
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